アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

青森県三内丸山遺跡でプレーカー!

「Feel The Roots 2016」

日時:2016年9月19日 9:00~16:00

場所:三内丸山遺跡 ピクニック広場

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NPO法人「子育てオーダーメイド・サポートこもも」さんに依頼され、今回は青森で冒険遊び場を開きました。プレーカーを呼んでくださった川名さんは、冒険遊び場に関心のある方で、これまで冒険遊び場活動を進めてきました。プレーカーが来ることで冒険遊び場への理解が深まって欲しい…そんな熱い想いを受け止め、今回の開催に到りました。

 

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明るい朝日が降り注ぐ現場に到着すると、待っていたのは遊び場担当のスタッフ達でした。プレーカーを呼んでくださった川名さんはとても明るい方で、「私、晴れ女なんですよ!」という言葉を証明するように、日本列島に台風が到来しているなかで青森県は一日晴天でした。

 

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今回のイベントは、三内丸山遺跡の敷地内で楽器演奏ブースや手作りグッズ・フードの販売ブースが設けられ、そのすぐ隣で遊び場がつくられました。来場した子どもはおよそ150人ほどで、年齢層は5ヶ月の赤ちゃんから中学生くらいの幅でした。保護者はケガに対する認識は寛容な雰囲気で、子どもはのびのび遊ぶことができていたと思います。

 

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祖父母がお孫さんと来場される方もおり、一緒に工作を楽しんでいました。ほかの子がトンカチを使っているのを見て、工作してみたくなった男の子。

「ヘリコプターを作る!」

との孫の言葉を受け、手伝うおじいさん。孫を想ってトンカチも接着もやってあげたいところでしたが、おばあさんに「この子にやらせてあげましょうよ」と止められて譲り、温かく見守っていました。

 

3歳くらいの男の子でしたので、「難しそうだから手伝ってあげよう」と思うおじいさんの気持ちも分かりますが、どうやらその子は「ヘリコプターが欲しい」という気持ち以上に自分で作ってみたかったようです。その子の「やってみたい」という意欲を感じたおばあさんが声をかけて、おじいさんも気づいたようです。その子が作ったヘリコプターは既成品のようにキレイではありませんでしたが、工作を楽しむ男の子の満足そうな表情はとても良かったです。そんな素敵な一場面もありました。

 

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遊び場では始終、自由に遊びを選べる空気がつくられていました。

 

ベタベタ色にさわったり、

 

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ガンガン工作したり、

 

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なにやっているか分らないけど、面白い!

 

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今回私たちに求められた役割は冒険遊び場を広めることでした。プレーカーのインパクトが大きく、気になって来場した大人は、「こんな場所あるんだ!」と興味を持ってくださった方も多かったと思います。

 

また、青森のスタッフはプレーカーの遊びの要素をすごく観察していました。プレーカーの机やイスを見て、「やっぱり台があった方が遊びやすいよね」と改善点を見出したり、「リンゴの木箱だったら貰ってこれそう」という青森ならではのアイデアも飛び出していました。

 

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今後の青森の冒険遊び場活動に期待大です!

 

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