アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

緊急シンポジウム「外遊びの未来」番外編

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2019年3月23日にプレーワーカーズ主催のシンポジウムを開催しました。

マジメな話は、前のブログで書いたので、今回は、番外編ということで、当日の仕掛けなどについて書こうと思います。

 

《プレーキット展示》

プレーワーカーズは、プレーカーによる遊び場の出前活動が始まりです。

今回報告があった3世代の外遊び調査結果に関しても、プレーカーで各地の子どもたちと出会う中で、ずっと気になっていたことでした。

実感として分かっていたことが、数字になってしまったなという感覚です。

 

というわけで、プレーカーによる遊び場の出前活動で使っているプレーキットを会場内に設置しました。

 

これらを見て欲しいという意図もありますが、

それ以上に思っていたのは、「ちょっとでもやわらかい、楽しい空気にしたい」という思いです。

今回のシンポジウム、テーマ的に、とってもまじめで、難しくて、重い会でした。

というか、シンポジウムに関わらず、子どもの自由な遊びに関わる活動というのは、

お金はないし、課題は山積みだし、世の中の流れと逆行だし、

意外と楽しいことってあまりありません。

でも、子どもの遊びに関わっている大人が、暗くなって、堅くなって、ルールに縛られ、好きなことを好きなようにできないんじゃつまらないなって思いました。

だから、シンポジウムってこういう感じだよね。っていう雰囲気をちょっとでも崩せればいいなぁという気持ちで、色々と置いてみたわけです。

 

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「子どもにあたらず火にあたる」(by日本コミュニティ七輪学会)

 

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マジメなパネルディスカッションをしている前で、ロボットが恐竜に食われてる!

 

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遊びながら聞いていてもオッケー。聞かなくてもオッケー。

 

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安心してください。さすがに借りている会場は掘りません。

 

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外遊び=元気よく身体を動かして!とは限りません。

 

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普段は、即席ハンモックとか作ります。さすがに今日は、無理か…。

 

《手描き看板》

シンポジウムなどでよくある縦看板。

コンパネにペンキか?とか

色々迷った挙句、ペンキで、手描き。これに落ち着きました。

みかさんありがとう。

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《グッズ販売》

活動を継続するために、グッズ販売も行っております。

今回は、みゆちゃんオリジナルの手作りグッズが並びました。

外遊びをしているときに、「あ!こんなのあればいいのに」を形にした、とてもとてもニッチなグッズです(笑)

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例えば、米文鎮。

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野外で打ち合わせしていると、書類が飛ぶでしょう

ウクレレ弾いていると、風が楽譜をめくるでしょう

そんな時は、米文鎮を置きましょう!

って、そんなことあるか??

いや、今まではよくあったなぁ。

 

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始まる前や休憩時間に見てもらいました。

 

《会員募集》

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このシンポジウムから、会員を募集することにしました!

このチラシ・・・

ん、デザインの意図を公開しちゃうのは野暮なのか??

デザイナー曰く、遊びのパンデミックらしいです。

え?これ言っちゃって、会員になる人いるか?

でも、お金も大事ですが、それよりも仲間集め!って思っています。

まずは、LINEのご登録をお願いします。

https://line.me/R/ti/p/%40jsh9483d

 

《〇〇見学》

子どもの居場所〇〇(まるまる)の見学会をしました。

暗くなってしまいましたが、シンポジウムの続きの深い話をしたり、のんびり遊んだり

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《打ち上げ》

そして、 子どもの居場所〇〇の近くにある、たこ焼きイブちゃんで打ち上げです。

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お疲れ様でしたー!

この交流が楽しいんだよねー。

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普通に、まじめに、楽しく飲んでたら、

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6個に3個の割合で激辛ソースが入っているたこ焼きが!
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あー(>_<)

 

あとは、酔っぱらいなので、覚えてません。。。

 

 

 

シンポジウムのテーマや基調講演で報告のあったデータは、とっても重いものでしたが、活動は楽しんでやっていきたいですね!

