アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

みやぎチャレンジプロジェクトのお礼

こんにちは、プレーワーカーズ事務局の廣川和紀です。

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今年の1月〜3月まで、プレーワーカーズは、みやぎチャレンジプロジェクトに参加し、寄付キャンペーンを行ってきました。

 

皆様から活動に対する寄付として425,361円をいただきました。そして、宮城県共同募金会さんからは、323,274円のマッチング助成をいただけることとなりました。

ありがとうございます。

 

寄付していただけた方には、領収書、お礼状を送らせていただきます。

準備出来次第発送しますので、もうしばらくお待ちください。

なお、クレジットカードで寄附いただいた方には、領収書の送付が遅くなる可能性があります。ご了承ください。

 

一方で、目標額は、200万円に設定していたので、まったく届かないという結果に終わってしまいました。期待して募金していただいた方、本当に申し訳ありません。

これは、本当に自分の努力不足、想定不足、準備不足です。悔いの残る結果となってしまいました。

 

しかし、募金活動をする中で、たくさんの方に応援して頂いていることも改めて感じ、活動を継続させたいなと思う気持ちが強くなっていきました。

 

震災復興の予算が減り、助成金も少なくなる中で、プレーワーカーズとしても、予算規模を縮小せざるを得ない状況になっています。

予算規模の縮小は、そのまま働く人の縮小にも直結します。なぜなら、プレーワーカーズの事業はどれも「プレイワーカー」が大切だからです。人が資本です。

そんな中、事務局として「資金集め」、「予算づくり」、「事業の実施」と忙しく働いている中で、とても寂しさを感じます。

 

もっともっと、同じ想いの仲間と共に働きたい。活動したい。話したい。

 

そんな風に最近は感じます。

 

そう感じつつ、感じるからこそ、

2つの決意ができました。

 

①子どもの遊び場づくりを継続させる

②仲間を増やす

 

名取・気仙沼での遊び場づくりを継続します。

正直言って、資金の目処が立たなければ、できないと思っていました。

でも、寄付をいただく中で、まずは続けて、その姿を見てもらって、ぜひぜひ「現地で」見てもらって、皆さまにもう一度判断してもらいたいなと感じました。

嬉しいことに、キャンペーン期間が終わった後も、寄付をくれる方が何人もいました。

 

みやぎチャレンジプロジェクトでの寄付キャンペーンは終了しましたが、引き続き、寄付を募っていこうと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

↓詳しくはこちらをご覧ください。

https://peraichi.com/landing_pages/view/playworkers

 

もうひとつは、仲間を増やしていこうと思っています。

子どもの遊び場づくりへの応援の仕方は、お金の寄付だけではありません。

 

活動への参加、ボランティア協力、物品寄付、グッズ購入、仕事の依頼など様々です。

 

ぜひ仲間になって、一緒に活動を継続させて欲しいと思っています。

 

前回のブログ記事にもあげましたが、

個人会員を募集することにしました。

ご賛同頂ける方は、ぜひよろしくお願いします。

 

◆年会費
・6,000円/年です。ただし、ボランティア活動を2回行うことで次年度無料になります。
→LINE@にもご登録ください。イベント情報・ボランティア情報を配信しています。
https://line.me/R/ti/p/%40jsh9483d
・年度更新は、1月〜12月です。

 

◆特典
・プレーワーカーズ名刺をお作りします。
→2枚目の名刺としてお使いください。記載する内容などは、入金確認後メールでやりとりさせていただきます。
・プレーワーカーズグッズやイベント、講座などの割引も考えています。
・その他、メーリングリストの作成、オフ会、アルバイトなどの斡旋などなど考えています。
・特典内容は不定期で変更、更新することがありますので、ご了承ください。

 

◆入会方法

・下記のアドレスをクリックし、購入手続きへお進みください。

https://play.official.ec/items/18964829
・入金後、こちらから、ご登録のアドレスへメールを差し上げます。
・会員費を銀行口座への振込、あるいは手渡しご希望の場合、その他質問等ある方は、下記のアドレスまでお問い合わせください。

info@playworkers.org

 



 

みやぎチャレンジプロジェクトへの参加は、次への挑戦への第一歩となりました。

寄付を集めて終わりではなく、活動を続け、寄付も募り続けます。

 

