アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

大人も遊びたい

 ぐりどんスペシャル!2015   こぼれ話その2

  「大人も遊びたい」

 

いろんな素材と道具。どれを使ってもいい。何を作ってもいい。そんな工作台はどの遊び場でも大人気です。

 

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「ぐりどんスペシャル!2015」では、地域の住民さんが加工しやすく,形の面白い木材を提供してくださいました。子どもはもちろん、保護者として訪れた大人も工作に熱中!

 

とあるお母さんは始まりから終わりまでずーっと工作していました。

 

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「この木いいんじゃない?なにか作れそう!作ってみなよー」

子どもに言っているうちに、自分が楽しくなってきたらしく、

「ノコギリちょっとかして!」と

気がついたら子どもより夢中に!

 

他のお母さんも夢中になって、ママトークをしながら工作。子育てについて話したり、それも一時忘れて工作を楽しんだりと、とってもいい雰囲気でした。

 

子ども達も、お母さん達がゆっくりしているのを見て、安心して工作を楽しんでいる様子でした。普段は「危ない」と注意されそうなノコギリやトンカチも、自由に使えるチャンス!

子ども自身もケガをしたくはないので、試行錯誤して挑戦します。

「イタイ!指打った!」「刃の下に手を置いたら切れそう、気をつけよう」
という子どもの様子を見て

成功と失敗を積み重ねて、想像力は養われていくだなぁー

と感じます。

 

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そしてついに作品を完成させたお母さん。

「これ玄関に置いてカギ置きにできそう!」と大満足!!

 

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家事、育児、仕事、なにかと忙しい親たち。大人だって遊びたい!と思う時はありますよね。遊び場では大人も楽しんでいいのです。

 

なぜなら、大人が楽しめば、そのぶん子どももゆったり遊べるから!

 

それは子どもにとってもイイことです。「帰りたいな~」と思う大人の気持ちは、子どもにもじんわり伝わります。だからこそ、大人も楽しんだ方がイイ!

 

おしゃべりでも、料理でも、楽器を弾いてもいい。

大人の楽しめる遊び場はステキです。