新型コロナウイルス感染症対策における寄附金の受付について
宮城県において、緊急事態宣言が解除されたことを受け、
プレーワーカーズでは新型コロナウィルス感染症対策に係る寄附金の受付窓口を下記のとおり設置しておりま
す。寄付金は新型コロナウィルス感染症に係る事業の財源として活用いたします。
■対象事業
名取市下増田における子どもの居場所「〇〇(まるまる)」事業
※状況に応じて随時事業の追加についても検討してまいります。
■受け入れ実施時期
令和 2 年 5 月 15 日~
■受付方法
1、振込
ゆうちょ銀行から
口座名義:一般社団法人プレーワーカーズ 代表理事 須永力
口座番号:記号 18160 番号 07006291
ゆうちょ銀行以外の金融機関から
口座名義:一般社団法人プレーワーカーズ 代表理事 須永力
金融機関:ゆうちょ銀行 店名:ハチイチハチ 店番:818
口座番号:普通 0700629
※寄附金の口座振込手数料はご負担ください。
2、現金受領
〒名取市下増田字丁地 96-2 子どもの居場所「〇〇」
東光寺西隣です。
※現金書留による郵送寄附も受付対応いたします。
3、その他
領収証がご入用の際は、ご連絡ください。追ってお送りいたします。
TEL 022-397-7507(代表理事、須永)、 090-6459-5225(事務局、廣川)
MAIL info@playworkers.org
一般社団法人プレーワーカーズ
代表理事 須永力
生き物の実感
遊びの起点の続きです。
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2020/05/13/140110
3月2日から、名取の〇〇を毎日開放しています。
僕(理事の廣川)は、事務所で仕事をしながら子どもの様子を眺めています。
歩いてすぐの水路でどじょうや小魚やヌマエビやザリガニを獲って、〇〇に戻ってきました。
気づくと、紙コップに自分の名前を書き、飼おうとしています。
わーわーと賑やかな声がしていたなぁと思って見に行くとこんな感じになっていました。
・
・
・
で、次の日。
魚やエビに会うのが楽しみな子どもたちですが、、、
「死んでるーー!」
「何で?」「どうして?」
「誰がやったの?」「なんなの!?」
その大騒ぎを聞いて、
プレイワーカーのぶんちゃが一言。
「酸素不足だよ」
「えー、でもどうして?」
「何で死んでるの?」
「どうしよう?」
またもや、ぶんちゃがさっきよりも強く、
「だから、聞いてる?酸素不足なんだって!」
「みんなだってそうだろう、狭い部屋にぎゅうぎゅうに閉じ込められてたら死ぬんだよ。」
「体育館みたいに広い場所に移さないと」
で、桶に移していました。
恥ずかしながら、僕自身が、生き物を飼うという経験がほとんどなく、そこまで興味を持たずに生きてきてしまったのですが、なるほど、分かりやすい!と横で聞いていて思いました。
ブログをキレイにまとめようと思ったら、
こういう経験は大事ですね。とか
生き物の命について学べました。とか
学校で「酸素」の単元の時に興味が持てますね。とか
何でも書けるんだろうけど、なんかそういうことではなく、
この日のような実感が、積み重なって、「生きる糧」になるんだろうなぁ。
と、僕自身もちょっと羨ましく見ていました。
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遊びの起点
3月2日から名取の〇〇を毎日開放しています。
僕(理事の廣川)は、事務所に入り浸りながら、助成金の報告書を書いたり、申請書を書いたり、何かと文章を書く仕事ばかり毎日やっています。
そうやって、ほぼ座りながら見えてくる光景を少しお話ししようと思います。
毎日、玄関を開ける時間ピッタリに自転車で登場する、いつもの子たち。
天気の良いこの日は、○○についてすぐ、どこかへ出かけていきました。