これからもどうぞよろしくお願いします。

石巻のプレーパークと子どもの遊びを考える会

私たちの石巻での活動のはじまりは、前身団体であるNPO法人日本冒険遊び場づくり協会による、プレーカー活動からでした。

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子どものための石巻市民会議の会長であった、故戸田裕也氏からの依頼がきっかけで、住吉小学校、開北小学校で遊び場を開きました。

 

その後、私たちは立場や肩書きなど柔軟に変化させながらも、石巻の「プレーパーク」、「冒険遊び場」「子どもの遊び場・居場所」の活動を傍で、あるいは共に考え、行動しながら見続けてきました。

 

月日は流れ、2017年5月5日こどもの日に、石巻市子どもセンターらいつで行われた「子ども×大人×市役所との意見交換会」で、子どもたちから提言がありました。

・もっと石巻に遊べる、集える場所が欲しい

・子どもの意見を取り入れた公園をつくりたい

・鹿妻にプレーパークが欲しい

この声を受けて、子ども支援のNPOを中心に「石巻のプレーパークと子どもの遊びを考える会」を立ち上げることとなります。

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NPOの連携組織として、「定例会議」、「視察」、「座談会」などを重ねながら、行政との協働を図るべく、話し合いを続けています。

 

「協働」は、目標を共有し、共に活動することを言います。

行政とNPOの場合は、パートナーシップ契約を結び、社会課題の解決に取り組むことです。

その前提には、互いが互いの違いも含めて理解し合い、信頼関係を築いていくことが欠かせません。

 

行政とNPOの協働だけが、社会課題の解決策ではありませんが、子どもの遊び場・居場所は「公共」だと思います。

しかし、

選挙権がなく、絶対数も少ない、子どもたちのこと。

また、一時大変でも喉元過ぎれば忘れちゃう子育てのこと。

こんなことは、市政に反映されづらいという側面もあります。

 

そんな中、石巻市総合計画実施計画に「子どもの居場所づくり支援事業」が盛り込まれました。

地域子ども食堂と移動型プレーパークへの活動助成制度も始まります。

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2019年1月11日「石巻日日新聞」

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2019年4月12日「石巻かほく」

 

 

これまで地道で先の見えない活動を続けてきた成果だと感じています。

とても嬉しいニュースでした。

 

※他地域で活動をしている方、先行団体、自治体の方から見れば、「金額」や「協働度合い」などなど、まだこれからな事例かもしれません。

しかし、被災地域の第一歩として大きな一歩かなと感じています。

 

プレイワーカー(環境づくりの専門家)/プレイピープル(子どもの遊びに関わる大人)の必要性はこれからもっともっと大きくなるでしょう。

 

 

最後に、そんな石巻エリアの活動をまとめた報告書を紹介します。

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お手元に欲しい方は、以下のリンクからご購入ください。

冊子の売り上げは、プレーワーカーズの活動を支える資金になります。

 

プレイワーカーから見た子どもと共に暮らしやすい復興まちづくり

| playworkers https://gsfr3.app.goo.gl/QWCHT @BASEec

 

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【プレけせ】子どもが居ない時はなにをやってるの?

こんにちは、宮城県気仙沼市にある「プレーパークけせんぬま」のプレイワーカー、みゆです!

 

昨年9月にオープンしたこのプレーパークは、4月でも雪が降るような東北の遊び場です。

極寒の秋~冬にかけて常連になった子どもは数人。
子どもが少ない日ももちろんあります。

なので、
「子どもが居ない時はなにをやってるの?」
と聞かれる時があります。

 

日差しはあたたかいのに、屋根も吹き飛びそうな強風の春の日。
「あー。今日は誰も来ないかもなぁ」
と思ったそんな時は、子どもが居ない時にしかできない事をします。

 

ぱっと頭に浮かぶのは、毎月のお知らせを出す「プレーパークけせんぬまつうしん」を書いたり、日々の様子を伝えるブログの文章を考えたり、書類関係の事務仕事。でもそれはもっと悪天候な日や夕方以降に回すとして、

この日は太陽が出ている時にできる、遊び場の整備をすることにしました。

まずは遊び道具の手入れ。
いっぱい遊んでもらった道具たちは、どろどろに汚い!

