アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

放課後シンポジウム

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小中学生の放課後を考えるシンポジウムを塩竈市で開催しました。

 

日時:2018年5月13日(日) 10:00~16:00

会場:塩竈市魚市場 

主催:NPO法人ワーカーズコープ、一般社団法人プレーワーカーズ

 

このシンポジウム開催のきっかけは、塩竈市の児童館・放課後児童クラブの運営を指定管理で請け負っているワーカーズコープさんからの相談でした。

市の直営から受け継いで、一年が経ったところで、「遊び」を切り口にしているプレーワーカーズと何か連携してできないか。ということでした。

 

私たちとしては、「プレイワーク」の研修か、館庭への遊具づくり(を通しての環境提案)だったらご協力できます。まずは、子どもたちの普段の様子を見るためにも、プレーカーでのイベントをやってみましょう。

と、1月にプレーカーイベントを行いました。

そして、今年度の計画を立てていくにあたり、まずは、「遊び」をテーマに考えていこう。

そのためには、「児童館」の実践者でもあり、「プレーパーク」の実践者でもある、原京子さんを講師に招くのが適任だと考え、オファーしました。

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こどもフォーラム代表 原京子氏

自主保育をきっかけに子どもの遊び環境について関心を持つ。2011年こどもNPO設立。2003年、「子どもの参画」の実現に向けた実践拠点として「ピンポンハウス」開設。2008年~名古屋市児童館館長。2014年~2016年3月石巻市子どもセンターらいつ施設長。

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快く引き受けてくださり、ありがとうございます。

 

 

そんなことから、今回の「放課後シンポジウム」が始まりました。

 

また、昨年度、七ヶ浜町で、「ななはまっこプレーパーク」という新しい動きが始まり、その立ち上げに関わっていたつながりから、塩竈でもプレーパークをやりたい!という方にも出会っていました。

*実際、「がまっこプレーパーク」という名前で、活動を始めています!!

 

それもあり、塩竈でも子どものことを考える動きが広がっていくと嬉しいなという想いも、今回の企画を後押ししてくれました。

 

 

さて、前置きが長くなりましたね。

当日の様子をご覧ください。

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基調講演を原さんにお願いしました。

児童館運営のアドバイザーをするなかで、見えてきたことなどをとても分かりやすくお話してくれました。

例えば、「折り紙は1枚まで」なんていうルール。

皆さんは、よく聞くルールですか?信じられないルールですか?

こういうことに関しても、ひとつひとつ、「このルールは何であるの?」「誰のため?」と、問い直していくことで、児童館が本当の意味で“子どもの場所”になっていくことを教えてくれました。

 

そして、原さんから、児童館における「プレイワーカー」の役割も説明があり、今後ますます、児童館でも「プレイワーク」が広がっていくだろうと感じました。

実際、原さんが館長、石巻子どもセンターらいつにいらっしゃったとき、「移動児童館」や「プレイワーク合同研修」という形で一緒に事業を行ってきました。

 

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つづいて、塩竈で活動する団体の方々に活動報告をもらいました。

こういう機会を通じて、お互いにつながりあい、協力し合う体制が作れたらいいなと思いました。

 

一日がかりの長いシンポジウムだったので、ここでお昼休みを挟み、午後は、「話題提供」から始まります。

 

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会場は、ほぼ満席でしたね。

僕(プレーワーカーズ理事 廣川)からは、今の社会が子どもにとって、どういう状況なのか、そして、どうしていくと良いのかについて簡単に話しました。

どんなに素晴らしい児童館が、どんなに素晴らしいプレーパークが市にひとつあっても、すべての子どもたちが豊かな放課後を過ごせるようになるとは思えないので、そういう施設を中心に、「プレイワーク」の考えが、一般的なものになっていってほしいと考え、伝えてみたつもりです。

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最後は、ワールドカフェで、「ひとりひとりができること」について話し合ってもらいました。

じつは、こんなに大勢のワールドカフェのファシリテーターをするのは初めてでした。

でも、参加者のみなさんが、それぞれで話を盛り上げてくれていたので、全体の空気感としても良かったかなと思っています。

 

シンポジウムは、参加者も大変多く、良いものになったかなと思います。

今回のきっかけが縁で、子どもを取り巻く社会問題の解決に向けて、市民・NPO・自治体・学校・企業が協働する一歩となることを願っています。

 

廣川和紀

 

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高校生企画「地産地消フェス」のキッズブースをお手伝いしました!

