アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

どろんこと恩送り

4年生の終わりくらいから遊び場に来るようになった、常連のグループがあります。 今年は6年生。春の入学式の時期は、 「1年生と6年生って一緒に行事やること多いんだよ。」 と学校生活の様子を聞かせてくれました。 遊び場に来ている子で、入学した子も…

【プレーパークけせんぬま】2020年の活動報告書をつくりました!

毎月600部発行している「プレーパークけせんぬまつうしん」は、小学校や児童館、児童相談所や社会福祉協議会などに配布しています。 つまり、子育て家庭や、子ども関係機関にしか配布できていません。 子どもが遊び育つ社会をつくるためには、「子どもが身近…

気仙沼市議会の「民生常任委員会」と意見交換しました

まだ雪が残っていた2021年1月21日、「一般会議」という仕組みを使って、気仙沼市議会の民生常任委員会の議員さんと意見交換を行いました。その様子が、5月1日発行の「市議会だより」に掲載されていました。 少子高齢化が加速している気仙沼市では、子どもは…

はじまりは、いつも子ども

【子どもの居場所〇〇】 宮城県名取市、イオンモール名取からほど近い子どもの居場所〇〇 一軒家を開放した子どもの遊び場、居場所です。https://youtu.be/m5b9A4hPSN4 庭が広いので、走りまわって遊ぶことができます。 また、この付近ではだいたい田植えも…

【プレーパークけせんぬま】あそびば珍百景その1

子どもは大人の想像を超える …とはいえ、大人は目を疑う珍百景の場面を集めました。 ①青い沼 突如として現れた、青い沼。なにやら基地の裏でコソコソしている小学生。 「あとで裏を見てね!!」と言われて、見に行ったところ、コレでした。 写真のはじに見え…

【プレーパークけせんぬま】ゴロゴロ丸太いただきました!

かねてより、お庭に置いてあったのを見て 「いい丸太ですね!」 と立ち話していたところ、 「確かに、子どもたち登ったり飛んだりできるね。今度運ぶよ」 とありがたいお申し出をいただき、 先日、遊び場に寄付していただきました〜! 写真で見ると伝わりに…

【プレーパークけせんぬま】春、卒業のない場所

プレーパークけせんぬまの活動、久しぶりのブログ更新です。 昨年2020年の春、新型コロナウイルスのニュースが全世界を駆け回りました。宮城県の最北端に位置する気仙沼市にもぽつりぽつりと感染者が現れ、一時は開催中止としました。 夏の頃には遊び場を再…

【プレーパークけせんぬま】梅もぎとハッピーな記憶

2020年7月4日 季節のにおいや音、味、情景、感触、五感に染みついた子ども時代の記憶は、大人になってその季節になるとふと思い返すことがあります。その記憶が楽しいほど、思い出すたびに幸せな気持ちになったりします。 子どもと遊び場の梅をもぎながら、…

DAY10・子どもの遊び環境づくり~新型コロナで行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。 来年の3月11日で、東日本大震災から10年です。 誰もが言葉を失うようなあの未曾有の出来事から、10年。 長かったのか、短かったのか、人によっても感じ方はまちまちでしょう。 私は、2011年からは、石巻…

DAY9・私が思う対応策とafterコロナ~新型コロナで行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。 新型コロナの日本における新規感染者数は、4月15日をピークに下がり続け、6月現在は、3月と同程度の数値になっています。 しかし、ワクチンが開発されていない以上、まだまだ予断は許されない、第2波、…

DAY8・危機的状況における遊びと子どもの心のケア~新型コロナによって行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。 ETV特集 選 「7人の小さき探求者~変わりゆく世界の真ん中で~」 というNHKのドキュメンタリー映像を見ました。 https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/Y8G67491KX/ 全国に先駆け、対話…

DAY7・リスク・ベネフィットアセスメント~新型コロナによって行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。 これは、自分で、べっこうアメを作っているところです。 火を起こして、お玉と砂糖と水を準備し、火にかけ、 煮立って、色が変わったら、冷やして固める。 これだけの作業ですが、子どもにとっては、と…

DAY6・自分の責任で自由に遊ぶ~新型コロナによって行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。 ひと昔かふた昔前の話から書こうと思います。 私は、都立高校に入学したのですが、そこを受験した最大の理由は、「自由」でした。 茶髪にする若者が一般化し始めたころだったと思います。世間的にはもう…

DAY5・コロナに関する言動~新型コロナで行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、子どもたちの日常が変化しました。 今回は、自分の家の娘のことも含めてですが、子どもの居場所〇〇を継続開放する中で聞こえてきた言動を紹介しながら、危機的…

DAY4・3密について~新型コロナによって行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。 新型コロナウイルスが日本でも広がり始めたころ、クラスター(感染発症率が高い集団)が生まれた場所の特徴として、 1、換気が悪く 2、人が密に集まって過ごすような空間 3、不特定多数の人が接触するお…

DAY3・子どもにとって、外遊びは不要不急?~新型コロナで行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。 3月25日に、東京都知事から、「不要不急の外出は控えるように」という要請が出されました。 その後、4月7日に緊急事態宣言が発令され、その対象地区も4月16日に全国へ拡大されました。市民に要請した内…