 

今後もプレーワーカーズをよろしくお願いいたします。

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緊急シンポジウム「外遊びの未来」を開催しました。

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2019年3月23日(土)

プレーワーカーズ主催のシンポジウムを行いました。

共催は、尚絅学院大学です。

 

年度末の忙しい中、講師合わせて41名の参加がありました。

ありがとうございます。

参加者の方々は、ここに書ききれないほど、様々な立場で子どもに関わっている方ばかりでした。

普段の仕事や立場は違っても、子どもの外遊び環境に対する危機感は同じなのでしょう。

 

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<3世代調査報告>

当法人理事の神林俊一による基調講演から、会がスタート。

気仙沼市内すべての小学校の児童・親・祖父母を対象として行ったアンケート調査の報告を中心に伝えていきました。

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◆放課後に遊ぶ友達の数

→「だれもいない」が18%

◆平日の放課後外で遊ぶ日

→「0日」が76%

 

もし、これを読んでいるあなたが、子どもの頃、

たくさんの仲間と外で毎日、遊んで過ごしてきたとするなら、この結果にビックリするかもしれません。

「かわいそう」と思うかもしれません。

でも、もうひとつ衝撃なのは、

 

◆自由に遊ぶことができている

→「そう思う」「少しそう思う」が71%

 

※ここに挙げているのは、すべて子ども世代のことです。それ以外に親世代、祖父母世代のデータもあります。

 

つまり、今の子どもたちは、

 


現状に満足しているということが分かります。

でも、それもそのはず。

子どもたちは、今しか知りません。知らない、体感したことがないことを欲したりすることはないからでしょう。

 

筆者(プレーワーカーズ理事のかずき)の感想も少し入ってしまいましたが、

基調講演の中では、こんな衝撃的なデータの話がもっとたくさん、詳しくありました。

 

この”事実”を聞いたうえで、私たち大人はどう考えればいいのか。どう行動していけばいいのか。

 

それが、今回のシンポジウムの主旨でした。

 

 

 

<これからどうしていくか>

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休憩を挟み、続いて、パネルディスカッションを行いました。

前段のアンケート調査の報告を聞いて、私たちひとりひとりが考えることが大事だと思っていますが、

その前に、パネラーを招き、感想や想い、意見・アドバイスなどを聞く時間を設けました。

 

パネラーは、

・大久保ちからさん(ボーイスカウト名取第1団ビーバー隊長/こどもみらいN世話人名取市市議会議員)

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・佐藤一夫さん(福島県生活協同組合連合会専務理事/福島県ユニセフ協会事務局長)

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・天野秀昭さん(一般社団法人日本プレイワーク協会理事/NPO法人園庭・園外での野育を推進する会理事/認定NPO法人プレーパークせたがや理事)

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の3人です。

それぞれ、名取・福島・東京で生まれ育ち、今もその地域で子どもに関わる活動をされている方々です。

 

このパネルディスカッションも、詳しくは書ききれないほど、たくさんのお話を聞くことができました。

ご登壇ありがとうございます。

 

・子どもが参加したくなるボーイスカウト活動

原発事故後の福島の現状

・1970年代の東京で危惧されていたこと

・遊びと学びについて

・親世代も遊んでいない/遊びたい

・遊育について

・消費者ー当事者について

などなどなど。

 

コーディネーターをしていたのに、思い出せないほどのボリューム感でした。

 

だけど、この3人の話を聞いちゃったら、考えて、考えて、行動するしかない。

そんな気持ちにさせられました。

 

ある意味、プレッシャーでもありますが、

しかし、私たち自身が子どもにとっての最大の環境であり、社会の当事者であることを思い出させてくれるようなセッションになったと思います。

 

 

最後に、参加者の感想をいくつかピックアップさせていただき、文章をしめていきたいと思います。

 

「日頃感じていたことの裏付けができたように感じました。」

 

「遊び場は大切。何故か…子どもの想像力・空想力を表現→子ども自身が生きていると感じることができる。心にすっと落ちました。」

 

「あそび=大切な学び、この大切さに大人や学校(教育)が早く気がついて欲しい」

 

「遊びではなく学び、遊育、最大の環境は大人という言葉が印象に残りました。」

 

「システムを作るけれど、システムの中をシステム化しないという部分が響いた。」

 

「自然の環境を守る大人の責任と持続可能な社会の構築が必要だと思う。」

 

「まずは、周りの人へ伝えることから始めます!」

 

「プレーパーク活動での体験、子どもたちが持っている遊びの枠を豊かにする、そこにいるおもしろいおばちゃんに私はなりたいと心あらたに思いました。」

 

 

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改めまして、参加してくださった方、ありがとうございました。

