アソビのタネ

子どもがいるならどこでも「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられる現場づくりでの実践を記していきます。

梅シロップかき氷と、毎年の約束

気仙沼の夏は短いです。

例年、7月半ばに梅雨が明けて、暑くなったなぁと思って8月のみなと祭りが終わるともう秋の気配。

 

今年はどんな夏になるでしょうか。

 

夏を満喫するにはまずこれだ!!と思い、

先日、かき氷機を遊び場に持っていきました。

 

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ハンドルを回して氷を削ると、クマさんの目が動く、お気に入りのかき氷機です。

子どもによっては「気持ち悪い!!!!」と不評なのですが。

(回すスピードが早いと、ぎょろぎょろ動きます)

 

プレーパークけせんぬまの梅で作った梅シロップをかけて食べましたが、

「うまいもう1杯!!」

「おれもー!」

と、なんと今年分の梅シロップを1瓶ぺろりと食べられてしまいました。

 

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この梅シロップ、6月にみんなで作ったものです。

梅もぎも子どもと一緒にやり、

 

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一晩水につけてあく抜き。

 

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梅のへたとり。このあたりで子どもは飽きて、おとなたちでやります。

 

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氷砂糖と交互に入れて、りんご酢を入れて、1ヶ月漬けおきます。

 

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このシロップ作り、1年前にあるお母さんの提案で始まりました。

プレーパークけせんぬまの前身である「こどまど」の時に常連だった子のお母さんが提案してくれたのです。

 

「遊び場に協力したいんです!シロップ作りのイベントとかどう??」

 

そう言って、講師を引き受けてくれました。

 

やんちゃな我が子と周りの環境に悩まされながら、一生懸命に働くお母さん。

すごいなぁと思いつつ、大変だろうなと心配することも。

 

こどまどの時はお茶を出して、ゆっくりお話を聞くこともできましたが、今は生活環境が変わって、なかなか顔を見ることも難しいです。

 

1年に1回でもつながり続けたいなぁと思い、今年も梅シロップづくりをしました。都合がつかず、会えませんでしたが、また来年もやります。

 

プレーパークけせんぬまは、子どものための遊び場ですが、お父さんお母さんが辛い思いをしていると、子どもは楽になれません。

 

神奈川県川崎市、子どもの権利条例子ども委員会の言葉を思い出します。

 

「まず、おとなが幸せにいてください。

おとなが幸せじゃないのに子どもだけ幸せにはなれません。」

 

心の余裕がみんなに行き渡りますように、と願って

遊び場ではできるかぎり、お父さんお母さんの声にも耳を傾けています。

 

一方で、ボランティアを名乗り出てくれるお父さんお母さんのおかげで、実は遊び場が支えられています。

 

お互い様でめぐる、あたたかさを感じます。

 

白幡みゆ

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