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それをゴシゴシ、ゴシゴシ。

 

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それから、ノコギリ・トンカチ・工具類の点検。

 

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あー…ノコギリの刃がかけてる…交換しなきゃ。
切れ味が悪いと、ひっかかってケガをしやすいので、要注意。
刃を交換したり、サビないようにドロを落としたりします。

そして、壊れたものの修理。
大家さんからいただいた、ゆれるイス!
雨風で弱ってきていたのと、座面が古いクッションで汚かったのです。
それをはがして、座面に新しい板をはって、雨風から守れるようにペンキを塗って…!

じゃじゃーん!
あれ!?毒々しいイスになっちゃった!!

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その時、1人だけ遊びに来ていた男の子に
「みどりでいい?」と聞いて、
「いいんじゃね?」と答えたので、2人で塗った結果です。
センス、だれか、センスをください!!

昼すぎになると強風が収まり、ぽつぽつ子どもが来ました。
どろんこが大好きな彼。
「あれっスコップがキレイ!!これ使うね~」
といって、さっそく泥遊びを始めました。

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洗った甲斐があったよ…!
私は、子どもが遊びたくなる環境をつくるのがプレイワーカーの仕事だと思っています。道具の手入れは、気づかれにくい遊びの仕掛けです。
常連の彼はちゃんと気づいてくれましたね!

また、子どもに「片付けて」とか「洗って返して」と言うことがありますが、言った人がそれをやっていないのはおかしいと思っています。余裕のある時は、子どもの前で道具を洗ったり、片付けたり、意識的にそんな姿を見せる時もあります。
「みゆが大事にしてるものなら、おれもそうするか」
という子どもが出てくると、私もとても助かるので!

“やってあげるサービス”ではないプレーパークだから、みんなにもやってもらうために、まずは自分から“やってみせる”
まわりくどいような道のりですが、子どもを信じて、地道に背中を見せ続けるのでした。


そして、夕方です。
ベニヤ板に黒板塗料を塗った黒板。
しばらく立てかけるだけで、風が吹けば地面にいつも倒れていた黒板。
ごっこが始まれば、踏みつけられていたそれを、とうとうしっかり設置することができました。

かけや(木のハンマー)を使って木材を打ち立てて、ビスで打って完成!

 

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おぉ…廃材で作ったので、なんというか…いびつ?
いや味です。味!!

古い家の廃材なので、右の柱は木の曲がりをそのままに使っていたようです。

これを作って日が暮れたので、これにて遊び場整備は終了!

子どもに合わせて形を変えていくプレーパーク。次に来た時に気づくかどうかの、地味~な手入れから、黒板をドーンと立ててしまうような目に見える変化まで、あの手この手で子どもの遊びを刺激してみようと試みる日々です。

また遊び場の道具は、寄付でいただいた物や助成金で手に入れた物がほとんどなので、こめられた気持ちを無駄にしないよう、大切に扱わなければと思っています。
そんな、「子どもの居ない時のプレイワーカーの活動」でした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
私達を応援してくださる方へ、お知らせがあります。
会員制度をスタートしました!詳しくは下記のブログへ↓

playworkers.hateblo.jp

遠藤みゆ

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個人会員を募集します!!

プレーワーカーズの

個人会員を募集しています。
〜あなたも子どもが遊び育つ社会を目指す仲間になりませんか?〜

 

◆年会費
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ここからは、理事、廣川の想いです。

長いですが、ご興味ある方は、読んでいただけると幸いです。

 

プレーワーカーズは、2015年6月23日に一般社団法人として登記し、翌年4月1日より、本格的に始動し始めました。それまで、私たちは、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会の被災地支援事業としてプレーカーという遊び道具満載の車を被災沿岸部へ走らせ、子どもの遊び場づくりを支援し続けてきました。

その活動は、プレーワーカーズを立ち上げてからも引き続き行ってきました。

しかし、来たる2020年度は、東日本大震災から10年目の年です。復興予算が終焉を迎えることになります。

 

ここで大きな壁にぶち当たります。

①資金不足

②人不足

これは、プレーワーカーズに限ったことではないでしょう。

 