DAY2・「遊ぶ」について~新型コロナにより行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。 2020年3月2日から、学校が休校になり、緊急事態宣言の発令に伴い、外出や人と会うことが制限されていきました。 多くの子どもたちは、家の中で、過ごしていたと思います。 突如、このような状態になり、…

DAY1・日常と非日常の違い~新型コロナにより行き場を失った子どもたちの日常を支えてきました~

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。 民俗学者の柳田國男によって、定義された「ハレ」(祭り、年中行事などの非日常)と「ケ」(普段の生活である日常)という概念は、とても有名です。 安定した日常の中に特別な日があり、循環していくこ…

新型コロナウイルス感染症対策における寄附金の受付について

宮城県において、緊急事態宣言が解除されたことを受け、 プレーワーカーズでは新型コロナウィルス感染症対策に係る寄附金の受付窓口を下記のとおり設置しております。寄付金は新型コロナウィルス感染症に係る事業の財源として活用いたします。 ■対象事業 名…

生き物の実感

遊びの起点の続きです。 http://playworkers.hateblo.jp/entry/2020/05/13/140110 3月2日から、名取の〇〇を毎日開放しています。 僕(理事の廣川)は、事務所で仕事をしながら子どもの様子を眺めています。 歩いてすぐの水路でどじょうや小魚やヌマエビやザリ…

遊びの起点

3月2日から名取の〇〇を毎日開放しています。 僕(理事の廣川)は、事務所に入り浸りながら、助成金の報告書を書いたり、申請書を書いたり、何かと文章を書く仕事ばかり毎日やっています。 そうやって、ほぼ座りながら見えてくる光景を少しお話ししようと思…

良い遊具をありがとうございます。本当にお願いして良かったです。

2020年4月7日 2015年11月から打ち合わせを始め、 園庭づくりのプロジェクトを一緒に進めてきた 放課後等デイサービス施設「ピーターズ・キッズ」の施設長、 城内さんから久しぶりにメッセージや写真が届きました。 子どもたちも大きくなりました。 定員も増…

プレーワーカーズとは

設立記念日!目標達成!!のような節目なわけではありませんが、おかげさまで、プレーワーカーズも立ち上げてからもうすぐ5年です。 プレーワーカーズに関わってくれる方、応援してくれる方が増えてきたと思うので、改めてプレーワーカーズってなんだ?とい…

【プレーパークけせんぬま】ストレス爆発!物を壊す子ども

遊び場では時に荒々しい子どもに出会うことがあります。 今回は物を壊す子どものお話です。 ■大人の声 「遊ぶ時間があってもゲームばかりしてるんですが。」 「もっと将来のために勉強したらいいのに」 「休みの日はいっつもダラダラしてるのが気になる」 そ…

【プレーパークけせんぬま】いつもは末っ子、今日はお兄ちゃん

プレーパークの良さのひとつは、異年齢で遊べること。子どもが日常過ごしている幼稚園や学校では、ほとんどが年齢でクラス分けされます。おのずと友達は同年齢になりがちです。その日常から見ると、週末だけですが異年齢で遊ぶ場所は貴重なのかもしれません…

【プレーパークけせんぬま】2020年初開催、冬の外遊び場何してる?

新年明けましておめでとうございます。 2020年最初のプレーパークけせんぬま開催日は1月4日でした。 一番に来た子どもは新年の挨拶より先に、愚痴を吐きました。 「あーもう、本当に正月つまんなかった!親は仕事でいないし、ゲームしかやってない。もうクリ…

古民家を開放した遊び場づくりへの支援をお願いします。

あけましておめでとうございます。 本年もプレーワーカーズをよろしくお願いいたします。 今年も、古民家の庭を開放した遊び場づくりを続けていくために、 寄付キャンペーンを行います。 ぜひ、ご支援よろしくお願いいたします。 ご寄付いただける方は、こち…

子どもは、素材に息を吹き込むことができる。

2019.12.25 子どものまち・いしのまきに「素材」を提供したら、倍になって帰ってきました。 ・ ・ ことはじめは、2年前の子どものまちです。 この年、私(廣川)は、事務局長兼子ども会議のリーダーとして、イベントづくりに関わっていました。 子どものまちと…

なに〜!?ぬの屋??

2019年12月22日(日) 名取市下増田、子どもの居場所〇〇に なにぬの屋のやこさんが来てくれました。 《渋沢やこさんプロフィール》 世田谷区のプレーパークのプレーリーダーを2年間務めた後、劇団風の子付属国際児童演劇研究所で演劇を勉強「子どものいるとこ…

①河川敷でウォータースライダー!!(地域づくりのきっかけ編)

2019年8月8日〜11日まで 宮城県大崎市の鳴子温泉の河川敷でウォータースライダーをつくり、遊ぶ!というイベントを開催しました。 イベントとしては、9日にみんなで作って、 10日に遊ぼう!というものでした。 (前後は準備と片付け) ☆木材を運んで、 ☆やぐら…