しばらく帰ってこないなーと思うと、お昼前にわらわらと帰ってきます。
近くの水路まで
どじょうやヌマエビ、ザリガニなどを獲りに行っていたようです。
〇〇は、遊び場ですが、
〇〇だけが、遊び場でいいわけではありません。
集合場所とか、相談場所とか、なんかそんな場所。
大人だって、とりあえずカフェでお茶しながら、
「この後どうする―?」とか相談しますよね。
で、そこから出かけていく。
子どもの拠点っていうのは、遊びの起点なんだなーという話でした。
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良い遊具をありがとうございます。本当にお願いして良かったです。
2020年4月7日
2015年11月から打ち合わせを始め、
園庭づくりのプロジェクトを一緒に進めてきた
放課後等デイサービス施設「ピーターズ・キッズ」の施設長、
城内さんから久しぶりにメッセージや写真が届きました。
子どもたちも大きくなりました。
定員も増やして毎日20名以上来ています。
外遊びが充実しているので密集した感じがありません。
思いきり遊べる事業所と認識されてきた様で保護者の見学も増えました。
子どもたちは、自分で考えながら遊ぶようになっていて嬉しいです。
説明を受けていたことが実感できます。
良い遊具をありがとうございます。本当にお願いして良かったです。
(筆者加筆修正)
つまり、
①子どもがより良く遊べるようになって
②保護者にとっても子どもが元気よく遊べるいい施設になって
③施設利用者が増え
④運営法人の経営状態も良くなった
ということです。
とてもうれしかったので、ブログを書こうと思います。
・
・
・
城内さんに出会った頃、最初に言われたのは、
「アスレチックとかも作れますか?」の一言でした。
僕は、「できます!」「まずは、現場を見て話しましょう。」と返答し、プロジェクトが始まりました。
でも、今思い返すと、僕らは、アスレチックを作っていません。
今、ピーターズ・キッズにはこんな素晴らしい遊具?アスレチック?がありますが、
半分以上は、ピーターズ・キッズのスタッフの方が作り上げたものです。
では、僕ら、プレーワーカーズは、いったい何を作り、何を提供できたのでしょうか?
【実際に作ったものをもう一度振り返る】
●子ども専用倉庫付き複合すべり台
この遊具の特徴は、斜面がとっても急で、幅がとっても広いすべり台です。
駆け上がったり、恐る恐る滑り降りたり、
だけど、慣れてくると、鬼ごっこをしながら駆け下りたり、
この施設、元々は、保育所だったので、一般的な遊具がありました。
子どもたちの遊びを観察する中で、「高いところ」、「関わり合って遊べるもの」があるといいなと感じ、デザインしていきました。
最初の案を見てみると、屋根の上に子どもが乗っていますね。
打ち合わせや設計をする中で、これはやめておこう。ということで登れない仕組みにしてありますが、アイデア段階ではこのくらい自由度高く考えていました。
一階部分も、設計段階では、隠れられる基地にする予定でしたが、作業工程の中で、大幅に変更し、それもやめました。
代わりに急遽ハンモックを作ったりもしました。
これが、第一弾で制作した遊具です。
●林
次に作ったのが、「林」です。
これの説明が一番難しいのですが、僕らの意図としては、「自然」をこの中に作りたい。がために、
ただ、間伐材を埋めていく。
という、斬新なアイデアに行きつきました。
プレーパークの活動では、木がたくさんあるところでの活動をする時に、
ロープを使って、モンキーブリッジ、ターザンロープ、滑車ロープ、ハンモック、ブランコなどなど、その場で工夫して作ったりします。
その楽しさを再現したいなと思った時に、
「ブランコ」を作ってあげるのではなく、
ブランコも作れる「木」を作ってみよう!
