西日本豪雨被災地へ現場講師として出向きました。
2018年12月26日(水)
広島県竹原市の廃校になった小学校の校庭で、1日冒険遊び場が開催されました。
平成30年7月豪雨災害を受け、特定非営利活動法人法人日本冒険遊び場づくり協会・災害対策委員会が日本財団からの助成を元に遊び場づくりによる被災地支援を行う活動です。
今回の活動は、普段は、広島市でプレーパークを運営する特定非営利活動法人子どもネットワーク可部が主催、竹原市の認定NPO法人ふれあい館ひろしまが共催する形で開催されました。
その活動に、プレーワーカーズ理事であり、冒険遊び場づくり協会の災害対策委員でもある廣川が仙台からプレイワーカー兼現場講師として、参加しました。
事前準備、プレーカーの運行、当日プレイワーカーとして、福山市のこどもの遊び場・若者の居場所づくり「やわらか」代表である黒木健太郎さんも一緒に活動を行いました。
まず、開催場所に向かう途中、今回の災害について、話を聞きながら、山肌の崩れた場所や河川が氾濫した場所を通りました。
しかし、土砂災害の被害は、局地的かつ、まだら模様のように広がっているため、まちの様子だけでは見えてこない部分もあると感じました。
現地に到着すると、小雨が降っていて、子どもの集まり具合など少し心配もしましたが、次第に天候も良くなり、子どもたちが集まり始めると、思い思いに、シャボン玉・やきいも・キラビーづくり・べっこうあめづくり・工作・サッカー・野球・鬼ごっこなど自由に遊ぶ様子が見られました。
個人的な思いでもありますが、東日本大震災の直後、仙台の西公園プレーパークがあったおかげで気持ち的にとても助けられたのを覚えています。
当時、会社員として働きながら、休日ボランティアとして関わっていました。自分には家族や子どももいませんでしたし、被害もほとんどありませんでしたが、非日常が続くストレスや忙しさ、現実に起きていることの処理をするためにとても疲れていたような気がします。
それを癒してくれたのが、プレーパークづくりをする仲間たちとの交流でした。
なぜなら、プレーパークづくりの活動は、人と人のつながりをつくる活動でもあるからです。
僕の場合は、そこで自分の心を安定させることができたために、石巻での冒険遊び場づくり活動に移れたと思っています。
今回、県外からたった1日だけの活動に参加したからといって、何かを好転させたりできるわけではないかもしれませんが、現地の方々がとても意欲的に活動されていたのを見て、また機会があれば広島に行きたいなと感じました。
遊びは、すぐに成果や結果が出るものではないので、ゆっくりゆっくり継続して行けるようになったらいいなと思っています。
その中で、子どもはもちろん、地域の大人も含めてプレーパークがあって良かったなぁと思う日が来るのではないかと思います。
これを機に広島県でもさらに遊び場づくりの活動が広がっていけばいいなと思っています。
廣川 和紀
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