アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

アイスブレイク講座

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2018年2月10日(土)

子どもセンターらいつの会議室を使い、アイスブレイク講座を開催しました。

講師は、宮本大輝さん

 

研修講師として、企業向けだけでなく、国家公務員向けの研修を行う。テーマは、「ファシリテーション」「コーチング」「ロジカルシンキング」など。即興演劇インプロゲームや冒険教育を応用した体験型の研修が特徴。
役者歴:子役経験から数えて25年
即興役者歴:8年
ファシリテーター歴:学生時代から含めて10年

 子役として、大河ドラマに出演したこともあるそうです!

 

そんな宮本さんを講師に招き、体を使ったアイスブレイクのゲームを体感していきました。

 

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その後、連想ゲーム、超超超高機能カメラの開発会議などを経ていくうちに、インプロの世界に誘われます。

 

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インプロとは、即興演劇のことですが、教育、福祉、ビジネスの世界で応用され、行われているそうです。

 

仲間の意見を否定せず、重ねていく、「YES and」の考え方は、制度の狭間で新しいものを生み出すNPO 業界でとても大切なことだと感じました。

 

Aさん、Bさん、Cさんの意見を聞きながら、合意形成していくような市民活動(特に遊び場づくりはその連続)の現場に立っていても、自分自身も当事者に近ければ近いほど、想いがあればあるほど、偏ってしまいます。

 

自分自身の日々の仕事を振り返る意味でも、とても有意義でした。

 

続いて、「YES and」は、自然と演劇に近いような体を使ったものに変わっていきました。

 

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何をしている写真ですかね?

たしか、

船のイカリにタコが絡まって、それをモリで突こうとしている人を見る人。

だったかな?

 

つまり、風景を重ねるワークでした。

初めて会う人同士でこんなに笑いあえますか?

文章で説明すること自体が野暮なので、ぜひ体感してみてください。

 

 参加した方の感想でも、ファシリテーターのスキルはもちろんのこと、空気感や表情でも変わることが分かったとありました。

また、子どもに戻ったようだったという感想ももらいました。

 

そこで、余談、というか、本題でもあるかもしれませんが、子どもたちの遊びは常にインプロ的です。

 

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例えば、この日の雪遊び

2歳の女の子が最近ハマっているおままごとをパパと始めました。

最初は、小さな雪の玉をやり取りしていただけなのですが、それを見ていた小学生の子どもたちが、お椀や葉っぱ、ツララなどを駆使して、ケーキ屋さんを作ります。

 

そして、いつの間にか子どもだけで遊び始めていました。

夏のバーベキューかまどは、家になり、お買い物をしたら持って帰ってケーキを食べます。

 

こんな風に展開していくのが、遊びの面白さであり、ここで変に大人が組んだプログラムを挿入すると、この子どもの空想時間が奪われてしまいます。

 

 提供させる遊びが多くある昨今だからこそ、子どもが自由に作り出せる遊びの場や時間を返してあげたいですね。

 

 廣川和紀

 

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