アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

【ウッドメーター物語2019】その1 レオ君とゼン君

ウッドメーター1枚1枚には、ドラマがつまっています。

 

しかし寄付金は、会計の帳簿で「合計の数字」に置き換わってしまいます。

手渡された大量の小銭の重さや、お金を渡された時の表情は、その現場に居ないと伝わらないものです。

すべてをお伝えすることは難しいけれど、いくつかのエピソードは皆さんにもお伝えしたいです。

 

※ウッドメーターは、運営費とそれを支えてくれる寄付者や寄付金を見える化するために始めた取り組みです。詳しくはこちら↓

http://playworkers.hateblo.jp/entry/2019/06/09/091748

 

 

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「レオ君とゼン君」


先日、プレーパークけせんぬまに寄付をしてくれたバケツドラマーMASA

彼は、バケツと廃材の金属を使ってドラムセット、塩ビパイプでディジュリドゥという楽器を作り、全国を移動しながら路上などでパフォーマンスをしています。

 

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毎年、被災地を支えるために、東日本大震災のあった3月11日に、東京で「311チャリティーバスキング」を行なっています。

※バスキング=路上でパフォーマーがお客さんからお金を集めること

 

毎年恒例になっているので、その日に合わせて募金を持ち寄ってくださった方々がいたそうです。

その、皆さまから預かったお金を、マサさんとパートナーのリサさんが、直接手渡してくださいました。

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募金箱:75,356円

アクセサリーショップ「リズミラクル」様:6,700円

マサさんのお父さんのお店「俺の庵」様:6,267円

レオ君&ゼン君:9,509円

寄付してくださった方々に本当に感謝です。

 

受け取った中に、黄色と白の入れ物。
ぎっしりと硬貨が詰まっていました。
これは、小学生の兄弟レオ君とゼン君が1年かけて貯金したお小遣いです。
マサのパフォーマンスによく来る兄弟とのことで、3.11の日に
「これを気仙沼の遊び場に届けてほしい」

と持ってきたそうです。

黄色と白の入れ物には、お礼の手紙を入れ、マサさんに託しました。
彼らにとって、とても貴重なお金だったはず。
大切に使わなければと、身が引き締まる思いでした。

 

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マサさん直々のサイン入りウッドメーター。


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25%を突破しました!



遠藤みゆ

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