【プレーパークけせんぬま】2020年の活動報告書をつくりました!
毎月600部発行している「プレーパークけせんぬまつうしん」は、小学校や児童館、児童相談所や社会福祉協議会などに配布しています。
つまり、子育て家庭や、子ども関係機関にしか配布できていません。
子どもが遊び育つ社会をつくるためには、「子どもが身近にいない人」の理解も欠かせません。そこで、年に1回遊び場の活動をまとめて、回覧板でご近所にまわしてもらっています。
今回の活動報告書はA4で4枚。手作り感を大切に、色鉛筆で彩色しています。
【1ページ目 2020年利用者数 のべ1631人!】
大人子ども合わせて、来場者を記録して、人数をまとめています。
2019年のべ1166人に比べて、465人の増加です。コロナウイルス感染症の蔓延に伴って2020年4月はほとんど活動していないにも関わらず、予想外の増加でした。
大きい理由は2つでしょうか。
・野外の活動のため屋内と比べて感染リスクが低いから
・のんびりできる居場所になっていて、リピーター親子が多いから
子どもは友達を呼んで、口コミで増えていきます。
大人は馴染みの顔ぶれが集まるとおしゃべりが弾みます。
親子とも楽しくなって何度も来てしまうようです。
【2ページ目 遊び場のようす】
来たことのない人に向けて、遊び場の全体図と、1日の過ごし方、スタッフ体制を載せました。
ところが…発行から半月程度ですでに遊び場全体図が大きく変わっています。
滑り台は解体されて、新しいやぐらと倉庫ができました。
プレーパークはどんどん形が変わる遊び場です。
【3ページ目 プレーパークに来る子ほど自己肯定感が高い!?&子どもの声】
2020年の10月に近くの小学校にご協力いただき、アンケート調査をしました。
①月に何回遊び場に来るか、②自己肯定感をはかる10個の質問の2点をお聞きし、43件の回答を受け取りました。
それを集計したところ、「遊び場に来たことがない子」に比べると、「遊び場に来たことがある子」のほうが自己肯定感の平均点が高く、特に「月に3回以上来たことがある」グループはより高いという結果になりました。
単純に「遊び場には自己肯定感アップ効果がある」ということではなく、遊び場に来られる行動や時間の自由といった子どもの家庭状況も背景にあると思います。
しかし、見事に階段状の結果が出たので、興味深いと思いました。
【4ページ目 歴史】
なにがどういう流れで、常設の遊び場をしているの?
という話は常連の親子にもあまりしたことがありません。
遊び場に来たことがない地域の人にとっては、私たちはきっと得体の知れないヨソモノです。
そこで、今年は歴史のページを作ってみました。
東日本大地震後の移動遊び場からスタートしているんだよ、という話なら、少しは親近感もわくかも知れません。
この報告書は、まだ在庫あります。
もし興味のある方にはお渡ししますので、下記の連絡先にご連絡いただくか、プレーパークけせんぬまにお越しください。
白幡みゆ
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