2018年4月8日(日)、気仙沼の高校生が企画した「地産地消フェス」が市内南町で開催されました。100メートルほどの道路を歩行者天国にして、工作やお絵かきのできるキッズブースだけでなく、地元の食品を使った料理やスイーツの販売、思いのたけをぶつけるプレゼンテーション、軽音楽部などが演奏するライブステージなど、盛りだくさんの内容でした。高校生だけでなく、乳幼児~小学生の親子連れも多く、0~18歳のすべての年齢層の子どもが来場した印象でした。

 

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【やりたいことをやるための責任】

今回は高校生たちが手探りで準備を進めてきたこともあり、企画段階から相談をいただきました。

 

打ち合わせでは、

「私はいろんな人に出会ってここまで来たから、人とのつながりが感じられるイベントにしたい!」

「高校生だからできる、地域活性化を!」

東日本大震災を経て、成長した私達から感謝を伝えたい!!」

という熱い想いと同時に、

「本当に実現できるだろうか?」

「どうしたらいいんだろう??」

という不安が感じられました。

 

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学校の課題でもなく、部活動でもなく、自分たちが「やりたい」と企画したからこそ、のしかかる不安と準備の難しさ。

 

気仙沼中の大人たちも、ずいぶん手伝ったかもしれませんが、やりたいことをやるための責任を負って実行に移した高校生たちは本当にすごいエネルギーをもっていると感じました。

 

【遊び場の思い出】

キッズブースでは、ローテーションで高校生が代わるがわる担当しました。

「いまから担当します、よろしくお願いします。」

と挨拶に来ると、「そういえば、この車(プレーカー)を知ってます。震災直後にあそびーばーに行ってたので」と話してくれる高校生が何人かいました。「あそびーばー」とは、震災直後に日本冒険遊び場づくり協会が被災地支援として気仙沼市につくった冒険遊び場です。

 

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「震災を経て成長した姿を見せたい」と言っていた高校生たち。震災当時は小学生だった子どもが、高校生となって子どもを見守る側になっている、子どもと大人の時間の感覚はまったく違う、と感じる瞬間でした。

 

話を聞くと、震災直後に一緒に遊んだプレイワーカーの名前はよく知った名前もあり、くぎさしが好きだったこと、ザリガニを釣って食べたこと、いろんな「遊び場の思い出」を話してくれました。

 

懐かしすぎて、まき方を忘れたベーゴマに苦戦しながら。

  

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大人になった私にとっては何気ない遊び場のひとつひとつの場面が、子どもにとっては「思い出」として積み重なり、子ども時代を形づくると思うと、丁寧に過ごしたいなぁと思った日でした。

遠藤みゆ

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銀世界の遊び場 in面瀬川ふれあい農園

宮城県気仙沼市の面瀬川ふれあい農園は、この1年で運営が住民主体となり、いつでも遊べる広場として開放されています。プレーワーカーズは遊び環境をつくる支援をしており、12月~2月は毎月2日間連続のプレイワーカーがいる日をつくりました。

 

今年は稀に見る豪雪。
面瀬川ふれあい農園は広大な面積があるので、大量の雪で遊べました。


朝、オシャレな服装の6年生の女の子達と
「今日どうする?かまくらつくっちゃおうか?」
と話していると、
「家帰って、くつを替えてくる」
と本気モードに火がついたようでした。

雪の魅力は強いです。

 

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男子チームと女子チームに分かれて、かまくら作り対決。
「なんで女子のほうが大きいんだよ!」
「男子は遊びながら作ってるからでしょー!!」

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男子チームが雪合戦から帰って来なくなった時、男子の集めた雪は女子チームに吸収され、かまくらは完成しました。

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くたびれたところに、ポーッという懐かしい音。

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おやつにお芋を食べながら、冷えた足を足湯で温めます。

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お芋を食べながらお喋りしていると、乳幼児を連れてきたお母さんが、「なかなか雪遊びができる公園が近くにないので、この場所を知れて良かった」と話してくれました。

