アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

【報告】みやぎ子ども子育て交流会

12月9日-10日、秋保木の家というロッジを借り、交流会を開催しました。 10団体、大人14人、子ども13人が参加し、お互いの情報交換をするなど、たっぷりと交流できました。 この日は、12月に入っているのにとても暖かく、河原で遊んでいてもまっ…

プレーワーカー養成講座の報告

2023年9月~「外遊びを通じて子どもと関わるプレーワーカー養成講座」と題した5回連続講座を開催し、その内の2日を公開講座としてたくさんの方に聞いてもらう機会としました。 5日間連続の養成講座に参加した方は12名。公開講座参加者はのべ63人でした。 常…

【プレーパークけせんぬま】おれは準二級ケンチクシ!

「え?準二級?」 「子どもだから、準二級」 やぐらの改造で木材をガンガン打ち付けていた子どもの言葉です。 大人は一級建築士で、子どもだから準二級、というワケ。 ぐっと寒くなった東北では、さすがに水遊びはひかえめになり、水鉄砲でピュッピュとかけ…

【りふ】たてやま公園で遊ぼう!

7月28日(金) 夏休みの遊び場を開催しました。 前回↓↓と同様に、準備を始めました。 https://playworkers.hateblo.jp/entry/2023/05/20/223518 夏休みといえど平日なこともあり、午前中はゆっくりペース。 その分、最初から来た子どもたちとじっくり関わるこ…

【プレーパークけせんぬま】料理は火おこしから

食材を抱えて遊びに来た子どもがいました。 雨が降っていて、「木材が濡れてる!!使えるのあるかな?」とぶつぶつ言いながら、マキを組みます。 ようやく火がおきて、 フライパンをゴシゴシ洗って、 油をしいて、ごはんを炒め、卵を入れ、ツナ缶を入れ、調…

【りふ】たてやま公園で遊ぼう!

2023年5月20日 利府町の館山公園でプレーパークを開催しました。 暑くも寒くもない、とっても過ごしやすい気候の中、自然豊かで、歴史のある館山公園の一画でのびのびと遊びました。 大人も子どもも合わせて、60人以上が来ましたが、広々としたところだった…

【プレーパークけせんぬま】卒業のない居場所

スタッフ産休のため、月8回やっていた遊び場を月1回減らした時期は 常連さんの多い6年生が中学校に入学する春でした。 秋になっても遊びに来なかったので、きっと中学校になってもう来ないかな?と思っていました。 ところが先日。 「おーーーーい!来てや…

障がい児放課後等デイサービス施設での遊び

【障がい児放課後等デイサービス施設での遊び】 2022年10月28日、29日 岩手県野田村の障がい児放課後等デイサービス施設「ピーターズキッズ」にプレーカーで出張しました。 28日は平日だったので、普段通りの放課後の受け入れ時間にホッケーや雨どいなどのプ…

【プレーパークけせんぬま】子どもの手

遊び込んだ子どもの手は、職人を思わせます。 あれこれ試して、土まみれのガサガサの手。 ナイフを使ってケガをすることもあります。 慣れた子どもは、自分で絆創膏を貼って、また遊びに戻ります。 自分の手でやってみる。 本で読むより、人から話を聞くより…

【プレーパークけせんぬま】ごちゃまぜファミリー

雨の日。遊び場の小さな部屋に雨宿り。 このテーブルを囲む人たち、親子みたいですが、誰も親子じゃないです(笑) うちの子も、よその子も、みんなで育ちあう遊び場ってあたたかい。 0歳から何歳まででも一緒にくつろげる場所です。 白幡みゆ ※※※※※※※※※※※※※…

【プレーパークけせんぬま】秋の栗ひろい

栗のイガが緑から茶色に変わり、ぼとぼとと栗が落ちてきています。 地面に落ちると、虫や獣に食べられてしまうので、 みんなでせっせと拾いました。 気仙沼のおじいさんが、「生の栗って食べたことある?」と聞いてきたことがあります。 肥後守ナイフで皮を…

【プレーパークけせんぬま】スリルを味わう

写真の2人、なかなかにスリリングな遊びをしています。 おわかりでしょうか。 頭上には栗の木。 足元には栗イガ。 見ているこちらが、ヒエッとなりそうです。 (イガが落ちたのが分かりやすいようにゴザをひいてますが、 何度掃除してもボロボロ落ちてくるイ…

【プレーパークけせんぬま】没頭する時間

遊び場では「やりたいこと」=「遊び」だと考えています。 名も無き遊びがたくさんあります。 写真の彼は、クラフトナイフでひたすら木材削り。 ガリガリ ガリガリ 持ち上げて、じっと見つめて 「いいじゃん」 ガリガリ ガリガリ 「なにつくっているの?」な…

【プレーパークけせんぬま】外遊びってなんだろう。

プレーパークけせんぬまは0歳から200歳まで誰でも遊びに来られる場所です。 とはいえ、「外遊び」にハードルを感じることもあるようです。 夏休みの終盤、雨予報の日に、一人で遊びにきた子どもが 「今日誰も来ないね」 と言いました。 「仲良い友達、呼んで…

【プレーパークけせんぬま】だれでも遊べる遊び場

プレーパークけせんぬまは「だれでも来ていい遊び場」です。 子どもだけで来られるように、参加費はなし。 その日の気分で来られるように、登録・予約もなし。 何歳になってもその子の居場所になれるように、年齢制限もなし。 でも想像します。 …考えうるハ…

【プレーパークけせんぬま】ゲームの世界は自由?

