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アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

民間版!子ども子育て会議in気仙沼

気仙沼市では、関係部署・有識者・経験者や、民間の公募委員で「子ども子育て会議」を開いていますが、参加している公募委員のお母さん達から「会議ではなかなか話せなかった。もっと子ども子育ての話をゆっくり、じっくり話し合いたい」という声がありました。そんな声から、お母さん達と当団体事務局長の神林が集まり、民間版の「子ども子育て会議」を開きました。

 

会場は、今年度に新しく開設した当団体の拠点「こどまど」。子連れOK、飲食OK。

 

話し合いはとてもゆるく、始まりの挨拶もなければ、終わりの挨拶もありません。

「最近、こう思うの…」

と、おしゃべりの延長に率直な意見や悩みが出てきます。

 

 

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【子育ての日々で】

「町中では授乳しにくい。児童館で授乳していると、若いお母さんがびっくりする。ケープで隠しているし、見せびらかすわけでもない。恥ずかしいものではなく、自然のことなのに。授乳室にすべてを押し込めればいいという話ではないと思う。」


「レストランで、子ども分のとりわけ皿やはしがもらえず、尋ねてみると有料だった。子ども用のメニューを頼めばついてくるらしいけど…。子どもへの対応で店に行くかどうかが決まるのに、もったいない。」

 

社会に子どもが少なくなるにつれ、日常で子どもと関わらない大人が増えてきているのではないでしょうか。お母さんの言う、「子どもへの対応で店に行くかどうかが決まる」というのは、お店側にとってもチャンスになる可能性がある意見だと思います。

 

「就学前の競い合いがないから、切れやすい子になるって聞いた。喧嘩を我慢させると、子どもは抑圧される。喧嘩も暖かく見守って、いいよーっていってくれる大人が増えてくれるといいのに。」

 

ひとたび喧嘩が起きると、相手のお母さんに申し訳なくなって、わが子を止める。幼児が集まればそんな場面が多く見られます。喧嘩が収まれば、親はホッとしますが、子どもはモヤモヤを抱えたままかもしれません。親同士の関係ができていれば、「子ども同士で解決するまで一緒に見守りませんか」と言えるのに…。母親たちは大人同士の関係にも悩みながらの子育てをしているようです。

 

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【子育てとお金】

気仙沼市では婚活に予算が大きくついているけれど、子育てにお金も負担もかかるのだから、それだけでは結婚しないと思う」

「婚活も大事だけれど、子育てする人がもっと意見をいわないと。」

 

声をより大きくあげた方に関心が行き、予算に繋がります。子育てに関わっている人が声をあげなければ!お母さん達は危機意識を持っていました。

 

【研修事業】

気仙沼市の子どもに関わるための研修事業を見て、

「保育士は募集しても集まり難いから、一般のママさんに研修受けてもらって、子どもをみれるようにしようってことなのかな。」

「でも、もし保育園や児童館で働くことになっても、保育士資格とか何か持っていないとやりづらそう。利用するお母さんは”資格がない人”って陰で言うと思うよ」

 

お母さんならではの率直な意見でしたが、研修には興味を持っているようでした。

 

【子育てフェスタ】

「市の計画の中に“子育てフェスタ”というのがあったけれど、これいいよね!大槌町で子育てフェスタをやっているのを見て、気仙沼でもやりたいと思っていたの。やるならいつがいい?」

感染症が流行らない時期がいいよ。」

「秋?秋はイベントが多いかな。」

 

神林が「参加者が“お客さん”にならないように、みんなで内容を話し合いたいですね。運営する地元の人が内容を作っていくといいと思う。」と提案すると、お母さん達はワクワクしながらアイデアを出し合っていました。

 

 【子育て世代の声を拾う】

ここに挙げた意見はほんの一部です。この民間版子ども子育て会議に参加したお母さん達の様子を見ると、きっかけがあれば誰もが意見を持っていると感じました。しかし、子育てに関わる意見は社会に伝わりにくいのだと思います。子どもが生まれるとお母さん達は大忙し、子どもはどんどん大きくなって、子育て世代は入れ替わります。

 

その声を拾い集めて、社会に反映する。

定点で関わる私たちにはその役割があるのだと思います。

文責:遠藤みゆ

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