ということにしました。
その「木」があって、「ロープ」と「アイデア」と「遊び心」さえあれば、技術はさほど難しいことではありません。
そのアイデアの一部として、最初には、「ブランコ」と「ハンモック」だけ作りました。
●ハンモック
ちなみに、このハンモックは、保護者や地域の方と一緒に編みました。
●築山
続いて、築山も作りました。
と言っても、どう見ても工事現場の土盛りです。
トラックで土を運び入れて、盛っただけ。
芝も植えないし、丸太でキレイな加工もしません。
なぜなら、形が変わってもいいからです。
園庭全部が「砂場」になったっていいな。と思っていたので、
そのきっかけにでもなればいいと考えました。
実際は、後日このようなトンネルが埋められ、形が変わることになります。
●ウッドデッキ
最後に作ったのがウッドデッキです。
外にたくさんの遊具を作ったら、子どもたちが外で遊ぶようになりました。
でも、外で遊ぶには、玄関を回って、靴を履き替えないといけません。
そして、ここは障害をもった子が通う施設です。
健常児と見分けがつかない程ほど、元気よく走り回る子がいる一方で、
脚が不自由だったり、ほとんど歩けない子もいます。
そんな子たちも、ちょっと外の空気を吸えたり、みんなが遊ぶ様子を眺められたりできるように、スロープ付きのウッドデッキを作りました。
僕らが実際に作ったものは、これで全部です。
【その前後を振り返る】
実際に作った「もの」はこれで全部ですが、
実際に行った「こと」は他にもたくさんあります。
●プレーカーによる遊び場の出前(子どもの様子を観察)
2016年1月。
初回打ち合わせを受けて、まずは、実際にこの施設に通う子どもたちの年齢、遊ぶ様子、特徴などなどを観察してから、作るものを考えようと、まずは、プレーカーによる遊び場の出前を行いました。
一般的に遊具の提案は、大人の要望を聞いて、それに合った製品を販売するという流れになります。
しかし、僕らは、子どもの遊びを観察し、子どもにとって、一番良い環境は何かを考えました。
当然、決まった正解はないので、施設長や理事長の話、スタッフの方々の話も聞きながらよく観察して考えるのですが、
子どもにとって一番良い環境が、大人が考えていることと同じとは限りません。
この時に、子どもたちの様子を観察して、僕らが提案した園庭づくりのプランは、「アスレチック」ではありませんでした。
●園庭全体のプラン作成(将来像のイメージ共有)
ひとつの遊具を作って終わりではなく、園庭全部を子どもが遊ぶ空間にしていくため、
将来像のイメージ共有をしました。
しかし、このイメージも目指すべき完成形というよりは、どんどん変更可能な、
「現時点」でのゴールです。という話をしていました。
●プレイワーカーの出張(補修・点検・遊び方の提案)
実際に、遊具を作った後は、
どんな意図でこれを作ったのか、
どうやって工夫していけばいいのか、
現時点での問題点、改善案など常に話していました。
毎日の点検の仕方や、メンテナンスの方法なども伝えています。
それと同時に、子どもたちと一緒に過ごしたり、子どもたちと一緒に遊びながら
こう遊んだら、面白いよ。とか
こんな遊び方もあるよ。とか
なるべく多くのアイデアを「提示」できるように、努めました。
●プレイワーカーの出張(相談・アドバイス・研修)
一緒にハンモックを編んだ、保護者の方々向けに、「市民活動としての遊び場づくり」&「遊び場でのリスク管理」の研修をしているところです。
まだ実現できていませんが、石巻で遊び場づくりをしている方との交流会もできたらいいねと話していました。
【実際に遊んでいる様子】
これらの活動を経て、実際にどんな風に遊んでいるのか
遊具や園庭がどんな風に変わったのか
お見せしたいと思います。
●ウォータースライダー
●林部分の改造
●高いところで遊ぶ
●ウッドデッキ
これでも、まだまだ一部です。
実際に「場」を見てほしい。そう思います。
近いうちに見学ツアーでも企画しようかな。
着想:2015年11月
着工:2016年9月
工事終了:2018年1月
ゆっくりゆっくり
しかし、とてつもなく大幅に、
園庭が育っています。
園庭の環境が変わると子どもたちの遊びが変わります
子どもたちの環境が変わると大人の意識が変わります
大人の意識が変わると子どもの過ごす環境が変わります
そんな育ちあいの循環を目指して、「遊び空間デザイン事業」と名付けました。
実際のところは、主に遊具づくりワークショップの委託という形で行っています。
【プレーワーカーズが提供できること】
僕ら、プレーワーカーズが提供できることは、いったい何でしょうか?
