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アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

「子どもの日だからこそ、子どもたちの声を聞こう!発信しよう!」

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石巻市長、石巻市職員と子どもたちの意見交換会in石巻子どもセンターらいつ

普段子どもセンターで活動する「子ども会議」と「子どもまちづくりクラブ」のメンバーが何度も話し合いを重ねまとめた提言を伝える場でした。

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「遊び場について」
もともと公園だったところに仮設住宅ができているので、遊ぶ場所が少ない。そして公園の質も低い。雨の日でも遊べる場所が欲しい。と言った理由から各地域にらいつのような施設が欲しい。

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高等教育への就学援助について」
現在も石巻市には貸与型の奨学金があるが、対象となる人の幅が狭いのでもっと広げてほしい。また社会人になった後も生活するのがやっとで返済をするのが非常に困難なケースが多いということも問題だ。

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「防災について」
子どもだけでいるときにどこにどう避難すればいいのか分からない。学校では避難訓練を行うが、常に学校にいるわけではないのでマップや看板を工夫するなどして子どもでも分かるようにして欲しい。
また、避難訓練を地域や手で行うことが普通のまちにしていきたい。

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という3つのテーマから発表がありました。

これらの提言を元に市役所職員や市長からの意見や返答があり、その後グループに分かれディスカッションも行いました。
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《オブザーバーとして参加した感想》
まず何よりこの場の空気を感じることができて良かった。
ワークショップなどで、子どもの声を拾うだけのものとは全く違う、本当に子どもたちが考えて、しかもまとめあげた提言だったと思う。
正直に言って、おとなは「市民として」先を越されたような気さえする。
市が決めたことに従うだけでなく、自分たちの要求を通そうとするだけでもない。
子どもたちの意識は、より良い社会をつくるための意見交換に向いていた。

子どもたちの立派さに感銘を受けつつも社会活動をする人間として負けていられないと思った。
同時に、遊び場に関してはもっとおもしろい提案ができると感じた。
遊ぶ主体は子どもたちだけど、子どもたちは置かれた環境とそれまでの経験からしか発想できない。(自分もそうだ)
だからこそ、子どもにとってどんな環境が良いのか大人たちが議論する必要がある。
「時間、空間、仲間が足りない!」と叫ぶだけでなく、総合的に解決するための糸口を探す議論。公園があっても、忙しくて移動手段がない子どもばかりだったら、公園に子どもの声も笑顔も溢れない。

その答えを僕が持っているわけではない。

でも、みんながパズルのピースを持ち寄れば見えてくるものがあるかもしれない。

その機会をつくりたいと改めて感じた日だった。

かずき