アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

DAY4・3密について~新型コロナによって行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。

 

新型コロナウイルスが日本でも広がり始めたころ、クラスター(感染発症率が高い集団)が生まれた場所の特徴として、

1、換気が悪く

2、人が密に集まって過ごすような空間

3、不特定多数の人が接触するおそれが高い場所

が挙げられたので、

 

その後、行動の指標として、

3密(密閉・密集・密接)を避けるようにとの呼びかけが広がっていきました。

 

そして、緊急事態宣言が解除になった地域でも、「新しい生活様式という行動指標が示され、3密は避けていくように要請され続けています。

 

 一定期間の「我慢」ではなくなった、この3密について、子どもに関わる私たちは、どのように考えていけばいいのでしょうか?

現時点で、明確な答えが出せるような問いではないかもしれませんが、

子どもの遊びの視点から、3密について考えていきたいと思います。

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ゴールデンウィークに入ったころ、家の近所の公園には親子で遊ぶ姿がたくさん見られました。

 

はじめは、それぞれ親子で遊んでいたのですが、

ある瞬間、写真の左側に映っているジャングルジムに、おおよそ2歳から5歳くらいの幼児たちが5~6人集まっていきました。

他の遊具は、黄色いテープが張られ、使用禁止になっているのに、何故かジャングルジムだけは、開放されていたからです。

 

1人の子がジャングルジムに近づき、遊び始めると、引き寄せられるように、他の子もジャングルジムに向かっていきました。

子どもには、「人と一緒に」、「人と同じこと」をしたいという欲求があります。

一人目が遊ぶ様子を見て、「何か楽しそう」と感じたのでしょう。

 

しかし、親たちの気持ちは、子どもの本能とは裏腹です。

「ん?3密か??」

「ジャングルジムに色んな子が触れているが大丈夫か??」

 

もちろん、声を出している様子はなかったので、想像でしかありませんが、きっとそんな思いだったのではないでしょうか?

その証拠に、子どもが集まったとたん、無理に引き離すようなことは誰もしていませんでしたが、1分もしないうちに、それぞれ家族ごとに離れていきました。

おそらく、

「そろそろ、帰ろうか」とか

「あっちに楽しそうなものあるよ」などと

子どもに話しかけ、誘導したのではないかと思います。

その後、5分もしないうちに、公園には誰もいなくなってしまいました。

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やはり、

新型コロナウイルスの影響は大きい”

”事態が収束すれば、元に戻っていくだろう”

 そう思うかもしれません。

 

 

しかし、このことに関しても、東日本大震災の頃と同じで、

「以前からある課題が表出した」

のだろうと思っています。

そのひとつに、保護者同士の接点がないから、子どもが子ども同士で遊ぶことができない。という課題があります。

 

保護者同士の接点がない(地域の希薄化)

⇒子育てが孤立する(核家族、孤育て)

⇒子どもが集まる機会が生まれない(少子化、移動性の不自由)

⇒子ども同士で遊ぶことができない(仲間の減少)

 

子どもが自由に遊ぶことができる社会を作っていくために、保護者同士のつながりは必須です。

新型コロナの前でも、そうでしたが、「おもちゃの取り合い」や「ケンカ」や「ケガ」などに対する認識や価値観が”違う”のか、”同じ”なのか「分からない」ということが、親同士を遠ざける一番の原因でした。

 

同じ地域に住んでいても、同じ年齢の子どもがいても、情報源が人それぞれで、多様な価値観が混在している社会だからこそ、「知る」ところから始めないといけません。

 

プレーパークや子どもの遊び場は、大人同士の関係を構築する場でもあります。

そのきっかけになるのが、子どもの遊びです。

そして、子どもの遊びを理解するためには、大人も遊んでみないと分かりません。

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この写真は、数年前に石巻市子どもセンターらいつが主催した「移動児童館」という事業の写真です。

 

共同作業をして、同じ釜の飯を食う

そして、しゃべる。

繋がりを作っていく、ひとつの方法として、とっても近道だと感じました。

 

同じように、子どもは、「遊び」を通じて、人と人の距離を縮め、時にはケンカをして距離をぐっと遠ざけ、また遊びを通して近づき、お互いのことを知り合いながら、自分自身の価値観を作っていきます。

 

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乳児の時期に、目と目で向き合い、手と手で触れ合うことで愛着形成が行われていくことはよく言われていることだと思います。

