アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

「失敗した甲斐があったよ!」面瀬川ふれあい農園夏の連続開園 

面瀬川ふれあい農園は地元の小学校の夏休み(7月22日~8月25日)に合わせて子どもの遊び場として開放しました。地元住民が2人1組で毎日見守り当番をしていますが、プレーワーカーズが担当する日は5日間ありました。

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2016年7月26日、この日はプレーワーカーズが遊び場を担当する最初の日でした。朝から土砂降りの雨が降ったり止んだりの不安定な天候。にも関わらず、大人を落とすための穴を掘るのに一生懸命な子どもたち。

なぜ、イタズラを考えている瞬間、こんなに楽しそうなんだろう?

そしてなぜ、落とす大人の目の前で掘るんだろう??

 

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雨に濡れて寒いので、今日はバーベキューコンロで焚き火もしました。昼食は焼きそば、デザートにべっこう飴・焼きマシュマロという焚き火フルコースです。

 

べっこう飴は大人気でした。おたまに砂糖と水を入れて自分で煮詰めて作ります。これがかなり難しい。加減を間違えば、キツネ色を通り越して真っ黒な消し炭になります。

 

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コツを掴んだ子は「これ売り物にできそう!」と言って何本も作りました。家族にお土産にすると言う子もいました。

 

しかし、ある男の子は失敗続き。何度やっても、真っ黒になったり、おたまから取れずにカチカチに固まったり。しかし諦めないのがいいところ。何度目かにしてようやくキラキラ光るキツネ色のべっこう飴が完成しました。それを口にして一言…

 

「失敗した甲斐があったよ!」

 

その味は格別な美味しさがあったと思います。「失敗は成功のもとってこういうことなんだね」と納得した様子で、そんな経験の積み重ねがきっとこの先の人生、この子を支えるのかもしれないと思って嬉しくなりました。

 

面瀬川ふれあい農園はワクワクのつまった遊び場です。山探検で沢を発見し、その上に「家があるぞ!」と斜面を登ると、いつもの道路に出て大笑いしたり…

 

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川に降りる階段を作ってみたり…

 

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ひょっこりシカが出てきたり…

 

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面瀬川ふれあい農園ではこの日からいくつものドラマが生まれました。

 

【面瀬川ふれあい農園バックナンバー】

2016年10月7日 子どもが主体になる時 -気仙沼市立面瀬小学校総合の授業2日間-
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/10/07/000000

2016年8月2日 ひろい草原と川のある遊び場 オープン!!
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/08/02/190000

2016年6月26日 居心地いい場所
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/06/26/193500

2016年5月21日 気仙沼市面瀬に子どもの居場所が!
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/05/21/200000

2016年1月23日 気仙沼の小学校で授業をしてきました!
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/01/23/210000

 

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