高学年になると、背中を丸めて一人ゲームに熱中する子どもをよく見かけます。 近くを通った時に、 「あーーやられた!!おまえ何してんのー!」 とその子が叫んでびっくりしました。 その後も、ぶつぶつ何かを喋っていました。 「なんで一人で喋っているの?…

【プレーパークけせんぬま】どろんこってさわっていいの?

初めて来た小学1年生をどろ遊びにさそったところ、 「どろ?あそんだことなーい! それさわっていいの? え?いつも服が汚れるから、さわっちゃだめって言われてるよ」 と言われてびっくり。 泥に汚れた服の洗いにくさは、遊び場で働く身としては共感します…

【プレーパークけせんぬま】どじょうって本当にいるんだ!?

大人になって遊び場で働くまで、 私はドブにどじょうが住んでいることを知りませんでした。 本物を見たこともありませんでした。 どじょうすくいはヌルヌルで難しいと聞いたことはあっても、 本当にさわったことはありませんでした。 しかも日本にはどじょう…

【プレーパークけせんぬま】まんまるの梅の実をとりました

先日、毎年恒例の梅の実とりをしました。 「わーー!いっぱいついてる!」 「おれ、運ぶ係ね」 「梅興味ないし。それより遊ぼー」 大盛り上がりの梅の木まわりと、マイペースのんびりなウッドデッキ。 緑のまんまるな梅の実が枝にいっぱいついているのを見る…

【プレーパークけせんぬま】スタッフが利用者になった日

先日、生まれた我が子を連れて遊び場に行きました。 産休中なので、2ヶ月ぶりです。 「ちっちゃいね〜」 「オレ、おせわする!」 「指つかまれた…帰れなくなっちゃった」 出生数が低下する気仙沼市で、 珍しい小さい赤ちゃんに釘付けの子どもたちでした。 子…

【プレーパークけせんぬま】アツい!!中学生プールにドボン!!

6月も半ばを過ぎて、東北も梅雨入りしました。 遊び場の梅の実がなかなか膨らまないほど、今年は雨が少なく、 先日のプレーパーク開催日も暑かったです。 こんな日は、常連メンバーがプールの準備を始めます。 小学生がせっせとブルーシートに水を溜めている…

【 悩むなんて無駄無駄、自殺なんて無駄無駄無駄無駄~! 】

何を悩んでるんだよ?もっとテキトーに生きればいいんじゃないの? 学校?いやなら行かなきゃいいじゃん。やめちゃえやめちゃえ。友だち?そんなのいなくたって全然へーきなんだけどなあ。いらないじゃん。受験?それ何の役にもたたないよ。笑先生?赤の他人…

【自殺防止メッセージ】みかより

芸能人の自殺を受けて報道が続いた。 これを受けて、私はプレーワーカーズホームページで注意喚起のお知らせを載せたいと思った。5月の大型連休明けとも重なり、後追いへの不安が募ったからだ。 名取のメンバーですぐに話し合った。 そのすったもんだをここ…

【プレーパークけせんぬま】何が「勝ち」かは自分で決める

子どもは遊びのルールをどんどん変えていくもの。 先日は、びっくりどんでん返しが起きました。 数字の大きさが分かれば、小さい子でもできる「ハゲタカのえじき」は、 吹雪で外で遊べない時は、この遊び場で人気のカードゲームです。 ルールは簡単、山札か…

寒波の中でのなとりむくむくプレーパーク

2021年12月26日 名取市委託事業なとりむくむくプレーパークを開催しました。 寒波で最高気温も0℃を超えない日だったので、火消し用のバケツ水も夕方には氷が張っていました。 そんな中でも焚き火を中心に集まってきて、かぼちゃを焼いたり、お餅を食べたり。…

今日は雪の日、遊び日和!!

気仙沼では、今年初めて積もるほどの雪が降りました。 朝、カーテンを開けると一面の銀世界。子どもの頃の興奮を思い出すようです。 大人になった今は「あー、車がスリップしないかなぁ」「水道は凍結していないかなぁ」と不安なことが頭をよぎりますが。 10…

宮城県プレーパーク座談会 2021年10月29日・30日

2021年10月29日・30日 子どもの居場所○○(宮城県名取市下増田丁地96-2)&オンラインにて、宮城県プレーパーク座談会を開催しました。 県内でプレーパークづくりの活動に関わっている人が集まる機会を作りたい!って思って呼びかけたところ、2日間で30名の方…

【プレーパークけせんぬま】子どもの頃の「体験」は健やかな成長を支える

夏休みが終わり、もうすぐ1ヶ月。 気仙沼は寒い日が増えて、長袖を着込むこともあります。 コロナ禍の夏休みは、子どもの少ない遊び場でした。子どもも大人も外出に気を遣う日々。 遊び場に来ても友達が来ないので、 「ひまだー、なにもやることない。どこに…

梅シロップかき氷と、毎年の約束

気仙沼の夏は短いです。 例年、7月半ばに梅雨が明けて、暑くなったなぁと思って8月のみなと祭りが終わるともう秋の気配。 今年はどんな夏になるでしょうか。 夏を満喫するにはまずこれだ!!と思い、 先日、かき氷機を遊び場に持っていきました。 ハンドル…

「コドモノケンリ?守れてないんじゃないの!?」と子どもに怒鳴られました

ドスドスと歩み寄って来て、目の前に突き出された「つうしん」。 「これ、ここのとこ、読んで!!」 「はやく読め!」 常連の女子&男子が怒っているように、鼻息荒く指さしたのは、 「つうしん28号」の「こどものけんり コラム②」でした。 これは…おもしろい…