アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

プレーワーク研修しました!

10月31日~11月1日の2日間、宮城県気仙沼市中央大学の学生達と共にプレーワーク研修を実施しました。講師は神林俊一ことかんぺーです。参加者は興味ある若者やお母さんを含め7人。2才の男の子が走り回る和やかな畳の部屋で、お茶を飲みながらゆったり研修はスタートしました。


研修の目的は子どもとの関わり方を学ぶこと。そのために実施した内容は子ども時代を思い出し、自分と向き合うワークショップでした。子どもにとって良い関わり方は、ホントはすべての人が知ってるはずなんですね。なぜなら誰もが子ども時代を過ごしてきているから。


でも子ども時代を思い出すにもコツが要ります。そのためのプレーワーク研修です。研修では子ども時代の楽しかったこと嫌だったこと、面白かった遊びを言葉にしてメンバーと共有しました。すると懐かしいのか悲しいのか、じわじわ涙があふれ、昔の感情が湧き出てきました。子ども時代に押し込めた感情があることを、子どもの私が教えてくれたみたいです。


研修では相手の話を聴くワークもしました。話す人、聴く人、2人を観察する人、それぞれの立場に立って気づいたのは、聴くだけでいいのにそれが案外難しいということ。そして解決しなくとも話を聴くだけで心は救われるということ。

じゃあ誰の声を聞こう?

研修から半月。私は子ども時代の私の声を聴き続けています。押し込めて忘れていたぐちゃぐちゃな気持ち、それはきっと今を生きる子どもも感じているかもしれません。整理しきらないとしても、この感覚は忘れないようにしたいです。


大人になってしまった みっけ(プレーカー乗務員)



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