今回、家族内の接触までは、制限されていませんが、子どもの成長にとって、ふれあいが必要であることは、言うまでもないでしょう。

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プレーパークや遊び場では、こんな風に、ボランティアの学生にくっ付いて過ごしている場面をよく見ます。

 

安心感や親密感があってこそ、だと思いますし、逆にふれあいの中から安心感や親密感が生まれてくるとも思えます。

 

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自分たちだけの空間や、近い距離間は、仲間意識を高めていくと思います。

 

上の写真を見て分かるように、親たちだけでなく、子どもたちも、食べて、しゃべって仲良くなるんですね。

 

下の写真の小学生たちは、自分たちで掘って作った足湯に入っています。

単に体が密着しているというだけでなく、心の距離も見て取れます。

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密閉空間を作ることも大好きです。

秘密基地づくり、家づくり、居場所づくり

 

やっぱり、共同作業が生まれます。

 

 

前半の公園の写真以外は、数年前の写真ですが、

子どもが自由に遊ぶ中には、確実に3密が含まれます。

3密によって、子どもが育つと言ってもいいでしょう。

 

3月2日から、毎日開放している、子どもの居場所○○でも、

部屋の中はダンボールの家で埋め尽くされ、おやつは自分たちで作り、

仲良くゲームをしているかと思えば、ケンカして、

泣いているかと思えば、いつのまにか庭で走り回って鬼ごっこをしていたりします。

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 よく、遊ぶ中で、”社会性が育まれる”と言われますが、

特に地方では、子ども同士が集まって遊ぶ。という機会自体が失われています。

 

東日本大震災後、プレーカーによる出張をずっと続けていく中で、

「こういう機会がもっと増えてくれればうれしい」

という声をよく聞きました。

私たちが出張していくことで、子どもたちが遊ぶ機会が1日でも増えたら嬉しいです。

 

ただ、私たちの理想は、子どもたちが自分の意思で、自然と集まって子ども同士で遊ぶという「日常」です。

子どもの居場所〇〇で私たちができることは、名取市下増田・増田小学区に小さな拠点を構え続けることだと思っています。

 

 【最後に】

「集まる」というキーワードだけをピックアップすれば、

遊び場をオンライン化することも不可能ではないのかもしれません。

実際に、顔を見て話して、工夫すれば一緒に遊ぶことも、一緒に食べることもできそうです。

距離を越えた時間の共有は、できるようになりました。

実際に、何年も前から小学生たちは、放課後に会えないから、家に帰って、オンラインゲームを一緒にプレイするという生活をしています。

新型コロナによって、大人の方が遅れて、その進歩に気づいただけなのかもしれません。

 

今後はもっと技術革新が進み、感覚の共有もできるようになるでしょう。

 

感染症対策としての側面で、3密を避けていくことは、必要なことになるのかもしれませんが、それにより、得られるもの・失われるものの整理をして、

総合的に判断していくことが求められると思っています。

 

時と場合によっては、3密を避けない場面、あるいはあえて作り出す場面が出てくるでしょう。

それは、リスクとベネフィット(危険性と効果)のバランスによって、都度判断するしかありません。

 

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DAY3・子どもにとって、外遊びは不要不急?~新型コロナで行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。

 

3月25日に、東京都知事から、「不要不急の外出は控えるように」という要請が出されました。

その後、4月7日に緊急事態宣言が発令され、その対象地区も4月16日に全国へ拡大されました。市民に要請した内容は、密集・密接・密閉を避けることと、人との距離を保つことでした。

 

3月末頃までは、密閉空間ではない、公園などの「外」は、リスクが低いという理由で推奨されていました。ちょうど桜の時期だったこともあり、密集するお花見などに関しては、自粛をするべきという声が大きかったと思いますが、散歩やランニングは、健康維持の観点からも必要と言われていたように思います。

 

しかし、感染拡大に伴って、その空気感も次第に変わっていき、緊急事態宣言の範囲拡大の時期からは、公園で子どもや親子が遊んでいるということに対しての通報が相次いだそうです。

その影響もあってか、集団利用のリスクを排除するために、公園の遊具が一律に使用禁止になりました。

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私の家の近所では、それでも、天気の良い日には、公園でキャッチボールをしたり、自転車の練習をしたりする親子をたくさん見ました。