小学生も放課後に遊びに来るようになってきたようで、日常に溶け込む遊び場になっていくといいなぁと思う、冬の日でした。


遠藤みゆ

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市民と気仙沼市でイチからつくる初のイベント「ぷちうみのこフェスタ」

2018年2月18日、宮城県気仙沼市で「ぷちうみのこフェスタ」が開催されました。このイベントは、子どもとその家族のための、いわゆる“子ども子育てフェス”ですが、気仙沼市では大きな意味を持つイベントでした。なぜなら、市民と気仙沼市でイチからつくる初のイベントだったからです。プレーワーカーズが主催した子育て中のお母さんと気仙沼市の担当者が意見を交わす座談会から、この企画は生まれ、昨年の夏から実行委員会を組織して準備を進めてきました。

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【想定外の朝】

イベント当日、前日の夜から暴風雪にみまわれ、想定外の雪かきからスタートしました。風と雪のため、外でやる予定だった「ホヤぼーやトランポリン」は中止に。

日差しはあるけど、とても寒いこの日、どのくらいの人が来てくれるだろう…とそわそわしながら朝のミーティングを迎えました。


スタッフとボランティアを合わせると総勢約100人規模。朝のミーティングでは、スタッフとボランティアが初めて全員集合し、その多さに運営側も圧倒されました。子育て中のお母さんだけでは、人手が足りないとボランティアを募ったところ、多くの協力が得られました。普段のミーティングは15人くらいだったにもかかわらずです。

 

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気仙沼市長とホヤボーヤ、うみのこフェスタ実行員会共同代表の赤畑さんがバルーンを割る音でイベントは幕をあけました。

 

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会場に入ると、大きなバルーンのアーチが出迎えます。冬の気仙沼は静かな海と深い緑の山、まちが全体的にモノトーンになります。カラフルなアーチは見るだけでワクワクしますね!

 

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【あそぶ!】

一番大きな部屋は子どもの遊び場です。

 

ダンボールランドは、みやぎ生協さんにご協力いただき、トラック1台分の段ボールをいただきました。大豪邸ができたり、壊されたり、汽車ができたり、壊されたり、秘密基地ができたり、壊されたり…最終的にはつぶれた段ボールで山をつくり、巨大すべり台に。

 

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ダンボールランドの横にはジュニアリーダーの新聞紙プール、お絵かきコーナー。気仙沼はジュニアリーダーの活動が盛んです。ママサークルの活動の際に協力をお願いすると、子どもの見守りを手伝ってもらえるなど、よく一緒に活動しています。

 

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ジュニアリーダーのコーナーの横には、工作コーナー。材料は家に余っている卵パックやぷちぷち、ストロー、空き箱など。ハサミやペンは児童館のもの。このコーナーを運営してくれたのはボランティアさんでした。

 

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工作コーナーの後ろには、ミニバスコーナー。

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バルーンたかし君のコーナー。

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お二方とも、いろんなイベントでご一緒します。

 

ステージではジュニアリーダーがダンスを踊ったり、手品ショーがあったり、キャタピラレースをしたり、児童館の先生たちによる手遊びがあったり、子育てに関わる団体紹介があり、盛りだくさんの内容でした。

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ほかにも乳幼児がゆったり遊ぶ部屋「くつろぎスペース」や、静かに遊びたい子どものための部屋「コタツらんど」もありました。

 

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【食べる!】

遊んだ後は、おいしいごはん。
気仙沼で活動されている出店者の皆さんが、こだわりのカレーやパン、クッキーなどを販売しました。売り切れ続出の人気コーナー「うみのこ屋台村」でした。

 

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【癒される!】
ママ向けのワンコインで受けられるエステコーナー。
ネイルやマッサージなど、普段はなかなかできないけど、子どもが遊ぶスペースもあり、ゆっくりできたのではないでしょうか。

 

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お父さんの来場も多く、コタツらんどでお昼寝したり、遊ぶ子どもを見ながら、壁際に置いたイスでゆっくりする姿もみられました。

 

