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アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

【自由な遊びと自由な働きかた】

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自由っていいですよね。

だけど、

子どもたちの遊ぶ環境を見つめると、とても制約が多くて自由に過ごすことが許されていないと感じます。

ボール遊びが禁止になっていたり、塾や習い事、児童クラブなどで時間的な制約があったりすることは分かりやすい事例でしょう。

そして、大人との関わりの中でありのままを認めてもらえずに自己肯定感が低いまま育ってしまうこともよく言われる社会問題の1つです。

 

一方、大人の社会に目を向けると日本型雇用、いわゆる終身雇用と年功序列賃金が崩壊したのにも関わらず低賃金のまま長時間、会社の都合で社員を使いつぶすブラック企業が問題となっています。

また、高齢化と女性の社会進出が進むにつれて、介護や子育てを抱えながら働く社員が増えてきました。

 

こんな日本社会の中で、子どもの遊ぶ環境をどうにかしたいと思うプレーワーカーズですが、個人的には働きかたについてもどうにかならないものかと常に考えています。

 

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私自身、1歳の娘を育てながら仕事をしています。妻も働いています。

運よく保育園は決まりましたが、小規模園のため3歳未満児までの受け入れです。

そして、子育てをしてみると実感として初めて分かるのですが、本当によく風邪をひくなど、思い通りにならないことばかりです。

 

子どもの幸せを願う親としては、一緒にいてあげたいですが、同時に仕事をしないと生活をすることすらできなくなります。

ワークライフバランスを考えるのは本当に難しい。

 

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こんなことを日々考えている中で、「イクボス」という言葉と出会いました。

 

「イクボス」とは、職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のことを指します(対象は男性管理職に限らず、増えるであろう女性管理職も)。(イクボスプロジェクトより)

 

こんな器用なことできるのか!?

でも、目指すところはこうでありたい。

こういう大人がたくさん増えてくれるといい!

 

と感じました。

 

「イクボス」という言葉は「イクメン」からの派生だと思うので、育児参加をする男性のイメージが強いかもしれませんが、「多様性を許容し、ひとりひとりを尊重する」ことのできる人だと思います。自身に子どもがいるかどうかは関係ありません。また、子育て中の社員を応援するだけにとらわれる概念でもありません。

 

そう考えると、「子どもを評価しない」という立場で関わっているプレーワーカーとも近いのではないかと感じ、共通項を探してみました。

(私の見解です。)

 

【イクボスとプレーワーカーの共通項】

1、気持ちを尊重する

2、違いを認める

3、ルールを疑う

4、できる方法を考える

5、責任を負う覚悟を持つ

6、おもしろがる

7、助け合う

8、寄り添う

9、信じる

10、主体性を尊重する

11、自らも遊ぶ

12、自らも挑戦する

 

子どもや部下を管理し育てるのではなく、自由に遊んだり、自由に人生設計を組み立てたりできるような環境を整えるという点でイクボスとプレーワーカーは共通しています。

 

社会全体が自由で、個々人の判断で行動できるようになっていけばそれが1番ですが、最初に挙げたように子ども社会も大人社会もまだ窮屈です。

その窮屈な社会環境の中で、自由に生きていける人を増やしていくには、考え方や行動の工夫、そしてその環境をつくり上げる人の覚悟が必要。

だからこそ、プレーワーカーやイクボスがこれからさらに求められていくのだろうと感じています。

 

まずは、私自身が妻に感謝しつつ、ワークライフバランスを考えていきます。

 

統括マネージャー/理事 かずき

 

ちなみに、イクボスに関しては、NPO法人ファザーリング・ジャパンのホームページをご覧ください。

http://fathering.jp/ikuboss/about/