むしろ、普段よりも、公園の利用率が高かったようにも思います。

しかし、同時に、外に出ること自体がはばかられるような空気感もありました。

 

おそらく、子どもを育てている人ならほとんどみんな

感覚的に、子どもは外で遊ばないといけないことを理解していると思います。

 

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外で遊ぶ方が良いことくらい分かっているけど、

感染リスクとの天秤にかけて、あるいは世間の空気を読みながら、

遊ぶ時間を制限したり、遊び方を制限したり、各家庭ごとに工夫、というよりは、

苦慮していたことと思います。

 

学校の休校も、公園遊具の使用禁止も、感染拡大防止の名のもとに、命を守るという大義名分のもとに、子どもにしわ寄せが行っているような気がしてなりません。

 

子どもが公園で遊ぶことは、大人がゴルフに行くことと同列にしていいのでしょうか?

 

改めて、「なぜ、子どもにとって外遊びが必要不可欠なものなのか」について考えていきたいと思います。

 

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一般的には、外遊びをすると、

・体力・運動能力が向上する。

・健康的な身体が育つ。

・免疫力がつく。

・生活リズムが整う。

・体温調節ができるようになる。

・感性が豊かになる。

・発想力がつく。

・コミュニケーション能力が養われる。

などと言われています。

 

もちろん、どれも間違ってはいないと思いますが、

これらは、外遊びをした場合の、副次的な効果や効用のようなものです。

また、「外遊び」という表現にはなっていますが、この効果だけを目的にした場合、

「複数人数での屋外での運動や活動」に置き換えることができてしまいます。

 

これでは、家でゲームばかりしている子どもたち、肥満傾向にある子どもたちにとっての改善プログラム程度の価値しかないということになりかねません。

 

やはり、ずっと家にいると、体力も落ちるし、ストレスも溜まるから、適度な運動(ウォーキングやジョギング)は、しておいた方が健康のためですよ。という大人向けのアドバイスと同様に、

たまには外でも遊ばないと、体の弱い子になっちゃうよ。くらいのものなのでしょうか?

 

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答えとしては、そうではありません。

 

大人と違い、子どもは、まだ心身ともに成長段階であるから、「子ども」と呼ばれているのです。

自然の中から得られる様々な刺激が、子どもの発達を促していきます。

そして、それらの刺激を、子どもも「本能」のレベルで欲します。

その欲求が表出する行為を「遊び」と言ってもいいでしょう。

 

なので、子どもにとっての外遊びは、食べることや寝ることと同様生命維持と成長に欠かせないものだと考えています。

 

そして、子どもは、自身の発達のために必要な感覚を無意識で分かっていると言われています。

だから、我が子には「あれが必要」「これが必要」と大人が想像して、与えることをしなくても、環境刺激が豊富な「外」の環境に連れ出すだけで、いいのです。

 

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結論をもう一度言うと、

外遊びは、成長段階の子どもにとっては、他に代替することができない、必要早急の行為です。

そして、大人にできることは、「活動プログラム」を与えることではなく、「環境」を用意することに尽きます。

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大を目の当たりにした私たち大人が考えるべきは、

公園遊具などを一律に禁止することではなく、感染リスクのことも考慮しながら、

それでも、子どもの成長に必要なことを確保するためにはどうしたらいいのかについて、検討することだったと思います。

 

 

子どもの居場所〇〇では、

不特定多数に向けた広報などは行いませんでしたが、中学校区域の、子どもたち(保護者とも連絡の取れる範囲)に向けての遊び場開放はやめませんでした。

 

危機管理上の判断については、また後日のブログで公開する予定ですが、

基本的には、普段のプレーパークの対応の延長線上にあるものだと考えています。

子どもにマスクをさせたり、2m離れるように見張ったりするような形で、子どもに何かを強いて制限するのではなく、

周りの環境にハザードがあればそれを取り除くというやり方です。

 

当然、地域や時期、活動の環境(物理的、人的)によっても違うので、今回の私たちの対応・対策も”正解”だったかどうかは分かりません。あくまでも現場判断の連続です。

ただ、私たちは、子どもたちの肉体的な命だけでなく、その人の尊厳に関わる「こころ」も守りたいと思い、活動しています。

 

 

 ≪おまけ≫

これを目的にしているわけではありませんが、外遊びの環境があると、たくさんの学びがあることも事実です。

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ニワトリって、ミミズ食べるんだ!

