ユニセフハウスにて遊び場
「あそびのちから~子どもたちの復興をささえたもの~」
日時:6月14日(火)14:30~16:00
場所:ユニセフハウス(港区高輪4-6-12)
その報告会の間、会場の駐車場でプレーカーの展示と、遊び場開催をしました。
コンクリートとビルがひしめく街の一角に開いた遊び場。そして突如駐車場に現れたブランコに、驚く通行人。幼稚園帰りの親子や、旅行中らしき台湾の親子、修学旅行中の中学生が立ち寄っていきました。
3才の男の子は普段触れない本物のノコギリ・トンカチや木材を眺めて、しばらくウロウロ歩きまわりました。 そして、遊びスイッチが入った瞬間 …
「青のガムテープはある?」
「スタンプみたいにしたい!スタンプ台ほしい」
「(木を重ねて)これハムサンドみたいでしょ」
一気に遊びたい気持ちが溢れ出したようでした。
普段車の停まっていないユニセフハウスに朝から派手なプレーカーがあったため、幼稚園帰りに立ち寄ってみたという親子や、たまたま通りかかった親子。お母さん達と話すと「冒険遊び場」という単語も初めて聞いたらしく、「行ってみたい!」とその場でスマホ検索していました。
市民活動でつくられることの多いプレーパークは小規模の場所がほとんどで、できたり無くなったり、場所が転々と変わったり、最新の情報をまとめるのが難しい性質があります。しかし、その親子が住んでいる地域は行政も関わっている遊び場があったので、検索はそれほど難しくなかったようです。
都市部である東京でも自然に囲まれた東北でも、不思議なことにお母さんは同じ悩みを口にします。
「子どもにはいっぱい遊んでほしいけど、遊ばせる場所が少ない!」
子どもが自由に遊べる環境はどこでも求められているようです。今回のように子どもが自由に遊べる環境を大人が保証すれば、子どもは自然に遊び出す事も共通でしょう。
プレーカーでは、
数時間でも子ども自身がどう過ごすか選択し、自分らしくいられる時間をつくれます。
狭い場所でも子どもが「遊びたい!」と思う空間をつくれます。
子どもの「こころ」と「からだ」の成長を刺激する素材と道具が詰まっています。
数時間だけでも、場所が限られていても、プレーカーは地域の状況に合わせて、子どもにとってより良い遊び育つ環境をつくることができます。今回の報告会はひとつの大きな区切りですが、子どもの遊び場づくりはまだまだ続きます。
プレーカーのご依頼があれば全国各地どこでもお伺いしますので、お気軽にご連絡ください。
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一般社団法人プレーワーカーズ
必要なのは立派な遊具でも大自然でも走り回れるスペースでもありません。子どもの力を信じて寄り添い、「遊びたい!環境」を引き出すこと。それを専門とするプレーワーカーがあなたの町へと伺います。
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