アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

いしのまきパパ会議始動!

2018年2月9日(金)

IRORI石巻にて、いしのまきパパ会議が始まりました。

 

【いしのまきパパ会議とは】

カタチは決まっていません!!バン!!!

つまり、これから考えるということです。

でも、想いはちゃんとあります。

 

①パパたちがつながる

自分自身がそうですが、仕事は仕事の時間、プライベートは家族との時間。パパ同士で話すことってほとんどありません。しかも、ママサークルやママ会はあっても、パパ会じゃちょっと気恥ずかしい。

 

②話す

他の家庭のパパは、何時に帰ってくるのだろう?
土日は必ず休み?
世間話でプライベートを話さないパパたちはそんなことすら実は未知。
夫婦関係は?
子どもとどうやって遊んでる?
仕事上の将来設計と家庭とのバランスはどう考えている?
などなど、実は話したいこともたくさん。

 

③利用し合う

どうせ、つながりあって、話をするなら、もっと建設的な話もしたい。ある意味異業種交流会。お互いの仕事のことも話しながら、協力し合うこともできるかもしれない。

④遊び場にパパ

市民による子どもの遊び場づくりの多くは、ママが中心となって活動しています。しかし、子どもにとって、父親の背中がすごく大事。手作り遊具や火おこしなど、パパが遊んでるだけじゃない?と思われるようなことも子どもにとっては、魅力的な出来事の数々に。 

 

【第一弾トークセッション】

金曜日の18:30から「パパだから始まる俺たちの人生」と名付け、トークセッションを行いました。

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トークを進めたのは、当法人理事の廣川和紀とファシリテーター、プロコーチ、インプロバイザーなど多彩な仕事をこなす複業家の宮本大輝さん。

 

まず、専門的な分野として、宮本さんから、カップルコーチングに関する話題、そして廣川からは、子どもを取り巻く環境とプレイワークについての話題を提供し、次にパパ当事者としての子育てに対する悩みや夫婦との関係についての失敗談などを交えながら、話を進めました。

 

「パパだから始まる俺たちの人生」とテーマ設定したのは、パパだからこそ、仕事も頑張りたいし、でも、子どもや家族との時間もつくりたい。さらに言えば、自分の時間も少しは欲しい。といった大きな悩みを多くの人が抱えているのではないかと思ったからです。

 

【グループディスカッション】

2人のトークを見てもらう、聞いてもらうだけではなく、参加者のパパたち同士で話し合う時間もたくさん作りました。

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「仕事」「人生観」「家庭・育児」「悩み」「その他」という5つのテーマを設定し、好きな所に移動してもらったのですが、どこが一番多かったでしょうか?

 

答えは、「人生観」チームです。

『人生を設計図どおりに進めるのか、積み木のように振り返ったらできているものなのか』、もちろん結論が出せる話題ではないですが、こんな深い話が出てきていました。

他のチームでも、『育児っていうのはどこまでなんだ?』という問いが出てきていました。各チーム、もう少し時間を長くとって、話し合えれば良かったのかもしれないですね。

 

最後に、育児とはどこまでか?という問いに対して、パパ歴最長、中学生のお子さんがおり、子育て支援NPOの代表をされている方に、答えていただきました。

 

「結局、生活全般に関わること、どれを取っても育児」

「洗濯も、ご飯食べるのも、仕事も、家族と離れているときも育児。そのバランスが大事なので、それぞれの家族で話し合っていくことが必要。」

 

名言!!「どれを取っても育児」のTシャツ作りたいですね。と盛り上がったところで、時間となり第一弾トークセッションは終了しました。

 

第二弾がどんな形になっていくのかは、この日集まったみんな次第です。

 

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最後に、御礼を兼ねての説明だけ加えます。

今回のこの企画は、みやぎ県地域復興助成金を活用して行われました。

 

一見、子どもの遊び場や復興とはつながりのない事業に見えるかもしれませんが、プレーワーカーズが行っている支援活動は、「市民による子どもの遊び場づくり」の応援です。子どもに対しての直接的な支援ではありませんが、「我が子だけでなく地域の子どもたちの育ちと遊びを考える市民」がひとりでも増えることが、子どもを取り巻く環境の改善につながり、地域住民の力による復興を可能にすると考えています。

 

そのためには、いわゆる「主婦」の力だけでは難しいと感じています。ましてや、男女共同参画の時代です。共に働き、共に子どもを育てていくためにも男性の力も必要不可欠です。実際には、働き方の問題など、個人では変えられないものもありますが、今回、パパだけで13名が集まりました。これは、いままであまり目にしなかった光景です。このつながりを大切にしながら、石巻の復興に寄与できるよう活動を継続していきたいと思っています。

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廣川和紀

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