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魚も酸素不足になると死んじゃうんだ



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これで火がつくんだ!

 

子どもを育てている保護者の方々は、休校中の子どもたちの「勉強」の心配もしているかもしれませんが、

子どもたちがやりたいと思う遊びの中には、「学び」につながる「実感」がたくさん含まれています。

学校が始まったら、その実感と教科書に書いてある「知識」が結び付くでしょう。

 

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DAY2・「遊ぶ」について~新型コロナにより行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。

 

2020年3月2日から、学校が休校になり、緊急事態宣言の発令に伴い、外出や人と会うことが制限されていきました。

 

多くの子どもたちは、家の中で、過ごしていたと思います。

 

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突如、このような状態になり、まず、私が心配したことは、家の中で大人と過ごすことが多くなり、遊ぶこと自体が制限されてしまうのではないか。

ということでした。

 

その心配事の説明をする前に、まず、親の状況から見てみましょう。

2月末から3月に関しては、風邪のような症状がある場合を除いて、ほとんどの人が仕事を継続していたと思います。ただ、満員電車など不特定多数の人が密集するところは避け、テレワークなどが推奨されました。

オンラインツールも一気に普及し、できるだけ自宅で勤務する体制を整える方向にシフトしていったように思います。

 

親が働き続けている場合、社会の一般的な困りごとは、「子どもの預け先」です。

小学校や中学校は、預け先ではありませんが、実質的に、「学校に行っている間は、仕事ができる」と考えている方も多いと思います。

元々、働く親のための施設である厚生労働省管轄の保育所や放課後児童クラブ(学童保育)は、休業要請の対象にはなりませんでしたが、感染拡大予防の観点から、極力自宅で見てほしいという対応でした。

 

その結果、仕事は休みにならないが、子どもを預ける先がなく、

”保育”と”仕事”の両方をこなさなければいけないという状況になりました。

 

※ちなみに、育児ではなく、保育と書いたのは、かつて家庭や地域で担っていた「養護」と「教育」を公的サービスで代替していたが、コロナによって、その公的サービスの代替機能として、家庭に戻ってきてしまったという流れを表したかったからです。また、それは、乳幼児期のことだけでなく、今は小学生であっても、昼食やおやつの準備、宿題の面倒など、「養護」と「教育」が必要だと考えられているからです。

 

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日々、テレビから流れる報道を見ていれば、大人さえもこの先どうなるのだろう?会社は?仕事は?と不安に感じ、慣れないテレワークなど、変化も大きく、対応に追われている中、我が子の「養護」と「教育」の責任も一手に引き受けなければいけない状況は、本当に困惑します。

また、実際に、オンライン会議や自宅での資料づくりをしているときに、子どもが近くにいて、話しかけてきたりする状況、あるいは、本当は、良くないと分かりつつも、静かにしていてもらうために、YouTubeやゲームなどを与えて、電子音が鳴り響く状況の中では、「仕事」にも「保育」にも集中ができません。

 

SNS上では、楽しそうに「STAY HOME」を発信している姿も見られましたが、共働き、核家族の苦悩は、想像に難くありません。

 

「も―うるさい!」「ちょっと黙ってて!!」

「そのくらいのこと、自分でやってよ!!」

 

そう言いたくなる気持ちも分かります。

しかし、ここからは、子どもの状況についても見てみましょう。

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 こんな風に扇風機があったら、とりあえず「あーーー!」って言いたくなりますよね。

誰しもが一度はやったことがあるのではないでしょうか?

 

概ね、子どもの状況というのは、こういうことです。

詳しく書いていきますね。

 

私たちが運営する子どもの居場所〇〇(まるまる)に来ている子が、こんなことを言いました。

 

「私たちだって、休みたくて休んでるんじゃないのにー」

 

この言葉を聞いて、改めて、本当にその通りだなと感じました。

私たち大人は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、「三密」になることのリスクなどを考慮しながら、営業の自粛や外出・出勤の自粛など、自分の意思で判断することができます。

あるいは、政府や会社の指示に従うにしても、その理由について説明を受け、納得がいかなければ、反対の意思表明をすることもできます。

 

しかし、子どもたちの状況はそうではありません。

いつのまにか、誰かが決めた、突然のルールによって、学校に行けなくなり、児童館に行けなくなり、公園の遊具が使えなくなり、家にいるしかできなくなりました。

保育園に行くかどうかも親の都合です。

この事実への感じ方は、様々でしょう。

 

