アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

はじまりは、いつも子ども

【子どもの居場所〇〇】

 

宮城県名取市イオンモール名取からほど近い子どもの居場所〇〇

一軒家を開放した子どもの遊び場、居場所です。https://youtu.be/m5b9A4hPSN4

 

 

庭が広いので、走りまわって遊ぶことができます。

また、この付近ではだいたい田植えも終わり、カエルや虫たちが出てくるところなので、外で遊ぶにはとっても良い時期です。

 

でも、この時期は、草がどんどん伸びて、放っておくと入ることすらできません。

なので、少しづつ草刈りをしているのですが、

ひとりではどうにもこうにも進んでいきません。

 

とりあえず、入れる程度にはなりました。

 

でも、草のない時期には、こうやって地面を掘っているので、地面がボコボコです。

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こうやって草で覆われると、段差が分からなくて、転ぶ子が続出。

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実際、大人でも気をつけないと、足を挫くのではないか、というくらい地面が見えません。

 

そうしたら、常連の女の子が、草刈りをしよう!と提案してくれました。

 

僕が、刈り払い機を使って、さらに根元から刈り、それを小学生が、集めてキレイにしてくれました。

 

一緒にやっているので、その写真がないのが残念ですが、なんとも慣れた手つきで仕事を進めてくれます。

なんとも頼もしい。

子どもだから、自分と合わせて1.5人分かな。なんて侮ってはいけません。

作業自体も一人前なのはもちろんのこと、それだけではなく、

「広すぎて、1人じゃ無理だよー!」と心折れかけていた僕の気持ちをやる気にさせてくれたので、その効果は、2倍にも3倍にも思えます。

 

 

その日は、とりあえず庭の手前側だけ終わらせて、やめることにしました。

 

次の日、僕のやる気も上がっていたので、さらに奥まで進んで刈っていると、

これまた常連のお父さんが来て、

「8年も前ですが、刈り払い機の講習受けたことがあるので、やりますよ!」と言ってくれたので、交代しました。

 

「どこまでやりますか?計画はありますか?」

と聞かれたので、

「だいぶ膨大なので、お父さんがやりたいと思える程度でいいですが、子どもが走り回れるように。あとは、かくれんぼとかもしやすいように、一部残してもいいかもしれないですね」

と答えました。

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こんな感じで、刈らないとホントにこんなに伸びます。

 

そして、刈らない部分があるから、カエルも出てきます。

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僕は、プレイワーカーとして、

子どもが遊べる空間を作りたい!というのが

草刈りをする理由なので、

草刈りをしすぎて、せっかくの魅力を損なうのも嫌だなぁと考えます。

 

いつもここで遊んでいる子どもや大人は、その感覚をすぐに分かってくれるので、一言二言の会話だけで、

 

“拠点スタッフとしての具体的で明確な指示”

 

なんていうものがなくても、一緒に働くことができます。

 

 

プレーパーク(冒険遊び場)は、すべての子どもが自由に遊ぶことを保障する場所であり、子どもは遊ぶことで自ら育つという認識のもと、子どもと地域と共につくり続けていく、屋外の遊び場である。
2021年3月 特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会

https://youtu.be/BOnxQfApgnk

 

というのが、つい最近まとめたばかりの定義なのですが、

 

「子どもと地域と共につくり続けていく」

のところもすごーく大事で、

 

僕は、プレイワーカーとして、この部分を大切にしています。

 

 

そして、実際、草刈りしかり、僕が進めたいなぁと思っている仕事を主体的に率先して、真っ先に、しかもアソビゴコロを保ちながら、一緒にやってくれるのは、いつだって子どもが最初です。

 

プレーカーで、はじめての場所に出張し、終わりの時間に、1人でポツポツと片付けをしているとき手伝ってくれたのも子どもでした。

 

そのうち〇〇でも、子ども服のリサイクルができたら良いと思って、メモ書きをしていたら、

 

パッと貼り紙を作ってくれたのも子どもでした。

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(今はまだ空っぽ)
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どうして、市民活動が盛んにならないんだ!!

どうして、みんな他責思考で、主体的にならないんだ!!

 

あんまり書きませんが、NPO、市民活動者のフラストレーションとして、こんな気持ちになることもあります。

 

でも、子どもは見てくれている。

はじまりは、いつも子ども。

 

プレイワーカー/事務局長 廣川かずき

 

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