【知る!】

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廊下には子どもに関わる団体紹介の模造紙が貼られ、チラシコーナーもありました。気仙沼市にも様々な団体がありますが、知らない方も多いと考え、子ども・子育て支援の情報を発見できる機会になればと用意されました。

 

団体だけでなく、気仙沼の遊び場情報も共有しようと、「遊び場マップ」も設置されました。来場者が書き込むことができる、参加型の情報コーナーでした。

ところが、

「いつもは家で遊んでいる。遊び場が近くにあったら行きたいけど」

「あまり遊び場を知らない。むしろ教えて欲しい!」

という声が聞かれ、書き込んでくださる方が多くはなかったようです。

 

また、身体障碍をサポートする福祉用具の展示や、障がい児を支援する団体の紹介などもありました。わが子の障がいを疑っても、助けになる情報や団体に繋がるのは簡単ではありません。

「誰に相談したらいいの?」

「この先どうなるの?」

「怖くて相談できない」

と不安ばかりがつのります。

今回のような誰もが参加できるイベントの中に情報があることで、気軽に知ることができ、障がいへの理解も広がると思います。障がいでなくても、使うと便利な福祉用具もあり、手に取る方も多くいました。

 

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【初めての試みを終えて】

気仙沼市と市民がつくる初のイベントでしたが、約600人もの予想をはるかに上回る来場者に圧倒されるばかりでした。インフルエンザが大流行しているさなか、これほど来場するとは思わなかったものの、初めて出会う親子が多かったことが嬉しかったです。

 

私達は外遊びのイベントを開催することが多いですが、今回のように室内で開かれるイベントのほうが安心して来られる親子も居るのだと思います。

 

このイベントを作り上げたお母さん達にも圧倒されました。会議は子どもが幼稚園や学校に行っている間。準備作業は子どもを連れて。その力がなければ実現しなかったイベントだったと思います。プレーワーカーズは、遊び場やチラシの作成、会議の進行、様々な調整のみお手伝いしましたが、ここまでグイグイ進めたお母さん達に感服です。また、子どもの面倒をみてお母さん達をサポートしたお父さんやおじいちゃんおばあちゃんの存在もなくてはなりませんでした。

そうして準備を進めたお母さん達は、プレーワーカーズが間に入らずとも、行政機関とやり取りも進めるようになっていきました。イベントの成功もさることながら、この「ぷち うみのこフェスタ」で一番の財産は、行政の関係機関とお母さん達が“顔の見える関係”になったことだと思います。

 

遠藤みゆ

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アイスブレイク講座

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2018年2月10日(土)

子どもセンターらいつの会議室を使い、アイスブレイク講座を開催しました。

講師は、宮本大輝さん

 

研修講師として、企業向けだけでなく、国家公務員向けの研修を行う。テーマは、「ファシリテーション」「コーチング」「ロジカルシンキング」など。即興演劇インプロゲームや冒険教育を応用した体験型の研修が特徴。
役者歴:子役経験から数えて25年
即興役者歴:8年
ファシリテーター歴:学生時代から含めて10年

 子役として、大河ドラマに出演したこともあるそうです!

 

そんな宮本さんを講師に招き、体を使ったアイスブレイクのゲームを体感していきました。

 

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その後、連想ゲーム、超超超高機能カメラの開発会議などを経ていくうちに、インプロの世界に誘われます。

 

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インプロとは、即興演劇のことですが、教育、福祉、ビジネスの世界で応用され、行われているそうです。

 

仲間の意見を否定せず、重ねていく、「YES and」の考え方は、制度の狭間で新しいものを生み出すNPO 業界でとても大切なことだと感じました。

 

Aさん、Bさん、Cさんの意見を聞きながら、合意形成していくような市民活動(特に遊び場づくりはその連続)の現場に立っていても、自分自身も当事者に近ければ近いほど、想いがあればあるほど、偏ってしまいます。

 

自分自身の日々の仕事を振り返る意味でも、とても有意義でした。

 

続いて、「YES and」は、自然と演劇に近いような体を使ったものに変わっていきました。

 

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何をしている写真ですかね?

たしか、

船のイカリにタコが絡まって、それをモリで突こうとしている人を見る人。

だったかな?