ご覧いただいたように、僕は、アスレチックを作りませんでした。
おそらく、僕が提供できたのは、
「遊びのキッカケ」と「遊び空間づくりの面白さ(プレイワークの視点)」
ではないかなと思っています。
これは、遊び場づくりの専門家(プレイワーカー)の集まりだからこそできる仕事だと思っています。
こんな園庭と育ちあうプロジェクトに興味がある方は
ぜひ、一度お問い合わせください。
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【ハックの家バックナンバー】
1日目 http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/09/12/231000
2日目 http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/09/13/000000
3日目 http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/09/16/112000
4日目 http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/09/25/000000
特別インタビュー「なぜプレーワーカーズに遊具づくりを依頼したのか?」
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/09/28/202500
5日目 http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/10/11/142300
6~8日目 第1回完結! http://playworkers.hateblo.jp/entry/2016/12/08/000000
遊具づくりをキッカケに「遊ぶ」を考える
http://playworkers.hateblo.jp/entry/2018/07/19/171200
プレーワーカーズとは
設立記念日!目標達成!!のような節目なわけではありませんが、おかげさまで、プレーワーカーズも立ち上げてからもうすぐ5年です。
プレーワーカーズに関わってくれる方、応援してくれる方が増えてきたと思うので、改めてプレーワーカーズってなんだ?というのを振り返ってみようと思います。
【設立の流れ】
東日本大震災の直後から被災地支援事業として、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会 東北オフィスは活動してきました。私たちは震災から5年にもなる来年以降の事を話し合った結果、より東北地方で活動を展開しやすくする為に、東北オフィスのメンバーで新たな法人を設立することと致しました。
(アソビのタネ、2015年6月23日より)
→東日本大震災の被災地支援を続けるために、法人格を持って、独立し、現地メンバーでなんとかやって行こうぜ!っていうのがスタートでした。
【2016年度は】
2016年4月に完全に独立し、本格始動。
宮城県地域復興支援助成金と復興庁心の復興事業の助成金をいただき、被災地支援を続けました。
実際には、これまで関わってきた人たちと繋がり続けることをしながら、
・助成金の申請書を作るために話し合ったり
・会計管理や契約書など諸々の管理体制を整えたり
・移動型遊び場「プレーカー」をどうにか事業化できないか考えたり
・思わぬ繋がりから、園庭遊具製作の依頼をもらって、それはもう必死に役立てるよう頑張ったり
振り返ってみると、今打ち出している「事業」の一歩目でした。
【2017年度は】
引き続きで、復興支援の助成金をいただきながら、子どもへの直接支援に踏み出しました。
これまで東北地域での冒険遊び場やプレーカーで多くの子どもたちと過ごしていく中、もう少し長い時間をかけて関わりたいなぁと思う子どもたちとの出会いがたくさんありました。
でも、僕たちは各地域で遊び場をされている方々を応援する立場なので、一歩踏み込んで関わるには様々な難しさがありました。
3年ほど前から子どもたちと家庭的で暖かさを感じる居場所を作りたいと思っていたのですが、ご縁に恵まれ宮城県に2ヶ所の拠点をつくることになりました。
これはプレーワーカーズ初の自分たちがつくる子どもの遊び場・居場所です。
(プレイフルvol2・2017年度報告書より)
→復興支援者から市民活動者に移行する時期でした。
【2018年度は】
地域に根差し、今後も継続して続けて行けるように拠点の場所を変え、作りあげていきました。
それと同時に、
・プレーカーを「イベント出張」として、
・園庭づくりを「遊具製作」として、
・理事個人の活動を「講師派遣」として、
事業化させ、カタログも作りました。
なるべく、本来やりたいこと、つまり、ミッションから遠ざからない形で収益性を持たせる方法を常に探しています。
また、ネットショップを立ち上げたり、三世代遊び環境調査をしたり、キャンプを企画したりなど、また新しいことにも挑戦してきました。
→これらの収益事業だけでなく、全ての事業を展開するにあたって、最も重要なことは、プレイワーカーが関わっているという点です。
プレイワーカーが集まり、法人を作っているので、「人」にこそ価値があると考え、形作ってきました。
【2019年度は】
地域に根付いた活動を続けながら、会員制度を作りました。
また、みやぎチャレンジプロジェクトにも参加し、プレーワーカーズとしては初めて大がかりな寄付キャンペーンを行いました。
その結果、
・寄付金の割合は8%から11%に増え
・助成金割合は74%から42%に減り
