アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

ロンドン研修報告会


「子どもの遊び場ロンドン視察・研修報告会」
日時:2017年2月27日(月)    
          14:00~16:00(13:30開場)
場所:宮城県名取市 市民活動支援センター 中会議室

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2月17日~2月24日に行われた「子どもが遊べる”まち”をつくろう!子どもの遊び環境づくりをロンドン最前線で学ぶ旅8日間」という研修ツアーに参加したメンバーによる報告会を開きました。

 

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このツアーは、ロンドンの冒険遊び場・道遊びの見学、プレイワーク研修、ロンドンプレイ事務所訪問などの内容の研修ツアーで、一般社団法人TOKYO PLAYが企画しました。TOKYO PLAYは「すべての子どもが豊かに遊べる東京を」という言葉を掲げ、道路を歩行者天国にして子どもの遊び場にする「みちあそび」や、研修・講演活動などを行っている団体です。今回のツアーで案内と通訳を務めてくださった、TOKYO PLAYの嶋村さんは、当団体企画の講演会に講師としてお招きするなど、これまでも活動を共にしてきました。

 

メンバー12人のほとんどが顔見知りで、同じく子どもの遊びのために活動している仲間という構成で、1948 年から続く歴史のあるロンドンの先進的な取り組みを知るべく、さまざまな疑問や期待を胸に当団体からは3名参加し、多くの気付きと課題を持ち帰りました。

 

報告会には、地域の親御さんやプレーワーカーだけでなく、子どもの遊び場活動をしている静岡県の方も駆けつけました。視察研修の5日分をたった2時間で伝えるのは難しかったのですが、写真や映像を使いながら学びや雰囲気を凝縮して伝えました。

 

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序盤に遭遇した、ロンドンの広場の卓球台。自然な雰囲気で大人も楽しそうに遊んでいたこと。 誰が置いているのかは、最後までナゾだったこと。

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日本と雰囲気はそっくりなロンドンのプレーパーク。でも垂直滑り台や巨大ターザンななど、ドキドキする遊具が多いこと。デザインがどれを取ってもカワイイこと。

 

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プレイワーク研修や出会ったプレイワーカーの活動の根っこは、私たちと同じく子どもの社会に対する危機感にあること。いじめ・ひきこもり、移民や経済格差の問題など複雑に絡み合っていること、などなど。

 

報告会はとても短い時間でしたので、「もっと聞きたかった!」と惜しみながら帰路についた方が多かったです。

 

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研修を受けてきたメンバーにとっても、膨大な情報のインプットだったため、これから自分たち自身に落とし込んでいく時間も必要だと思いました。話しながら「そういえば、こんなこともあった!」と思い出したこともあり、意外と記憶が整理できていないと思いました。報告会という形でアウトプットできたことは、膨大な情報を整理することにもなったので、とてもいい機会でした。

 
この報告会は団体で開催しましたが、実はこの研修…費用はすべて自分持ち!
若手には重い金額でしたが、先行投資と思って行ってきました。期待通り、何物にも代えがたい経験をすることができました。

 

今回のロンドン研修で得たものは、遊び場の活動や講演会など、今後形を変えてじわじわ表れてくるのだと思います。遠いイギリスの地で奮闘している方々に出会って触れた熱をバネに、今後も活動していきたいと思いました。

 

文責:遠藤みゆ

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