アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

子どもの足で行ける拠点事業、始動!

【移動遊び場の苦悩】
これまで、移動型遊び場プレーカーで各地を駆け回り、子どもの遊び場・居場所づくりをしてきたプレーワーカーズ。移動型の遊び場は多くの地域で遊び場を開くことができ、より多くの子どもに出会うことができます。

しかし、活動のほとんどは地域住民・団体から呼ばれて行っている活動なので、私たち自身が主催することはありません。そのため1日限りの開催で、子どもとは一期一会の関わりが多いのです。

 

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 「気になるあの子は、あの後どうなっただろう…」

遊び場では子どもの素の姿が見えてきます。1日限りの開催であっても“気になる子”に出会うことは多いです。しかし、同じ場所でずっと遊び場を開くことはできないので、気になる子たちに対して寄り添うことは簡単ではありません。

子どもと真剣に向き合う大人たちと子ども時代を過ごすこと、それはその子の一生の土台を形づくり、その子の生きていくための自己肯定感や安心感につながります。

そこでプレーワーカーズは、子どもの日常の中に居場所をつくるために動き出しました。


【拠点候補は子どもが歩ける範囲で】

拠点の候補地は、私たちの活動が活発に行われている宮城県名取市気仙沼市の2か所です。子どもが自分の足で行くことができて、いつも同じ場所に在る子どもの居場所。それを実現するために、通学路にある空き家を探すことからスタートしました。

現在、名取市では空き家を探している途中で、気仙沼市では拠点となる空き家がようやく見つかり契約を進めている途中です。2階建てで部屋が多く、低学年が遊んで騒げる空間と高学年が落ち着ける空間など、住み分けができるほど広くて良い物件が見つかりました。

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【ご協力のお願い】

今後、拠点の内装を整えていきます。もし、ご家庭で眠っている家具や子どもの遊び道具があれば、東北の子どもたちのために活用します。

★困っているもの★

家具:折りたたみ机、座布団、カラーボックス、本棚、学習机

家電:冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、掃除機、炊飯器

遊具:屋内で遊べるボードゲームや、その他子どもが遊べるもの

子どもたちからは一銭のお金も受け取らないため、郵送代を捻出することが難しいです。名取・気仙沼市内近隣であれば車で取りに行けますが、遠方からの場合は郵送代も含めて応援していただけると助かります。

ご協力いただける方は、ぜひ下記へご連絡ください。

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 連絡先
一般社団法人プレーワーカーズ 
担当:神林俊一
info@playworkers.org