プレーワーカーズも、大人のひとりとして、行動を続けていきます。応援よろしくお願いします。

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JCNレポートに掲載されました

東日本大震災支援全国ネットワークさんが発行するJCNレポートVOL.10に、理事の廣川へのインタビュー記事が掲載されました。

 

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今回のレポートは、東北で活動する「人」にフォーカスをあて、登場する人物や東北に関心をもち、会ってみたい、関わりをもちたい、つながってみたいと思えることを目的として作られています。

 

インタビューの中では、活動に影響のあった「出会い」と今後期待する「出会い」について答えました。

たしかに、震災以降、遊び場の活動を続ける中で、多くの人との出会いがありました。

一度きりの出会い、一生涯の出会いなど、自分自身の人生を大きく変えるような出来事が数多くあったように思います。

 

特に、冒険遊び場づくりに関わる方は、震災前と比べてずっと増えました。

そのきっかけとなったのが、気仙沼あそびーばー(常設の遊び場)とあそぼっカー(プレーカーによる遊び場の出前)だと思います。

 

その活動の中心にいたのが、プレーワーカーズの代表理事 須永力と、理事の神林俊一でした。

彼らとの出会いが私の人生を大きく変えたと言っても過言ではありません。

 

記事の中では、須永力(ぶんちゃ)について少し触れていますが、彼らの子どもへのまなざしやプレイワーカーとしてのスキル、知識は見習うことばかりでした。

 

今は、仲間として活動を共にしていますが、尊敬の念は消えていません。

今後も、東北の子どもたちの役に立てるよう、試行錯誤しながらですが、活動を継続していきたいと思っています。

 

欲を言えば、これからは、

子どもを自分の枠にはめるのではなく、自然なことを自然のまま向き合える人とたくさん出会いたいですね。

そうすれば、子どもを取り巻く環境悪化を少しは食い止められるのではないか。

そう感じています。

廣川 和紀

 

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西日本豪雨被災地へ現場講師として出向きました。

2018年12月26日(水)

広島県竹原市の廃校になった小学校の校庭で、1日冒険遊び場が開催されました。

平成30年7月豪雨災害を受け、特定非営利活動法人法人日本冒険遊び場づくり協会・災害対策委員会が日本財団からの助成を元に遊び場づくりによる被災地支援を行う活動です。

 

今回の活動は、普段は、広島市でプレーパークを運営する特定非営利活動法人子どもネットワーク可部が主催、竹原市認定NPO法人ふれあい館ひろしまが共催する形で開催されました。

その活動に、プレーワーカーズ理事であり、冒険遊び場づくり協会の災害対策委員でもある廣川が仙台からプレイワーカー兼現場講師として、参加しました。

事前準備、プレーカーの運行、当日プレイワーカーとして、福山市のこどもの遊び場・若者の居場所づくり「やわらか」代表である黒木健太郎さんも一緒に活動を行いました。

 

まず、開催場所に向かう途中、今回の災害について、話を聞きながら、山肌の崩れた場所や河川が氾濫した場所を通りました。

しかし、土砂災害の被害は、局地的かつ、まだら模様のように広がっているため、まちの様子だけでは見えてこない部分もあると感じました。

 

現地に到着すると、小雨が降っていて、子どもの集まり具合など少し心配もしましたが、次第に天候も良くなり、子どもたちが集まり始めると、思い思いに、シャボン玉・やきいも・キラビーづくり・べっこうあめづくり・工作・サッカー・野球・鬼ごっこなど自由に遊ぶ様子が見られました。

 

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個人的な思いでもありますが、東日本大震災の直後、仙台の西公園プレーパークがあったおかげで気持ち的にとても助けられたのを覚えています。

当時、会社員として働きながら、休日ボランティアとして関わっていました。自分には家族や子どももいませんでしたし、被害もほとんどありませんでしたが、非日常が続くストレスや忙しさ、現実に起きていることの処理をするためにとても疲れていたような気がします。

それを癒してくれたのが、プレーパークづくりをする仲間たちとの交流でした。

なぜなら、プレーパークづくりの活動は、人と人のつながりをつくる活動でもあるからです。

僕の場合は、そこで自分の心を安定させることができたために、石巻での冒険遊び場づくり活動に移れたと思っています。

 

 