私たちも、これまで、復興予算を財源とする助成金補助金をもらい、活動を続けてきました。助成金の担当をする中で、何度も聞き、自分自身もずっと考えてきたことは、

「自立運営」です。

 

・行政の方や、財団の方からは、「プレーワーカーズ」の自立運営を問われ

・私たちプレーワーカーズは、「地域団体」の自立運営を問い、

 

「資金的・人的」支援がいらないくなるように考え、行動してきました。

しかし、こと、「子どものこと」になると、とりわけ「子どもの遊び場づくり」にまで限定すると、途端にこの難しさを感じざるを得ません。

 

なぜなら、現状では「事業」にならないからです。

 

プレーワーカーズのことで言うと、

・イベント出張

・講師派遣

・遊具製作

という、この3つは事業化するべく準備を進めてきました。

 

しかし、本当に必要でやりたいことは、

子どもの遊び場づくりです。

 

子どもは選挙権もお金も持っていません。でも、子どもの権利条約にもある通り、遊ぶ権利、育つ権利は当然だれでもが持っています。

福祉?教育?

どちらも当てはまりそうで、どちらも違うような気がします。

 

 

急に展開させてしまいますが、

子どもの遊び場づくりを継続して行い、

いや、本当はそんなものなくてもいい世の中にするためには、

 

同じ想いを持った大人たちが、支え合うしかないのだと思います。

その方法論のひとつが「会員制度」です。

 

 

 

分かってます。

会員制度なんて別に新しくもなんともありません。

特に、NPOを運営しようとしたら、基本中の基本というか、「そこから始めるべき!」くらいのことでしょう。

 

僕自身も、これまでNPOの会員費を払ったり、ボランティア活動として活動を支えたりしてきました。仲間の一員になれるという意味では、取っ掛かりとして、むしろ嬉しいくらいのものです。どこか企業で働いて、その給料の一部を会員費として払うと、興味ある分野の情報が手に入り、参加できる。仲間にもなれる。

 

でも、正直に言います。(あくまで僕の場合ですが)

活動のコミット具合によって、会員費への負担感が変わると思います。

・参加したい。→参加権を買う。おもしろい!楽しい!

・応援したい。→寄付感覚。

・いつかここで働きたい/この経験を活かして働きたい。→投資感覚。

・ボランティアとしても活動している。→この会員費って何だろう?

・ほぼ働いてる。→逆に給料くれないかな?

 

つまり、コミットすればするほど、負担感が増すような気がするんです。

※下2つは、自分の行動・言動・時間に価値があると自信を持てたためだと思います。純粋にその活動が楽しい、応援したいという場合は、下にはいかないのかもしれません。

 

だから、自分の経験上のことでもあり、今度は自分がNPOを運営する側の自戒の念として、やりがいの搾取はしたいくないなとずっと思っていたんです。

そう思って、会員制度にはどうしても手を出せなかった。

 

しかし、、、、やっと、自分の中で整理ができてきたように思います。

 

 

LINE@会員

・プレーカーが出動する遊び場イベントに参加したい人→情報提供します。

・プレーワーカーズが主催する講座や勉強会に参加したい人→情報提供します。

・純粋に応援したい人→数が増えるだけで、信用度やイベントの交渉度が上がります。

・グッズに興味がある人→割引を考えています。

 

個人会員

・純粋に応援したい人→年会費をお願いします。活動で子どもたちに還元します。

・活動に参加したい人→次年度から無料にしますので、一緒に活動しましょう。

・社会貢献として利用したい人→名刺を作ります。ぜひアピールしてください。

・成長のステップにしたい人→名刺を作ります。利用してください。

 ・いつか一緒に働きたい人→名刺を作ります。広報して「事業」を拡大させましょう。

 

メンバー

・一緒に働きたい人→ごめんなさい。求人を出すほどの体制は整っていません。

 

でも、最終的にここのメンバーを増やしていくことが、目指すべき社会への近道ではないかなと僕は考えています。

 

こんな形で、

「事業」と「本来やりたいこと」と「サービスを受けたい人」と「応援したい人」と「参加したい人」と「利用したい人」とのバランスをうまく保てるように頑張りたいなと思っています。

 

