アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

児童センター職員研修

児童センターの職員研修をしてきました。

今回は、第1回目ということで自分の子どもの頃を思い出す作業をしました。

春からの新入職員になる大学生もいて、職員の方とも初対面ということもあり、まずは、自己紹介

「名前、出身、子どもの頃ハマったこと、子どもの頃の1番楽しかった想い出」をそれぞれ話しました。

続いて、遊び場マップづくりのワークショップ

「家を中心にどこでどんなことをして遊んでいたか」を絵に描いて、発表していきました。

子どものころの話になるとどんな人でもみんな楽しそうにしゃべる。

「昔は、ここがこうだったからこんなことをしてねー」
「家の近くにこんな人がいて、こうでー」

誰にでも子ども時代はあって、誰もが遊んだ経験がある。
でも、今の子どもの環境はどうだろう?どんな風に遊んでいるんだろう?
まずは、子どもの目線で今の子どもたちを見つめてほしいなと思いました。

最後に館長先生も、「児童館の指針に遊びは入っていて、冒険遊び場の考え方は必要だと思う。もちろん、子どもの生活の場として教育も必要だけど、バランスが大事。」「昔は、遊ぶ環境が地域にあったから、教育に力を入れていたかもしれない。だけど、今、遊ぶ環境の方が失われているなら、子どもが遊ぶということにも力を注がないといけない。」というようなまとめをしてくれました。

遊びを通じて、子どもたちの日常を支えるという点で、児童館の職員も冒険遊び場のプレーリーダーも共通すると思います。

子どもの日常を見てみると、遊べる場所や自然、物理的な自由度がどんどん減り、習い事や学校の授業時間の増加で好きに過ごせる時間が減り、楽しく遊んだり、喋ったり、ケンカしたりできる仲間が少子化、過疎化によって周りにいなくなる。といったことが、現実に進行している中、子どものころたくさん遊んだことを思い出した僕たちは何をしていけばいいのか。

答えのない挑戦をしていかなければと改めて感じます。

研修第二段は、体験してみよう!ということで、園庭を使って1日プレーパーク!
プレーカーも出動します。