アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

スタッフ研修会

2016年12月6日17:00-19:00

NPO法人にじいろクレヨン様(http://nijiiro-kureyon.jp/)からスタッフ向け研修会の依頼をいただき実施してきました。

講師兼コーディネーターは、当法人理事廣川和紀です。

 

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テーマは、「プレーパークって何のため?」

 

震災が起こる前、宮城県にはプレーパーク、冒険遊び場の活動は4つしかありませんでした。しかし、気仙沼あそびーばーを皮きりに子どもの遊び場づくりを行う活動は増えていきます。石巻でも子ども支援の団体の中では「プレーパーク」という言葉が定着してきたように思います。

 

しかし、言葉が広がる一方で、プレーパークってなぜ必要なのか、自分自身の興味や問題意識とどうリンクしているのかについては、意外と考えていないのでは?と思い、こんなテーマでやってみることにしました。

 

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今回は、講義形式ではなく、ワークショップです。

 

「プレーパークって何ですか?と聞かれたら何と答えますか?」

というなんともザクっとしたことを個人で考えてみることから始まり、

 

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「なぜ、プレーパーク、子ども、にじいろクレヨンに興味を持ったのか」という個人の深い話もしました。

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きっかけはそれぞれでしたが、幼少期からの記憶や考えの変化、働きかた、震災からの想いなどたくさん出てきました。

 

また、他県からボランティアで入り移住した人やそんな姿を見て活動を始めた地元の人が一緒に仕事をしていることも感慨深く感じました。

 

同じ団体のスタッフ同士とはいえ、普段はなかなか時間をとってそこまで語り合わないためか、新鮮だったようです。自分のことを見つめ直し、お互いのことを知ると仕事仲間が好きになると思います。

 

最後は、団体として、なぜプレーパーク活動を行うのかをまとめたところで次回に繋ぎます。

 

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え!?次回?

そうです。この研修会3月まで月1回のペースで行うことになりました。

また頑張って報告します。

 

にじいろクレヨンは、震災直後の避難所で子どもの心のケアを目的に立ち上がった団体です。それ以降、仮設住宅での遊び場・居場所づくり活動、外遊びとしてのプレーパーク活動、民間児童館活動、子育てひろば事業、復興公営住宅でのコミュニティ支援など多岐にわたる事業展開をしています。

 

子ども支援団体の仲間として、これからも応援していこうと思います。

 

 

 理事  廣川和紀(かずき)