アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

【プレけせ】新年の遊び場!雪遊び&竹でお米を焚いてみた!

年が明け、初の開所日、「プレーパークけせんぬま」には雪が残っていました!
気仙沼は海風があたたかいので、あんまり雪は積もらないのです。

昨年秋からオープンしたため、寒さ厳しい冬に遊びに来る常連の子どもは数人です。

来場する子どもが少ないので、ゆっくり、じっくり時間が流れます。

 

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大人は寒くても、遊ぶ子どもはあんまり気にしていない様子でした。
お昼になっても、「帰らない!!まだ遊ぶ!!」と泣き出す子がいるくらいなので、遊びへの執着の強さに驚くこともあります。

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孫をソリにのせて走り出すおじいさん。子どもに負けず、パワフルです。

 

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おじいさん作。なぜか頭から腕(?)が生えた雪だるま。
後日遊びに来た子どもに、「絶対おかしいよ、これ」と抜き取られましたが!

冬の遊び場の癒しは、なんといってもたき火。
常連のパパが愛してやまない、癒しの火です。

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この日はお弁当ではなく、竹でお米を焚いてみました。
別の遊び場で先輩プレイワーカーがやっていたので、思い出しながらやってみます。

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ガガッと切って、コーンコンと割って、ぱか!
そこに洗ったお米と水を入れて、待つこと40分。

 

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火をあてると竹が燃えてしまうので、じっくり。

 

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できました!!
ほっこほこのご飯!!

美味しそう!!

 

 

 


…だと思うじゃないですか。


食べてみると、半分ほこほこで、半分はお米の芯が残っていました。
お米を水に浸す時間がなかったせいだと思うのですが…

それでも炊飯器でできることが、竹ではできないことを知るのでした。
…生まれて27年目にして。

 

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ちょっとガリガリいうお茶漬けの完成です。

そこに遊びに来た常連君。
「それ食べたい!!」というので、半分プレゼントしました。
実は竹で1合炊いたので、ちょっと多かったのです。
(単純に水が足りないから芯が残ったのでしょうか。)

ほこほこのところを選んでお茶漬けをプレゼント。
「おいしい」
といって食べる姿に、お父さんが
「家ではそんなに食べてくれないのに、遊び場ではいろいろ食べるんだよね」
と。

きっと家のご飯のほうが美味しいはずなのに、遊び場のテンションというか、魔力というか…その子を突き動かす何かがあるんでしょうね。

 

後日、その子は
「家でお茶漬けのもと、買ってもらったんだよ!」
と報告してくれました。
いっぱい食べて、大きくなって欲しいなぁと、よその子の成長も嬉しいのが遊び場です。

そんなプレーパークけせんぬまの日常でした。

 遠藤みゆ

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