 

つまり、風景を重ねるワークでした。

初めて会う人同士でこんなに笑いあえますか?

文章で説明すること自体が野暮なので、ぜひ体感してみてください。

 

 参加した方の感想でも、ファシリテーターのスキルはもちろんのこと、空気感や表情でも変わることが分かったとありました。

また、子どもに戻ったようだったという感想ももらいました。

 

そこで、余談、というか、本題でもあるかもしれませんが、子どもたちの遊びは常にインプロ的です。

 

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例えば、この日の雪遊び

2歳の女の子が最近ハマっているおままごとをパパと始めました。

最初は、小さな雪の玉をやり取りしていただけなのですが、それを見ていた小学生の子どもたちが、お椀や葉っぱ、ツララなどを駆使して、ケーキ屋さんを作ります。

 

そして、いつの間にか子どもだけで遊び始めていました。

夏のバーベキューかまどは、家になり、お買い物をしたら持って帰ってケーキを食べます。

 

こんな風に展開していくのが、遊びの面白さであり、ここで変に大人が組んだプログラムを挿入すると、この子どもの空想時間が奪われてしまいます。

 

 提供させる遊びが多くある昨今だからこそ、子どもが自由に作り出せる遊びの場や時間を返してあげたいですね。

 

 廣川和紀

 

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いしのまきパパ会議始動!

2018年2月9日(金)

IRORI石巻にて、いしのまきパパ会議が始まりました。

 

【いしのまきパパ会議とは】

カタチは決まっていません!!バン!!!

つまり、これから考えるということです。

でも、想いはちゃんとあります。

 

①パパたちがつながる

自分自身がそうですが、仕事は仕事の時間、プライベートは家族との時間。パパ同士で話すことってほとんどありません。しかも、ママサークルやママ会はあっても、パパ会じゃちょっと気恥ずかしい。

 

②話す

他の家庭のパパは、何時に帰ってくるのだろう?
土日は必ず休み?
世間話でプライベートを話さないパパたちはそんなことすら実は未知。
夫婦関係は?
子どもとどうやって遊んでる?
仕事上の将来設計と家庭とのバランスはどう考えている?
などなど、実は話したいこともたくさん。

 

③利用し合う

どうせ、つながりあって、話をするなら、もっと建設的な話もしたい。ある意味異業種交流会。お互いの仕事のことも話しながら、協力し合うこともできるかもしれない。

④遊び場にパパ

市民による子どもの遊び場づくりの多くは、ママが中心となって活動しています。しかし、子どもにとって、父親の背中がすごく大事。手作り遊具や火おこしなど、パパが遊んでるだけじゃない?と思われるようなことも子どもにとっては、魅力的な出来事の数々に。 

 

【第一弾トークセッション】

金曜日の18:30から「パパだから始まる俺たちの人生」と名付け、トークセッションを行いました。

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トークを進めたのは、当法人理事の廣川和紀とファシリテーター、プロコーチ、インプロバイザーなど多彩な仕事をこなす複業家の宮本大輝さん。

 

まず、専門的な分野として、宮本さんから、カップルコーチングに関する話題、そして廣川からは、子どもを取り巻く環境とプレイワークについての話題を提供し、次にパパ当事者としての子育てに対する悩みや夫婦との関係についての失敗談などを交えながら、話を進めました。

 

「パパだから始まる俺たちの人生」とテーマ設定したのは、パパだからこそ、仕事も頑張りたいし、でも、子どもや家族との時間もつくりたい。さらに言えば、自分の時間も少しは欲しい。といった大きな悩みを多くの人が抱えているのではないかと思ったからです。

 

【グループディスカッション】

2人のトークを見てもらう、聞いてもらうだけではなく、参加者のパパたち同士で話し合う時間もたくさん作りました。

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「仕事」「人生観」「家庭・育児」「悩み」「その他」という5つのテーマを設定し、好きな所に移動してもらったのですが、どこが一番多かったでしょうか?

