子どものまち・いしのまき2016 vol.3
子どものまち・いしのまきの本番から1ヶ月後に子ども店長の打ち上げ会をしました(o^^o)
「子どもだって打ち上げしたいよ〜」
「みんなでバーベキューやりたい!」
そんな声に応えて計画してみました。
当日配った雑なチラシw
なぜかコピーもせず、20枚くらいひたすら手書きしてました。
本番中は、子どもたちが頑張っているので、事務局長は意外とヒマなんですw
それでも、子ども12人、大人10人が集まりワイワイと食べたり、飲んだり、遊んだり。
準備もみんなでやりました。
お昼頃に集まった子たちと一緒に歩いて買い物。
歩きながら、色んなことを話しました。
6年生女子A「ひとりっ子だと得だよ!お小遣いもあるけど、欲しいって言えば買ってもらえるんだ。」
かずき(ひとり娘の父として複雑な思いを抱えつつ)「じゃあ、欲しいけど買えないなんてことないんだ?」
6年生女子A「そうだね!」
6年生女子B「いいなぁー」
僕は直接話していませんが、他の女の子は、「塾行かないとヒマなんだよねー」と言っていたそうです。
広い意味での子どもの教育をしたい時も、福祉的な視点で子どもを守ったり支援したりしたい時もイマの子どもが置かれている環境を見続けないといけないなと感じました。
大人になるとたかだか10年、20年前の状況も「最近」という一括りにしがちですが、その感覚は違うかもしれないですね。
自戒を込めて書いておきます。
それからもうひとつ。
バーベキューは17:00までの予定だったので、暗くなって来たら片付けを始めました。子どもたちがだいたい帰った後も残り、最後の最後に大人が解散するときまで一緒にいる中学生の女の子がいました。小学生のようにはしゃいで楽しそうにするわけではないけれど、静かに座って、最後の方は大学生と喋ったりしてました。
真意は分かりませんが、きっと帰ってもつまらないんだろうな…。
解散の時に誰かが、「バイバイ!また来年!」と言っていましたが、それを聞いて僕は少し寂しい気持ちになりました。
僕は石巻市民ではありません。
実は、このバーベキューに参加した大人のほとんどが石巻市民ではありません。
いつも近くにいれない大人は時に無力です。
子どものまちはすごく楽しいイベントで、子どもも大人さえも楽しみにしています。バーベキューだって、違う学校、違う学年の子どもたちが集まって、協力したり、一緒に遊んだり、おしゃべりしたり楽しかったです。
だけど、そこから見えてくる子どもの日常は、それとは対極かもしれない。
そういう疑問を持って子どもを見つめる大人がひとりでも増えてくれたらいいと思うし、そのためにまた仕事頑張ろうと思った帰り道でした。
廣川和紀(かずき)
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