・事業収入の割合は13%から40%に増え
しかし、270万円の赤字でした。
まだまだ、非営利活動団体を経営していくという点でできていないことがあるからでしょう。
でも、同時に
全国各地で子どもに関わる活動をしている皆さんと同じ市民活動団体の一歩を踏み出したとも思っています。
そして、被災地支援団体から変わりつつあるとも思っています。
今、日本全国が、非日常性の空気に包まれ、不安感がなかなか消えない状況です。
・
・
・
しかしながら、いつどんな時でも
“遊び”は子どもの心身に直結した子どもの生きる糧だと確信しています。
(プレイフルvol.1・2016年度報告書より)
だから、プレーワーカーズは、
《子どもが遊び育つ社会を目指して》
事業を継続・展開していこうと考えています。
【プレーパークけせんぬま】ストレス爆発!物を壊す子ども
遊び場では時に荒々しい子どもに出会うことがあります。
今回は物を壊す子どものお話です。
■大人の声
「遊ぶ時間があってもゲームばかりしてるんですが。」
「もっと将来のために勉強したらいいのに」
「休みの日はいっつもダラダラしてるのが気になる」
そんな声がよく聞こえてくる今日この頃。子どもの将来を心配する気持ちはビシビシ伝わって来ますが、あえて声を大にしていいます。
「もっと子どもに遊びをーー!!!!」
でないと、子どもの心が壊れます。そして遊び場のイスも棚も。
ぼーっと無駄に見える時間でも、脳ミソを休める必要な時間かもしれない。
ゲームはやれば飽きる時が来るけど、画面から顔を上げた時に他にやりたい遊びのない環境なのかもしれない。異常なほど依存するなら原因はゲームじゃないかもしれない。
子どもの選んだ過ごし方には、一見意味がなさそうでも本能で選択しているように思います。
■「私もワルになっていい?」
ある日の午前中、幼稚園行事のために未就学児は少なく、小学生が中心のメンバーでした。
家づくりをしたい女の子達と、木で作った古い家を持ち上げて移動して場所をつくっていると…
「なにー?その家壊していいの?壊すよ?」
男の子達が手にオノ、トンカチをもってスタンバイ。※プレーパークけせんぬまでは、子どもが自由に工具を使えます。
「いやぁ、この家は改造に使おうと思っているよ」
そう答えても、やりたいスイッチの入った男の子達は止まりません。
「こんなのいらないって〜」
(この木の家の持ち主は、「そろそろ飽きたからいいや」と言っていたので、壊してもいいのですが。)
ビフォア↓
アフター↓
おわかりいただけるでしょうか…
青のドラム缶のすぐ後ろにあった家が2つとも破壊されました。
それはもう楽しそうに「キャッホ〜!!」と歓声を上げて。
男の子だけでなく、家を作ろうとしていた女の子まで加わる始末。
「私もワルになっていい?」
いつもは真面目な女の子がニヤリと笑いました。
遊びは破壊と創造の繰り返しとも言われます。子どもが自由に手を加えられるものが、遊びの価値が高いものだと。
しかし破壊した子どもたちはその後何かを作ろうとした訳ではありません。
破壊、破壊、破壊。
手作りのイスも棚もあまりに執拗に破壊するので、
「なんなの?ストレス解消?」
と尋ねたら、
「あたりまえだよー!ストレスいっぱいある」
「学校行くの疲れる」
「兄貴が理不尽でムカつく」
「親がー!」
「〇〇君、腹立つ!」
などと叫びながら、木材にあたっていました。
木材は次の工作に使われるし、ボロボロになったらマキになるのでいいのですが、手作りの棚を壊されるのはやはり悲しいものがあります。あらかじめ避難させておけばよかったのですが、時すでに遅し…。
しかし、ぐっと堪えて思うのは、ストレスの吐口が本当に無いのかもしれないからです。
ストレスで荒れ狂う人に、まともな説教は通じませんし、
棚は直せても、日々耐えて突然ポッキリ折れた子どもの心は簡単には治せません。
生きていれば、それなりにストレスがかかる社会ですが、息抜きをしてうまく付き合っていくことが必要です。彼らの日常はそれが難しいのかもしれません。
大人は趣味に没頭したり、食事をしたり、時にはお金をかけて様々な手段でコントロールします。
子どもは遊びの中で、体験を整理したり、身体を動かしてコントロールします。
しかし、放課後や休日も宿題や習い事といった「やること」に埋め尽くされ、少子化で遊び友達は少なくなり(家によっては近所に同年代が居ない)、遊びの環境は悪化するばかり。
行き場をなくしたストレスは、子どもをイライラさせるのだと思います。
■ストレス発散のその後
遊びの中のストレス発散は、本当に効果がある!と感じた出来事があります。
とある子は、午前中はイライラしていたのに、遊ぶうちに落ち着き、午後は穏やかに遊んでいました。
もっと長い目で見ると、1年半活動してきたプレーパークけせんぬまでは、最近常連の子どもに変化がみられました。
遊びに来ては、イスに穴を開けたり、テーブルを切ろうとしたり、乱暴に工具を使って工具も破壊していた子どもが、破壊をしなくなってきたのです。
イライラしていた表情も穏やかになったように感じます。
貴重な支援のお金で買ったり、寄付してもらっている工具を壊した時は怒りますが、反発せず聞き入れることも増えてきました。
時々思い出したように、物を壊すこともありますが、直せないものではない限り「なにかあったのかなぁ」と見守ることにしています。
遠藤みゆ
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
一般社団法人プレーワーカーズ
【ご支援と拡散・シェアのお願い】(3月31日まで)
寄付プロジェクトに挑戦中です!目標額100万円!
