気仙沼市面瀬に子どもの居場所が!
面瀬川ふれあい農園プレイベント「面瀬川ホルモンパーティ」
日時:5月21日(土)11:00~15:00
場所:面瀬川ふれあい農園
震災後のまちづくりの中「多世代が集まって交流できる場所が欲しい」という意見から生まれた「面瀬川ふれあい農園」。子どもはのびのび遊び、大人は畑づくりやお茶を楽しみながら子ども達を見守る、そんな素敵な場所が宮城県気仙沼市の面瀬地区に生まれようとしています。
地域主体で進める遊び場づくりには、住民の理解が欠かせません。5月21日(土)は住民の理解をいただくための青空説明会を開きました。説明会と言っても長く話をするのではなく、実際に遊ぶ子どもの様子を見ながら、大人もイベントを楽しみながら、今後やりたいことを話し合いました。
まずは「テーブルとイスがあったらいいね」という声を受けて、地元のお父さん達が丸太を運び、一人のお父さんがチェンソー1台であっという間に机とイスを作り上げました。
地元のお母さんは美味しいホルモン焼きと焼きそばをどんどん作ります。帰り際、「こんなことで役に立てるなら嬉しい」と一人のお母さんが言いました。でも美味しいランチがきっかけで地域住民が集まり、子どもがのびのび遊んで育つ環境ができたら、こんなにすごいことはないと思います。
この日に来場した子どもは、幼児~小学生が15人程度でした。農園の広い草原を走ったり、側を流れる面瀬川に入って水の冷たさに歓声をあげたり、全身で遊んでいました。
小学高学年くらいの女の子達は、「ここにテーブルとイスがあったらいいな」と言って、クギとトンカチで作り始めました。同じ長さに何本も木を切り、クギで打ち、ようやく完成したテーブルとイス。本棚と本も手づくりして、なんだか自分達の秘密の部屋のようで、とても満足そうでした。
小学中学年くらいの男の子達は「バレーがしたい!」といって、木と麻布でバレーのネットをつくりました。お父さんと男の子達でバレー対決をしていました。
この日の面瀬川ふれあい農園は「やりたい!」と思ったことが子どもの力で形にできる最高の遊び場だったと思います。
今後は丸太テーブルを活用してお茶会を開き、花壇づくりや畑づくりをしていきます。大人も子どももゆっくりできる居場所となって、小学校の夏休みに遊び場の連続開園できることを目指しています。
【面瀬川ふれあい農園バックナンバー】
2016年10月7日 子どもが主体になる時 -気仙沼市立面瀬小学校総合の授業2日間-
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/10/07/000000
2016年9月2日 「失敗した甲斐があったよ!」面瀬川ふれあい農園夏の連続開園
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/09/02/090000
2016年8月2日 ひろい草原と川のある遊び場 オープン!!
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/08/02/190000
2016年6月26日 居心地いい場所
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/06/26/193500
2016年5月21日 気仙沼市面瀬に子どもの居場所が!
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/05/21/200000
2016年1月23日 気仙沼の小学校で授業をしてきました!
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/01/23/210000
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