こう、色々と書いてみましたが、まだ挑戦しはじめたばかりです。

どんな風になっていくのか、プレーワーカーズは、こんなことをするに値する団体なのか。不安は尽きません。

 

個人会員を募集し始めてみました。

よろしくお願いいたします。

結局、これに尽きます。

 

ひろかわかずき

 

 

 

 

 

 

緊急シンポジウム「外遊びの未来」番外編

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2019年3月23日にプレーワーカーズ主催のシンポジウムを開催しました。

マジメな話は、前のブログで書いたので、今回は、番外編ということで、当日の仕掛けなどについて書こうと思います。

 

《プレーキット展示》

プレーワーカーズは、プレーカーによる遊び場の出前活動が始まりです。

今回報告があった3世代の外遊び調査結果に関しても、プレーカーで各地の子どもたちと出会う中で、ずっと気になっていたことでした。

実感として分かっていたことが、数字になってしまったなという感覚です。

 

というわけで、プレーカーによる遊び場の出前活動で使っているプレーキットを会場内に設置しました。

 

これらを見て欲しいという意図もありますが、

それ以上に思っていたのは、「ちょっとでもやわらかい、楽しい空気にしたい」という思いです。

今回のシンポジウム、テーマ的に、とってもまじめで、難しくて、重い会でした。

というか、シンポジウムに関わらず、子どもの自由な遊びに関わる活動というのは、

お金はないし、課題は山積みだし、世の中の流れと逆行だし、

意外と楽しいことってあまりありません。

でも、子どもの遊びに関わっている大人が、暗くなって、堅くなって、ルールに縛られ、好きなことを好きなようにできないんじゃつまらないなって思いました。

だから、シンポジウムってこういう感じだよね。っていう雰囲気をちょっとでも崩せればいいなぁという気持ちで、色々と置いてみたわけです。

 

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「子どもにあたらず火にあたる」(by日本コミュニティ七輪学会)

 

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マジメなパネルディスカッションをしている前で、ロボットが恐竜に食われてる!

 

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遊びながら聞いていてもオッケー。聞かなくてもオッケー。

 

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安心してください。さすがに借りている会場は掘りません。

 

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外遊び=元気よく身体を動かして!とは限りません。

 

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普段は、即席ハンモックとか作ります。さすがに今日は、無理か…。

 

《手描き看板》

シンポジウムなどでよくある縦看板。

コンパネにペンキか?とか

色々迷った挙句、ペンキで、手描き。これに落ち着きました。

みかさんありがとう。

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《グッズ販売》

活動を継続するために、グッズ販売も行っております。

今回は、みゆちゃんオリジナルの手作りグッズが並びました。

外遊びをしているときに、「あ!こんなのあればいいのに」を形にした、とてもとてもニッチなグッズです(笑)

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例えば、米文鎮。

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野外で打ち合わせしていると、書類が飛ぶでしょう

ウクレレ弾いていると、風が楽譜をめくるでしょう

そんな時は、米文鎮を置きましょう!

って、そんなことあるか??

いや、今まではよくあったなぁ。

 

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始まる前や休憩時間に見てもらいました。

 

《会員募集》

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このシンポジウムから、会員を募集することにしました!

このチラシ・・・

ん、デザインの意図を公開しちゃうのは野暮なのか??

デザイナー曰く、遊びのパンデミックらしいです。

え?これ言っちゃって、会員になる人いるか?

でも、お金も大事ですが、それよりも仲間集め!って思っています。

まずは、LINEのご登録をお願いします。

https://line.me/R/ti/p/%40jsh9483d

 

《〇〇見学》

子どもの居場所〇〇(まるまる)の見学会をしました。

暗くなってしまいましたが、シンポジウムの続きの深い話をしたり、のんびり遊んだり

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《打ち上げ》

そして、 子どもの居場所〇〇の近くにある、たこ焼きイブちゃんで打ち上げです。

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お疲れ様でしたー!

この交流が楽しいんだよねー。

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普通に、まじめに、楽しく飲んでたら、

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6個に3個の割合で激辛ソースが入っているたこ焼きが!
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あー(>_<)

 

あとは、酔っぱらいなので、覚えてません。。。

 

 

 

シンポジウムのテーマや基調講演で報告のあったデータは、とっても重いものでしたが、活動は楽しんでやっていきたいですね!