実際に、〇〇に来ている子どもたちに、「休校の延長が決まったけど、どう?」と聞いてみると、

「えーー!やだー、学校に行きたいよ」という子もいれば、

「べつに。元々、友だちとかもいないし、このままでも」という子もいました。

 

学校に行きたいのに、行くことが許されず、逆に一斉に学校が始まれば、学校に行きたくないのに、行かなければいけない。という状況が生まれます。

これは、コロナのことが広がる前からそうです。

子どもたちは、自分で決めるという選択肢を持たせてもらっていません。

 

 

それなのに、家の中でも「うるさい!」と言われてしまうと八方塞がりです。

子どもたちの行き場がなくなってしまいます。

 

 だから、子どもが子どもの意思で来ることができる居場所が必要だと考えています。

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このブログのタイトルを「遊び」ではなく、「遊ぶ」という動詞にしているのは、遊びの主体は、子どもにある。ということを改めて伝えたいからです。

 

そもそも、遊びというのは、子どもの中から沸き起こってくるものであり、その行為の結果のことだけを指すのではなく、過程も含めてのことを言います。

 

先ほど、示した写真のように、扇風機があったら、「あーー!」って言いたくなるように、子どもの中にある”やってみたい”というアソビゴコロは、24時間、いつでもどこでも存在します。

 

もちろん、家の中でも、大人がいても、子どもたちの遊びが保障されていれば、問題ないかもしれません。

やりたいことができ、やりたくないことはやらないという自由が担保されていれば、それでいいでしょう。

 

しかし、子どもの”やってみたい!”という遊びのパワーは、自身の成長に直結する栄養素のようなものなので、成長すればするほど、家の中、家族の中という「枠」の中では収めることができないでしょう。

 

家の中で子どもが遊ぶとうるさくて、片付けもせずに、汚いのは、必然です。

同じ空間にいると、どうしても、「うるさい!」と叫び、「片づけなさい」と指導してしまいたくもなります。

しかし、それでは、子どもの心を殺すことになります。

 

その解決策は、このどちらかだと思います。

・大人が子どもに合わせるか

・子どもを外に出すか

 

大人が子どもに合わせる例としては、家の中での親子遊びや、親子料理など、一緒に楽しむ方法などがあると思います。

しかし、親が子どもの興味に合わせて、ずっと付き合うことは、実際問題、現実的ではありません。(何時間もお人形遊びや戦いごっこに付き合えますか?)

また、大人にとっても楽しいことをしようと提案すれば、それは、子どもの中から沸き起こる遊びではなく、大人が提供する「活動」になってしまいます。

活動の主体は、大人の方にあるので、例えば、「シャボン玉づくりをしようよ」と提案した場合、準備や片付けなど、大人が進めていかなければいけません。

子どもから沸き起こるアソビゴコロを待てなかっただけでなく、「保育」と両立してやるべき「仕事」に取り掛かる時間が無くなってしまいます。

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あとはもう、子どもを外に出すほかありません。

子ども同士で過ごすしかありません。

 

その場を保障するのが、遊び場です。

本当は、海が、山が、川が、田んぼが、路地が、空き地が、公園が、すべて子どもの遊び場であるべきだと思いますが、

 

新型コロナの前から、いえ、東日本大震災の前から、

自然の場所、外の空間は、子どもの遊び場ではありませんでした。

 

つまり、子どもたちは、ずっとずっと、「遊ぶ」ことを保障されずに、

子どもらしく生き生きと生きることを許されずに日常を過ごしていることになります。

 

 

どんな状況であっても、

食べる、寝る、遊ぶの環境だけは、大人が保障してあげないといけないと思います。

子どもの居場所〇〇は、名取市下増田小学区、増田小学区の子どもの遊びを保障するために、3月2日から、毎日開放していました。

 

 

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休校に!?こんなときだから、遊ぶを考えます。

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6月4日~6月13日まで、ブログ連載をしながら、寄付を集めています。
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継続的に寄付は募っていきますが、6月30日に一度結果のご報告をしようと思います。
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名取市下増田字丁地96-2 子どもの居場所「〇〇」
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DAY1・日常と非日常の違い~新型コロナにより行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。

 