今回、県外からたった1日だけの活動に参加したからといって、何かを好転させたりできるわけではないかもしれませんが、現地の方々がとても意欲的に活動されていたのを見て、また機会があれば広島に行きたいなと感じました。

遊びは、すぐに成果や結果が出るものではないので、ゆっくりゆっくり継続して行けるようになったらいいなと思っています。

その中で、子どもはもちろん、地域の大人も含めてプレーパークがあって良かったなぁと思う日が来るのではないかと思います。

 

これを機に広島県でもさらに遊び場づくりの活動が広がっていけばいいなと思っています。

 
廣川 和紀

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なぜ、プレーワーカーズは一般社団法人を選んだのか。

 プレーワーカーズは、非営利型の一般社団法人として、「子どもが遊び育つ社会を目指して」活動しています。
そんな活動の中で、色々な方とお会いする機会があります。

中には同業者の方もいますが、そうでない方ともたくさんお話しします。

なので、「一般社団法人って何?」「NPOと違うの?」と聞かれることがよくあります。

 

今、プレーワーカーズでは、寄付プロジェクト

akaihane-miyagi.or.jp

に参加していますが、寄付を頂くにあたり、 “よく分からないこと”は、極力解消していきたいなと思っているので、今日は、「一般社団法人って何?」と「なぜ、一般社団法人を選んだのか」について書きたいと思います。

 
まず、一般社団法人というのは、法人格の1つです。NPO法人社会福祉法人、学校法人、財団法人、株式会社、合同会社などなど世の中にはたくさんの法人があります。それぞれ基づく法律が違うので、立ち上げの方法や報告の開示、税務申告の仕方などなど多くの違いがあり、起業をする方は、どんな事業をしたいのかや運営方法、資金などの現状によって、法人格を選ぶことができます。

 
それぞれ細かく色々な違いはありますが、一般論を書くだけではつまらないので、プレーワーカーズの選択と合わせて説明していくことにします。

 

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私たちは、冒険遊び場の中間支援組織である、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会東北オフィスのメンバーが、独立をして立ち上げた団体です。

実は、独立を考えていた時は、「個人事業主」、「NPO法人」、「合同会社」も視野にありました。でも、その頃から、いやもっと前からそれぞれの想いとして一貫して変わらない共通のことは、「子どもがいきいきと遊ぶ環境をつくりたい」ということでした。

その想いは、社会的であり、公共的であり、福祉的でもあります。そうすると、自ずと「非営利法人」が頭に浮かびます。

しかし、同時に復興支援事業からの独立であること、「プレイワーカー」の価値を高めていくこと、ミッションを達成するために自立した経営をすることなどを踏まえ、いわゆる無償のボランティア団体とは違うイメージで営利企業にするのもいいかもしれないと考えました。

 
今考えてみると、どんな法人でも社会課題を解決する非営利事業を行うことができ、同時に自立した経営をすることはできます。

誤解を恐れずに言えば、NPO法人だから清い活動をし、株式会社は汚い金を扱い、一般社団法人はよく分からないけど怪しい。というようなことではなく、要はどんな人たちがどんなことをどんな風にやっているか、です。

 
私たちの場合は、立ち上げ手続きのスピード感、意思決定の簡素化、非営利事業と収益事業のバランスなどを考え、一般社団法人を選択しました。

 

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ちなみに、NPO法人も一般社団法人も非営利法人という括りでは同じです。そして、その非営利という言葉は、「利益の分配をしないこと」を意味します。株式会社などと同様に利益を上げて、役員や従業員に給料を支払うことも問題ありませんし、利益を繰り越して次年度の活動資金にすることも問題ありません。

 

ただ、立ち上げ当初勉強不足で分かっていないことがありました。「税制」について、2つの形態「普通型」と「非営利型」に分かれているということです。

普通型は、株式会社などと同様に利益が出た分、全てが課税対象です。しかし、非営利型は、NPO法人と同じように収益活動にのみが課税対象になります。

 

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プレーワーカーズ立ち上げの時は、普通型でした。非営利法人なので利益の分配はしないけれど、税制上は普通法人なので、決算時に利益があれば、寄付も会費も全てに課税されるということです。

 

悩んだ結果、昨年の1月に定款を書き変え、非営利徹底型の一般社団法人に変更しました。これにより、頂いた寄付はそのまま活動資金に充てることができるようになりました。

 