 

今後もプレーワーカーズをよろしくお願いいたします。

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緊急シンポジウム「外遊びの未来」を開催しました。

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2019年3月23日(土)

プレーワーカーズ主催のシンポジウムを行いました。

共催は、尚絅学院大学です。

 

年度末の忙しい中、講師合わせて41名の参加がありました。

ありがとうございます。

参加者の方々は、ここに書ききれないほど、様々な立場で子どもに関わっている方ばかりでした。

普段の仕事や立場は違っても、子どもの外遊び環境に対する危機感は同じなのでしょう。

 

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<3世代調査報告>

当法人理事の神林俊一による基調講演から、会がスタート。

気仙沼市内すべての小学校の児童・親・祖父母を対象として行ったアンケート調査の報告を中心に伝えていきました。

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◆放課後に遊ぶ友達の数

→「だれもいない」が18%

◆平日の放課後外で遊ぶ日

→「0日」が76%

 

もし、これを読んでいるあなたが、子どもの頃、

たくさんの仲間と外で毎日、遊んで過ごしてきたとするなら、この結果にビックリするかもしれません。

「かわいそう」と思うかもしれません。

でも、もうひとつ衝撃なのは、

 

◆自由に遊ぶことができている

→「そう思う」「少しそう思う」が71%

 

※ここに挙げているのは、すべて子ども世代のことです。それ以外に親世代、祖父母世代のデータもあります。

 

つまり、今の子どもたちは、

 


現状に満足しているということが分かります。

でも、それもそのはず。

子どもたちは、今しか知りません。知らない、体感したことがないことを欲したりすることはないからでしょう。

 

筆者(プレーワーカーズ理事のかずき)の感想も少し入ってしまいましたが、

基調講演の中では、こんな衝撃的なデータの話がもっとたくさん、詳しくありました。

 

この”事実”を聞いたうえで、私たち大人はどう考えればいいのか。どう行動していけばいいのか。

 

それが、今回のシンポジウムの主旨でした。

 

 

 

<これからどうしていくか>

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休憩を挟み、続いて、パネルディスカッションを行いました。

前段のアンケート調査の報告を聞いて、私たちひとりひとりが考えることが大事だと思っていますが、

その前に、パネラーを招き、感想や想い、意見・アドバイスなどを聞く時間を設けました。

 

パネラーは、

・大久保ちからさん(ボーイスカウト名取第1団ビーバー隊長/こどもみらいN世話人名取市市議会議員)

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・佐藤一夫さん(福島県生活協同組合連合会専務理事/福島県ユニセフ協会事務局長)

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・天野秀昭さん(一般社団法人日本プレイワーク協会理事/NPO法人園庭・園外での野育を推進する会理事/認定NPO法人プレーパークせたがや理事)

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の3人です。

それぞれ、名取・福島・東京で生まれ育ち、今もその地域で子どもに関わる活動をされている方々です。

 

このパネルディスカッションも、詳しくは書ききれないほど、たくさんのお話を聞くことができました。

ご登壇ありがとうございます。

 

・子どもが参加したくなるボーイスカウト活動

原発事故後の福島の現状

・1970年代の東京で危惧されていたこと

・遊びと学びについて

・親世代も遊んでいない/遊びたい

・遊育について

・消費者ー当事者について

などなどなど。

 

コーディネーターをしていたのに、思い出せないほどのボリューム感でした。

 

だけど、この3人の話を聞いちゃったら、考えて、考えて、行動するしかない。

そんな気持ちにさせられました。

 

ある意味、プレッシャーでもありますが、

しかし、私たち自身が子どもにとっての最大の環境であり、社会の当事者であることを思い出させてくれるようなセッションになったと思います。

 

 

最後に、参加者の感想をいくつかピックアップさせていただき、文章をしめていきたいと思います。

 

「日頃感じていたことの裏付けができたように感じました。」

 

「遊び場は大切。何故か…子どもの想像力・空想力を表現→子ども自身が生きていると感じることができる。心にすっと落ちました。」

 

「あそび=大切な学び、この大切さに大人や学校(教育)が早く気がついて欲しい」

 