民俗学者柳田國男によって、定義された「ハレ」(祭り、年中行事などの非日常)と「ケ」(普段の生活である日常)という概念は、とても有名です。

安定した日常の中に特別な日があり、循環していくことが、暮らしの安定につながるように、ハレの日とケの日はセットで、どちらも必要です。

 

子どもの生活で言えば、学校へ行き、放課後には、家の中、学校、公園、児童館・学童クラブで一人または数人の友達とゲーム・鬼ごっこ・サッカーなどをして過ごし、あるいは、塾や習い事に通う。というのが、日常です。(※気仙沼市三世代遊び環境調査を参考に)

特別な日と言えば、家族でレジャー施設に行ったり、発表会や試合などに参加したりするなどの体験活動が多いのではないでしょうか?

 

私たちが、東日本大震災の直後から、移動型遊び場「プレーカー」を走らせたのは、そんな日常が震災によって、崩れてしまったからです。

大きなショックを抱えた子どもたちに、楽しんでもらおうと、特別な体験をプレゼントしてくれた方々もいましたが、私たちは、子どもの「日常に遊びが必須」であると確信していたので、見た目には分かりづらい「子どもの心のケア」を目的に、“遊び場”を届ける活動を始めました。

f:id:playworkers:20200520144036j:plain 

しかし、実を言うと、その取り戻すべき日常は、子どもにとって、子どもの育ちにとって、本当に豊かなものだったのか、という大きな疑問が出てきました。

 

「震災前から子どもは自由に遊んでいなかった」ということが分かったのです。

 

高度経済成長期以降、日本は経済的には豊かになっていきましたが、遊びの「空間」と「時間」と「仲間」が減少し、子どもの遊び環境は悪化の一途を辿っています。

それは、都市部だけの現象ではなく、自然豊かな地方や農村部でさえ、同じ状況であることが分かってきました。

 

東日本大震災以降、元の生活を取り戻すための復旧工事が進みましたが、子どもの環境に着目し、より良く変化させていく活動は、あまり進んでいません。

そこで、私たちは、気仙沼・名取に拠点を構え、自分たちが直接的に関わる子どもの遊び場・居場所づくりをはじめました。

名取拠点の名前が、〇〇(まるまる)です。

f:id:playworkers:20200520145510j:plain

 

ここでの子どもたちの過ごし方は、子ども自身が決めることができます。

大人やスタッフが「あれをしなさい」「これをしてはいけません」と言わない場です。

そういう、自由な空間があると、子どもたちは、のびのびと過ごします。

f:id:playworkers:20200520151102j:plain

遊んだり、

 

f:id:playworkers:20200520150940j:plain

食べたり、

 

好きなようにやりたいことをやります。

特別なことはなく、家で過ごしているのと同じように見えるかもしれません。

 

しかし、子どもが集まって、大人からの過度な干渉がなく、自由に過ごす。

ということ自体が、すでに、希少な社会になっています。

 

そういう角度から見れば、ここ〇〇(まるまる)は、特別な機会の提供をしているのかもしれませんが、それは、今の子どもたちを取り巻く環境自体がおかしいと考えているからです。

 

f:id:playworkers:20200520152612j:plain

外で走り回って遊ぶこと

 

f:id:playworkers:20200520152716j:plain

火を囲んで、自分たちでおやつを作ること

 

f:id:playworkers:20200520152827j:plain

身近な自然に触れること

 

このような、豊かで、楽しい日常を子どもたちに返してあげたいと思っています。

 

もちろん、

f:id:playworkers:20200520155311j:plain

みんなですべり台を作ったりするような

 

ずっと心に残るとっておきの体験も素敵ですが、それは、日常が安定していてこそです。

 

 

〇〇の継続は、

そもそも、遊びが保障されていない子どもたちの日常を豊かにしていくことと

3月2日からの休校要請や緊急事態宣言に伴い、行き場を失った子どもたちへ緊急的に居場所を開放すること

の二つの側面から重要だと思っています。

 

 

2020年2月26日、政府から「大規模イベントは、今後2週間中止、または延期または規模縮小を要請する」と発表されましたが、

 

〇〇に関して言えば、「イベント」開催ではなく、

「居場所」の開放です。

 

当然、子どもの安全を考えたときに、”集まる”ことへのリスクは懸念されます。

 

そのことについては、また明日以降のブログにて、順を追って書いていこうと思っていますので、ご覧ください。

 