 

答えは、「人生観」チームです。

『人生を設計図どおりに進めるのか、積み木のように振り返ったらできているものなのか』、もちろん結論が出せる話題ではないですが、こんな深い話が出てきていました。

他のチームでも、『育児っていうのはどこまでなんだ?』という問いが出てきていました。各チーム、もう少し時間を長くとって、話し合えれば良かったのかもしれないですね。

 

最後に、育児とはどこまでか?という問いに対して、パパ歴最長、中学生のお子さんがおり、子育て支援NPOの代表をされている方に、答えていただきました。

 

「結局、生活全般に関わること、どれを取っても育児」

「洗濯も、ご飯食べるのも、仕事も、家族と離れているときも育児。そのバランスが大事なので、それぞれの家族で話し合っていくことが必要。」

 

名言!!「どれを取っても育児」のTシャツ作りたいですね。と盛り上がったところで、時間となり第一弾トークセッションは終了しました。

 

第二弾がどんな形になっていくのかは、この日集まったみんな次第です。

 

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最後に、御礼を兼ねての説明だけ加えます。

今回のこの企画は、みやぎ県地域復興助成金を活用して行われました。

 

一見、子どもの遊び場や復興とはつながりのない事業に見えるかもしれませんが、プレーワーカーズが行っている支援活動は、「市民による子どもの遊び場づくり」の応援です。子どもに対しての直接的な支援ではありませんが、「我が子だけでなく地域の子どもたちの育ちと遊びを考える市民」がひとりでも増えることが、子どもを取り巻く環境の改善につながり、地域住民の力による復興を可能にすると考えています。

 

そのためには、いわゆる「主婦」の力だけでは難しいと感じています。ましてや、男女共同参画の時代です。共に働き、共に子どもを育てていくためにも男性の力も必要不可欠です。実際には、働き方の問題など、個人では変えられないものもありますが、今回、パパだけで13名が集まりました。これは、いままであまり目にしなかった光景です。このつながりを大切にしながら、石巻の復興に寄与できるよう活動を継続していきたいと思っています。

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廣川和紀

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冊子well-being完成 -子どもの人権に障がいの有無は関係ない-

2017年5月から月1回程度のペースで開かれた「ハンディっこ座談会」では、障がいを抱えた子どもの親が集まり、日常のエピソードや悩みを話し合ってきました。参加者は移動型遊び場プレーカーで出会った方々、「コミュニティー広場ふぁみりあ」のメンバーが中心でした。「ハンディっこ」とは、この座談会の名前を決める時につくられた言葉で、ハンディキャップを持つ子どものことです。座談会には市の担当者も同席し、生の声を行政に届ける場にもなりました。

この座談会が始まるきっかけは、2016年のこと。当団体の神林は気仙沼市で子どもに関連する座談会活動を始めており、障がいに関する声も取り上げたいと考えていました。そこで、遊び場づくりの活動で関わっている「コミュニティー広場ふぁみりあ」の代表である佐藤さんに相談したところ、「障がいについて話せる場が欲しい」と賛成してくださりました。その後、気仙沼市の担当部局である係長からも賛同を得られ、プレーワーカーズ主催で「ハンディっこ座談会」が実現しました。

 

気仙沼市ではこれまで、障がい児の子育て環境について、当事者と行政が本音で話し合える定期的な場が無かったため、この座談会は新しい試みでした。

 

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【まわりからの視線が痛い】

座談会開催を重ねるにつれ、生活の中の困りごとが浮き彫りになります。「障がい児を育てていると大変そうなのは分かるけど、何が大変なのか具体的には分かっていなかった」ということに気づかされました。

 

・スーパーでちょっとした隙に息子を見失い、見つけたら、商品を床に一直線に並べていた!?

・病院の待合室でじっとしていられず、イスに立ったり、動き回ったり。

・触りたいと思った物には触りに行ってしまう。などなど

 

発達や精神に障害をもつハンディっこの謎の行動エピソードは、話していると笑えますが、その時そばにいる親にとっては気が気でないもの。周りの人の白い目を感じながら、わが子を引きずって退散することもあるようです。

 

身体の障がいでは、車いすや装具(身体障がいを軽減し、立つこと・歩くことをサポートするため装着する福祉用具)を見るまわりの目が痛いという話がありました。言っちゃいけない・見ちゃいけない空気を大人がつくり、近づこうとする子どもを抑えようとする親もいます。