「遊びではなく学び、遊育、最大の環境は大人という言葉が印象に残りました。」

 

「システムを作るけれど、システムの中をシステム化しないという部分が響いた。」

 

「自然の環境を守る大人の責任と持続可能な社会の構築が必要だと思う。」

 

「まずは、周りの人へ伝えることから始めます!」

 

「プレーパーク活動での体験、子どもたちが持っている遊びの枠を豊かにする、そこにいるおもしろいおばちゃんに私はなりたいと心あらたに思いました。」

 

 

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改めまして、参加してくださった方、ありがとうございました。

プレーワーカーズも、大人のひとりとして、行動を続けていきます。応援よろしくお願いします。

https://peraichi.com/landing_pages/view/playworkers

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
一般社団法人プレーワーカーズ 
【ご支援と拡散・シェアのお願い】(3月31日まで)
寄付プロジェクトに挑戦中です!目標額200万円!!

◆プロジェクト内容
名取市下増田と気仙沼市田尻沢にある一軒家の庭を開放した子どもの遊び場づくり>
http://akaihane-miyagi.or.jp/challenge/org21

◆寄付の方法
①専用の振込用紙(窓口のみ)
赤い羽根共同募金・みやぎチャレンジプロジェクトに参加しています。
専用の振込用紙を郵送しますので、コメント・メッセージを送ってください。

②振込(ATMも可)
<ゆうちょ銀行からお振込みの場合>
一般社団法人プレーワーカーズ 代表理事 須永力(シヤ.プレーワーカーズ)
「記号」18160 「番号」07006291
<他金融機関からお振込みの場合>
「店名」八一八/普通預金/「口座番号」0700629
☆子どもが遊び育つ社会を目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします☆

③クレジットカード決済
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上記のリンクにアクセス→「この団体に対するクレジットカードによるご寄付はこちら」をクリック→画面に従って進んでください。

〇HPはこちら↓
http://playworkers.org
〇普段の活動の様子が見られる、ブログ「アソビのタネ」はこちら↓
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〇ご支援のお願い
遊び場づくりの支援や、子どもを取り巻く課題解決のため、ご支援のほど宜しくお願い致します。
http://playworkers.org/donation
〇プレーカー・プレーワーカーを呼びたい方、
講演・研修・遊び場づくりなど、その他ご相談はこちらへご連絡ください。
info@playworkers.org
○公式ネットショップはこちら
http://play.official.ec
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JCNレポートに掲載されました

東日本大震災支援全国ネットワークさんが発行するJCNレポートVOL.10に、理事の廣川へのインタビュー記事が掲載されました。

 

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今回のレポートは、東北で活動する「人」にフォーカスをあて、登場する人物や東北に関心をもち、会ってみたい、関わりをもちたい、つながってみたいと思えることを目的として作られています。

 

インタビューの中では、活動に影響のあった「出会い」と今後期待する「出会い」について答えました。

たしかに、震災以降、遊び場の活動を続ける中で、多くの人との出会いがありました。

一度きりの出会い、一生涯の出会いなど、自分自身の人生を大きく変えるような出来事が数多くあったように思います。

 

特に、冒険遊び場づくりに関わる方は、震災前と比べてずっと増えました。

そのきっかけとなったのが、気仙沼あそびーばー(常設の遊び場)とあそぼっカー(プレーカーによる遊び場の出前)だと思います。

 

その活動の中心にいたのが、プレーワーカーズの代表理事 須永力と、理事の神林俊一でした。

彼らとの出会いが私の人生を大きく変えたと言っても過言ではありません。

 

記事の中では、須永力(ぶんちゃ)について少し触れていますが、彼らの子どもへのまなざしやプレイワーカーとしてのスキル、知識は見習うことばかりでした。

 

今は、仲間として活動を共にしていますが、尊敬の念は消えていません。

今後も、東北の子どもたちの役に立てるよう、試行錯誤しながらですが、活動を継続していきたいと思っています。

 

欲を言えば、これからは、

子どもを自分の枠にはめるのではなく、自然なことを自然のまま向き合える人とたくさん出会いたいですね。

そうすれば、子どもを取り巻く環境悪化を少しは食い止められるのではないか。

そう感じています。

廣川 和紀

 

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