 

 

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新型コロナウイルス感染症対策における寄附金の受付について

宮城県において、緊急事態宣言が解除されたことを受け、

プレーワーカーズでは新型コロナウィルス感染症対策に係る寄附金の受付窓口を下記のとおり設置しておりま
す。寄付金は新型コロナウィルス感染症に係る事業の財源として活用いたします。
 
■対象事業
名取市下増田における子どもの居場所「〇〇(まるまる)」事業
※状況に応じて随時事業の追加についても検討してまいります。
 
■受け入れ実施時期
令和 2 年 5 月 15 日~
 
■受付方法
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 口座名義:一般社団法人プレーワーカーズ 代表理事 須永力
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2、現金受領
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3、その他
 領収証がご入用の際は、ご連絡ください。追ってお送りいたします。
 TEL 022-397-7507(代表理事、須永)、 090-6459-5225(事務局、廣川)
 MAIL info@playworkers.org
 
一般社団法人プレーワーカーズ
代表理事 須永力

生き物の実感

遊びの起点の続きです。

http://playworkers.hateblo.jp/entry/2020/05/13/140110

 

3月2日から、名取の〇〇を毎日開放しています。

僕(理事の廣川)は、事務所で仕事をしながら子どもの様子を眺めています。

 

歩いてすぐの水路でどじょうや小魚やヌマエビやザリガニを獲って、〇〇に戻ってきました。

f:id:playworkers:20200513141716j:image

 

気づくと、紙コップに自分の名前を書き、飼おうとしています。

わーわーと賑やかな声がしていたなぁと思って見に行くとこんな感じになっていました。
f:id:playworkers:20200513141712j:image

で、次の日。

 

魚やエビに会うのが楽しみな子どもたちですが、、、

 

 

「死んでるーー!」

「何で?」「どうして?」

「誰がやったの?」「なんなの!?」

 

その大騒ぎを聞いて、

プレイワーカーのぶんちゃが一言。

「酸素不足だよ」

 

「えー、でもどうして?」

「何で死んでるの?」

「どうしよう?」

 

またもや、ぶんちゃがさっきよりも強く、

「だから、聞いてる?酸素不足なんだって!」

「みんなだってそうだろう、狭い部屋にぎゅうぎゅうに閉じ込められてたら死ぬんだよ。」

「体育館みたいに広い場所に移さないと」


f:id:playworkers:20200513141719j:image

 

で、桶に移していました。

 

恥ずかしながら、僕自身が、生き物を飼うという経験がほとんどなく、そこまで興味を持たずに生きてきてしまったのですが、なるほど、分かりやすい!と横で聞いていて思いました。

 

f:id:playworkers:20200513143420j:image

 

ブログをキレイにまとめようと思ったら、

 

こういう経験は大事ですね。とか

生き物の命について学べました。とか

学校で「酸素」の単元の時に興味が持てますね。とか

 

何でも書けるんだろうけど、なんかそういうことではなく、

 

この日のような実感が、積み重なって、「生きる糧」になるんだろうなぁ。

 

と、僕自身もちょっと羨ましく見ていました。

 

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遊びの起点

3月2日から名取の〇〇を毎日開放しています。

 

僕(理事の廣川)は、事務所に入り浸りながら、助成金の報告書を書いたり、申請書を書いたり、何かと文章を書く仕事ばかり毎日やっています。

f:id:playworkers:20200513134008j:plain

そうやって、ほぼ座りながら見えてくる光景を少しお話ししようと思います。

 

f:id:playworkers:20200513134022j:plain

 

毎日、玄関を開ける時間ピッタリに自転車で登場する、いつもの子たち。

 

天気の良いこの日は、○○についてすぐ、どこかへ出かけていきました。

 

しばらく帰ってこないなーと思うと、お昼前にわらわらと帰ってきます。

 

f:id:playworkers:20200513134015j:plain

近くの水路まで

どじょうやヌマエビ、ザリガニなどを獲りに行っていたようです。

 

 

〇〇は、遊び場ですが、

〇〇だけが、遊び場でいいわけではありません。

 

集合場所とか、相談場所とか、なんかそんな場所。

 

大人だって、とりあえずカフェでお茶しながら、

「この後どうする―?」とか相談しますよね。

で、そこから出かけていく。

 

子どもの拠点っていうのは、遊びの起点なんだなーという話でした。

 

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