一般的な商品やサービスの購入は、すぐに商品やサービスを受け取ることができますが、寄付は、サービスを受け取る受益者が別にいます。その間にいる私たちは、透明性があり、信頼度の高い法人でなければいけません。

 

そのためにまず、一般社団法人とは何かを説明させていただきました。

そして、その法人格とは関係なく、プレーワーカーズという団体が信頼に値するよう、これからも情報の公開と発信を行っていきたいなと思っています。

 

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みんなとつなごう!シェイクハンドクリーム販売開始

プレーワーカーズ公式ネットショップにて、子どものまち・いしのまきオリジナルのハンドクリームを販売することになりました。

play.official.ec

 

play.official.ec

↑↑4種類セットで送料無料になります。

 

以下、商品紹介

子どものまち・いしのまきオリジナルのハンドクリームです。

☆グレープフルーツの香り

☆デザインテーマは、「ありがとう」「えんむすび」「おくりもの」


2012年より、宮城県石巻市で開催されている『まち』を体験するイベント、「子どものまち・いしのまき」で行われたデザインワークショップでたくさんの元デザインを考えてもらいました。
その後、このイベントを持続可能にしていくことを目指して立ち上がった「ファンクラブ」の活動として、有志の高校生と共にパッケージデザインを考え、香りを選びました。
コーディネート、発売元は、一般社団法人希望の環です。全国の高校文化祭で販売をし、ハンドクリーム売り上げの一部が「子どものまち・いしのまき」ファンクラブに寄付されます。

※プレーワーカーズメンバーが、子どものまち・いしのまきに初年度から関わっているため、このハンドクリームを買い取りし、応援しています。

 

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【プレけせ】新年の遊び場!雪遊び&竹でお米を焚いてみた!

年が明け、初の開所日、「プレーパークけせんぬま」には雪が残っていました!
気仙沼は海風があたたかいので、あんまり雪は積もらないのです。

昨年秋からオープンしたため、寒さ厳しい冬に遊びに来る常連の子どもは数人です。

来場する子どもが少ないので、ゆっくり、じっくり時間が流れます。

 

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大人は寒くても、遊ぶ子どもはあんまり気にしていない様子でした。
お昼になっても、「帰らない!!まだ遊ぶ!!」と泣き出す子がいるくらいなので、遊びへの執着の強さに驚くこともあります。

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孫をソリにのせて走り出すおじいさん。子どもに負けず、パワフルです。

 

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おじいさん作。なぜか頭から腕(?)が生えた雪だるま。
後日遊びに来た子どもに、「絶対おかしいよ、これ」と抜き取られましたが!

冬の遊び場の癒しは、なんといってもたき火。
常連のパパが愛してやまない、癒しの火です。

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この日はお弁当ではなく、竹でお米を焚いてみました。
別の遊び場で先輩プレイワーカーがやっていたので、思い出しながらやってみます。

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ガガッと切って、コーンコンと割って、ぱか!
そこに洗ったお米と水を入れて、待つこと40分。

 

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火をあてると竹が燃えてしまうので、じっくり。

 

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できました!!
ほっこほこのご飯!!

美味しそう!!

 

 

 


…だと思うじゃないですか。


食べてみると、半分ほこほこで、半分はお米の芯が残っていました。
お米を水に浸す時間がなかったせいだと思うのですが…

それでも炊飯器でできることが、竹ではできないことを知るのでした。
…生まれて27年目にして。

 

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ちょっとガリガリいうお茶漬けの完成です。

そこに遊びに来た常連君。
「それ食べたい!!」というので、半分プレゼントしました。
実は竹で1合炊いたので、ちょっと多かったのです。
(単純に水が足りないから芯が残ったのでしょうか。)

ほこほこのところを選んでお茶漬けをプレゼント。
「おいしい」
といって食べる姿に、お父さんが
「家ではそんなに食べてくれないのに、遊び場ではいろいろ食べるんだよね」
と。

きっと家のご飯のほうが美味しいはずなのに、遊び場のテンションというか、魔力というか…その子を突き動かす何かがあるんでしょうね。

 

後日、その子は
「家でお茶漬けのもと、買ってもらったんだよ!」
と報告してくれました。
いっぱい食べて、大きくなって欲しいなぁと、よその子の成長も嬉しいのが遊び場です。

そんなプレーパークけせんぬまの日常でした。

 遠藤みゆ

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