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アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

亀が森冒険遊び場①

スタッフプログ 遊び空間デザイン

亀が森冒険遊び場①

 

 亀が森冒険遊び場は、石巻市河北地区で2011年6月から月に1回定期的に開催している子どもの遊び場です。

 

 立ち上げの頃からずっと関わり続け、もうすぐ5年が経とうとしています。やっと今振り返ってみたいという気持ちになってきました。

 

これまでずっとプレーカーで走り続けてきて、色々な子に出会ってきました。その度、「何して遊ぼうか」「どうしたらもっといい場所になるか」など未来を向いていたのだと思います。

 

しかし、先日(2016.5.15)の開催日に、この春から中学生になった子が久しぶりに遊びに来ました。彼女は小学2年生の頃から良く来て遊んでいた少女でした。少し大人びた服装で耳にイヤホンをさした姿で現れた彼女は、「私もああやって遊んでたなぁ」なんていう一丁前なことを言いながら、久しぶりに来ても変わらずの場所で、いつもの人と雑談を楽しんでいたように見えました。

 始めたころは、5年先、10年先なんて全く見えなかったけれど、こうやって子どもの成長を見ると、「あぁ、これを目指してたんだ・・」と腑に落ちてすごく誇らしい気持ちになりました。

 子どもは、いつか親離れをします。中学生になり、高校生になり、もっと成長すれば石巻から出ていくかもしれません。だけど、生まれ育った場所や遊んだ場所にいつでも帰ってこられるという安心感があるからこそ、大きく、遠く羽ばたけるのだと思います。

 なんだか、泣きそうになってくるので、これ以上書きませんが、亀が森冒険遊び場は、子どもたちの遊び場であり、居場所であり、逃げ場であり、帰ってくる場でもある。そう在り続けるためにも、また走りだす必要がありそうです。

 

文責:廣川和紀 

視察の頃から亀が森に関わっている。2011年から2013年までは、西公園プレーパークの会ボランティアとして。2014年から2015年は、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会東北オフィス職員として。2016年からは、プレーワーカーズとして。

むしろ、亀が森は、石巻に関わるきっかけでもあった。