詳細はこちら
https://peraichi.com/landing_pages/view/playworkers
◆プロジェクト内容
<名取市下増田と気仙沼市田尻沢にある一軒家の庭を開放した子どもの遊び場づくり>
http://akaihane-miyagi.or.jp/challenge/org29
◆寄付の方法
①専用の振込用紙(窓口のみ)
赤い羽根共同募金・みやぎチャレンジプロジェクトに参加しています。
専用の振込用紙を郵送しますので、コメント・メッセージを送ってください。
募金用紙に付属している振込用紙に必要事項を記載し、郵便局の窓口で振り込みをお願いいたします。
後日、お礼状を送付させていただきますので、必ず「お名前」「ご住所」「領収書(いる・いらない)」「寄付者名、金額の公表に同意(する・しない)」をお書きください。
②プレーワーカーズの口座へ振込(ATMも可)
お振込み確認後、プレーワーカーズ事務局が代理で、宮城県共同募金会に振り込みをします。
※そうすることで、税制優遇が受けられる領収書を発行することが可能です。
この場合も、必ず「お名前」「ご住所」「領収書(いる・いらない)」「寄付者名、金額の公表に同意(する・しない)」を通信欄にお書きください。
<ゆうちょ銀行からお振込みの場合>
一般社団法人プレーワーカーズ 代表理事 須永力(シヤ.プレーワーカーズ)
「記号」18160 「番号」07006291
<他金融機関からお振込みの場合>
「店名」八一八/普通預金/「口座番号」0700629
☆子どもが遊び育つ社会を目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします☆
③クレジットカード決済
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【プレーパークけせんぬま】いつもは末っ子、今日はお兄ちゃん
プレーパークの良さのひとつは、異年齢で遊べること。
子どもが日常過ごしている幼稚園や学校では、ほとんどが年齢でクラス分けされます。おのずと友達は同年齢になりがちです。その日常から見ると、週末だけですが異年齢で遊ぶ場所は貴重なのかもしれません。
晴れでも雨でも来る常連さんが何人かいます。その中でも一番年下の男の子。いつも小学生のお兄さんお姉さんに囲まれながら、マイペースに遊びます。
きょうだいに例えれば、「末っ子」。
最初の頃は、年上の子どもとぶつかって転んでは泣き、泥に濡れたら泣き、ビクビクとしながら遊んでいましたが、
1年経つと、少し転んだくらいでは動じなくなりました。
そのかわり遊びたい気持ちが溢れて、思い通りに遊べない時、遊びたいのに眠い時、まだ遊びたいのに帰らなければいけない時に泣いて騒ぐようになりました。エネルギーの限り遊ぼうとする姿は、本当にパワフルです。
ある日、彼よりも小さい女の子が遊びに来ました。
女の子は「赤い車に乗りたい」と身振りで主張します。
車が大好きなその男の子、考えた末に「一緒に乗ろう」と思ったようで、まずは女の子を車に乗せました。
そして後ろに自分も乗ろうとしたけれど、あいにく1人乗り用。どうしても乗れなかったので、後ろから押したり、前で引っ張ったり。
まるでこの日はお兄ちゃんのようでした。
まだ日本語の会話は難しい2人ですが、遊びのコミュニケーションはバッチリ。
こんな小さい時の記憶はお互い薄れてしまうのでしょうが、心地よく遊んだ感覚を重ねるほど心は満たされていくはずです。
遠藤みゆ
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