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「子ども時代に健常の子とハンディっこが一緒に居られる場がほしい。お互いの理解のため。」という言葉が印象的です。子どもの時から“障がい”を知っているだけで、偏見は少なくなるはずです。地域や家族といった身近な人の理解を得ることも難しい場合もあり、“障がいというだけで市民権も人権もない”、“影のように生きていくしかない”と話す表情は諦めの色が滲んでいました。

 

 

【ハンディっこにやさしいまちは、赤ちゃん・高齢者にもやさしい】

発達・精神・身体など、障がいは違えど、皆さん口を揃えて言うのは「トイレ問題」でした。身体が不自由だったり、おむつがとれるのが遅かったり、ハンディっこは使えるトイレを探すのも一苦労です。

 

・身障者用のトイレが、まちのどこにあるか分からない!

・ユニバーサルシートがなくてベビーベッドを使う時もあるけど、大抵入口付近にあって大きい子どもが使っているだけでじろじろ見られる。

・お母さんが世話する場合、子どもが女の子だと、女子トイレに入ってできるけれど、男の子で大きくなると障がい者用のところに入らないといけないから大変。

・遠出すると、始終トイレ探し。

 

「トイレ難民」という言葉まで飛びだし、その苦労がうかがえます。

 

障がいの視点から見えてくる、まちの姿があるようです。

砂や砂利道や歩道のない場所は車いすにはつらい。カゴ型のブランコなど、障がいがあっても遊べる遊具がほしい。走っても飛び出しの危険のない遊び場。車いすのままで入れる、エレベーターもしくはスロープのある学校が増えてほしい、などなど。

しかしどの意見も、乳幼児を育てている親や高齢者から聞かれる声に似ています。

トイレ、公園、道、まわりの理解…

障がいに関する意見は少数派と捉えられることもありますが、これから子育てや介護をする人、つまりほとんどの人にとって他人事ではないのだと思います。

 

【子どもの人権に障がいの有無は関係ない】
障がいを持っていても、その子なりに「やりたい」ことがあり、その瞬間を生きています。しかし、「やりたい」を阻む“ハンディ”がたくさん潜む社会に生きています。

 

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冊子well-beingにも掲載しましたが、“ハンディ(ハンディキャップ)”とは社会的不利のこと。障がい者本人に課題があるのではなく、障がい者が暮らすうえで社会の側に課題があることを指しています。


課題を持つ社会の中で、ハンディっこは生活しています。

その生き方についてあるお母さんは、

障がい者は、最後は施設に行くことになる。限られた世界の中でも、自分で楽しみを見つけられるようになって欲しい。それが日々の潤いになる。心が豊かに生きないと、ただ生きているだけでは…。」

と呟きました。

 

子どもが何かを「やりたい」「楽しみたい」と思う気持ちは、障がいがあっても抱く自然なもの。その子を尊重し、人権を守ることに障がいの有無は関係ありません。心豊かに生きられる環境のため、社会の側の課題を無くしたいという想いを込めて、冊子「well-being」は作られました。

冊数に限りがありますが、ご連絡いただければ配布いたします。(送料はご負担願います)
「読んでみたい」

「お店or施設に置きたい!」

という方は、ぜひ下記の連絡先までご連絡いただくか、プレーワーカーズの神林・遠藤のどちらかにお声がけください。

 

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「well-being 一般社団法人プレーワーカーズ情報誌 特別号」

★お出かけしたときに困ったランキング

★周囲にやってもらって嬉しかったことランキング

★こんなときどう思っているの?(耳をふさぐ、大声を出す)

★障がいと向き合うはじめの一歩(同じ保育園の子どもが障がいを抱えている、障がいを持っている子の親にどう声をかければいいの?)

★お互いの声を聴く(ハンディっこのお母さんたちの声、一般の保護者の声)

 

編集・発行:一般社団法人プレーワーカーズ

デザイン・イラスト・校正:種坂奈保子

協力:ふぁみりあ、気仙沼市マザーズホーム、気仙沼ハンディっこ座談会、気仙沼市内の保護者の方々、

発行日:2017年12月18日


遠藤みゆ

 

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一般社団法人プレーワーカーズ 

 

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