アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

ミーティングはじめの一歩講座

ミーティングはじめの一歩講座

講師:三浦友幸さん

 

東北の寒さもゆるみ、外遊びが楽しい季節が巡って来ました。

子どもの活動をしたい!というみなさんにとって、春はスタートの時期です。

 

活動をスタートするために最初にすることがミーティング。ところが、

話がかみ合わない・・・

同じ問題につまづいて話が進まない・・・

そんな状況に陥ることもしばしば。

 

そんなことを防ぐため、三浦友幸さんを講師に招きチームメンバーの性質を知るワークショップを中心に、ミーティングで大切な部分を確認する講座を開催しました。

 

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場所は宮城県気仙沼市の前浜マリンセンター。子どもに関わる団体の職員や地元のお母さんが参加しました。

 

三浦さんは「ミーティングで話す相手との距離感は遠すぎても近すぎても話しにくい」と言います。まずは自分の性質を知るために、思いつく限りの性格をカードに書きだしていきました。

「がんこ」「八方美人」「怒ると黙る」「明るい元気」「凝り性」・・・

 

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次はそれに対して、良い面なら悪い面を、悪い面なら良い面をカードに書きだして、テープで貼っていきます。

「がんこ→自分の軸はぶれない」「八方美人→社交的」「怒ると黙る→ケンカにならない」「明るい元気→うるさい」「凝り性→完璧主義」・・・

 

そして自分以外の人の性質を知るために、カードを見せ合いました。

「案外、この人と自分は似てるんだ!」

「悪い面を言い換えると、こんな良い面になるんだ」

何度も驚きと発見の声があがりました。

 

この講座の参加者は、これから子どもの活動で一緒に活動するメンバーが多かったので、お互いの理解を深め合ういい機会になりました。しかし、付き合いが長くなればなるほど、相手への見方は偏っていきます。そんな時、今回のように見方を変えて良い距離感に戻し、より活動しやすい環境にしていければと思いました。